懐いた相手について歩いたり、抱っこを好むというチョコレートの様に甘く愛らしい性格、ふわふわした柔らかい被毛を持つと言われる猫「ヨークチョコレート」。
平均体重や平均寿命といった身体的特徴や、性格、値段や飼い方についてご紹介します。
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— 猫の王国 (@nekonekogazou) July 9, 2016
目次
①ヨークチョコレートはどんな猫?
ニューヨークのヤギ酪農家で偶然生まれたチョコレート色の被毛を持った猫が起源であり、その珍しい猫は家主ジャネット・チファリー氏の家業を変えてしまいます。
1983年に生まれた茶色の被毛を持つ猫「ブラウニー(茶色の猫)」は、長毛の黒猫(雄)と白黒猫(雌)を親に持ちます。
ブラウニーと長毛の黒猫を交配すると、チョコレート色の雄、ホワイトとチョコレートの混在した雌が生まれました。
何とも不思議なこの猫の被毛の色に魅了されたジャネット・チファリー氏は、ついに農場をやめキャッテリを運営するようになり、1989年には27匹まで猫を増やしました。
同年9月のキャットショーで優勝したことをきっかけに、努力の結果1992年3月にCFFで、1995年3月にはCCAでチャンピオンシップステータスを獲得しました。
②ヨークチョコレートの体形や見た目の特徴
特徴的な羽毛の様に柔らかでミディアムの被毛は、首・胸元で厚くなっており、色の種類はソリッド(単色)とバイカラー(2色)があります。
ソリッドはチョコレート、ライラック、バイカラーではチョコレート&ホワイト、ライラック&ホワイトの色があり、成長と共に色が濃くなっていきます。
アーモンド形の目はゴールド、グリーンの色を持ちます。
大きめの耳にふわふわの房毛(タフト)、長めの首、体を持ちがっしりした体形を持ちますが、しっぽは先に向かうにつれ細くなっています。
③ヨークチョコレートの平均体重
がっしりしたロングアンドサブスタンシャルな体形を持つ中型~大型の猫で、雄6.3~7.2kg、雌4.5~5.4kg程の大きさになる猫であり、一般的な猫と比べやや大きめです。
被毛の色や体形と相まって更にどっしりかつもこもこっとした印象を与える猫となっています。
④ヨークチョコレートの平均寿命
ヨークチョコレートのかかりやすい平均寿命の詳細な情報はありません。
猫の平均寿命15.75歳を一つの目安として考えるのも良いでしょう。
日頃の食事、体調に気を付けたり、定期的な健康診断を行うことでより健康的に長生きしてくれるようになるでしょう。
⑤ヨークチョコレートの性格?
落ち着きはあるが友好的で人懐こい、抱っこ、撫でられることが大好き、飼い主について回るといった甘え方をする姿はチョコレートのように甘く、飼い主さんをメロメロにしてしまう猫ですね。
猫との触れ合いを求める方にはバッチリです!
⑥ヨークチョコレートの値段や入手方法
wiiu取り返してきた朝
おはヨークチョコレート pic.twitter.com/BBcsHyGTuk— ぶんめい。 (@subcul_bnbn) April 5, 2016
里親募集で探してみたり、ペットショップ、ブリーダーで取り扱いがあるか相談してみると良いでしょう。
価格についての詳細な情報はありません。
キャットショーで優勝した猫と同じ血筋であることを考えると高額になる可能性もありますので、30万円以上は覚悟しておいてくださいね。
⑦ヨークチョコレートの飼い方
☆生活環境
スキンシップを好む猫なため、留守番などで一人きりにしない工夫や、スキンシップを求めてきた際に可能な限り応えてあげるようにすると良いでしょう。
被毛のお手入れとしては、週2、3回程のブラッシングで問題ありません。
被毛の状態を見てシャンプーなども適宜行ってあげましょう。
☆かかりやすい病気
ヨークチョコレートのかかりやすい病気として詳細な情報はありません。
性格の傾向を考えストレスを溜めないように気を配ったり、一般的な猫がかかりやすい泌尿器系の疾患、ウイルス性疾患、肥満などに注意をしたり、定期的な健康診断を心がけると良いでしょう。
⑧まとめ
ツンツンした猫も好きだけど、やっぱり甘えられるのが好き!一緒にまったりと過ごしたい!と言った方におすすめな猫です。
少し重めの体重は飼い主の膝に負担を強いてしまいそうな所が心配ですね!