左右猫の目の色が違うのは病気?オッドアイが生まれる理由と確率は?

猫の目が左右で違う!と思ったことはありませんか?

なぜ左右目の色が違うのでしょうか。宝石のような目に吸い込まれそうになりますが、目の色が左右で違うというのは病気なのでしょうでしょうか。

オッドアイといわれる猫が生まれる理由と確率について解説します!

①オッドアイとは

オッドアイとは医学的な名称で「虹彩異色症」と言います。

「オッド」とは、片方の、奇数の、風変わりな、という意味があります。

なので左右の瞳の色が違う、または片方の瞳の一部の色が変化している事を指します。

日本では昔からオッドアイの中でも片方が黄色、片方が青色の瞳の猫を「金目銀目(きんめぎんめ)」と呼び幸運を運ぶ縁起の良いものだと大切にされてきました。

②オッドアイが生まれる理由

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オッドアイが生まれる理由は確定されたものは無くいくつか理由があります。

<先天性>

・目の中の虹彩(色の付いた部分)の色素細胞が少なくなると青色に見えます。

よく青色の色素が付いてオッドアイになると思われているのですが、実は色素が少なくなることで目が青く見えているのです。

この色素が完全になくなると血の色が透けて見えるため赤色の目になります(アルビノ)。

・母猫の体内で目の色素細胞が正しく作り出せなかったときにオッドアイになります。

・ジャパニーズボブテイルというしっぽが短く丸まった猫がオッドアイになりやすいのでジャパニーズボブテイル同士を交配させ純血のジャパニーズボブテイルを誕生させることもあります。

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<後天性>

・緑内障を患うことにより、虹彩が傷つき目の色が変わりオッドアイになります。

・事故や怪我ことで虹彩が傷つき目の色が変わりオッドアイになります。

③猫オッドアイの病気の可能性は?

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生まれる理由でもありますが緑内障を患っているとオッドアイになる可能性があります。

後天的にオッドアイが現れた場合は病気や怪我が原因かもしれません。

そしてオッドアイで青い色を持つ白猫に聴覚障害がある猫が多いことがあります。

この聴覚障害はオッドアイの白猫のおよそ80%が発症しています。

オッドアイだからと断定できませんが、障害を持つことでほかの猫よりも短命であると説もあります。

しかし野生とは違い室内飼いをしている猫なら、その障害が原因で亡くなる事が少ないので必ずしも短命になるとは限りません。

④オッドアイが生まれる確率

全ての動物にオッドアイは誕生しますが猫はそれに比べ誕生する確率が高いです。

すべての猫の中でオッドアイの猫はおよそ1%しか存在していません。100匹で1匹の割合ですね。個人的には意外と高確率だなと思います。

白猫に多く見られることがありその確率はおよそ25%。

一般的に白猫が生まれてくること自体珍しく、確率はおよそ5%と言われています。

珍しい白猫が生まれたらオッドアイの可能性が高まりますね。

キメラ猫

もっと不思議で神秘的なのがこちらの猫ヴィーナス。

キャプチャsasasaw

目の色が違うだけでなく、顔の色も左右半分で分かれています。オッドアイは基本白猫に多いのですが、キメラ柄の猫でさらに左右対称となるとその確率は天文学的な数字になるかもしれませんね。

⑤まとめ

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人気のあるオッドアイですが実はペットショップなどの販売価格は他の猫と変わらないことが多いです。

「オッドアイ=病気」だから寿命が短いと考えられていることがあるからだと思います。

確かに病気が原因で発症することも多々あります。

しかし実際にオッドアイは短命だというしっかりとした研究データはありません。

室内飼いで毎日のお世話をきちんとすれば他の猫よりも長く生きてくれる可能性があります。

縁起の良いオッドアイなので幸運を呼んでくれるかもしれませんね!

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