猫の出産回数や産む数は何匹?何歳まで子供を産めるのか?

猫は多胎動物なので複数の子猫を産みます。

1回の出産で産む数は何匹くらいなのでしょうか。

また生涯の出産回数何歳まで子供を産めるのかについて、妊娠・出産の流れを踏まえて解説していきます。

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1 猫の発情期

1-1 季節はいつ?

2~4月、6~8月の間となります。メス猫が生まれて、5~9か月ごろから発情し始めます。

その間の期間は2~3週間ほど、発情のサインを出します。

1-2 発情のサインは?

メス猫の場合2~3日くらい、やたらと体を地面にこすりつけたり、スプレーが多くなります。また、鳴き声も多くなり「うおぉ~ん」と悩ましい声を出します。

オス猫の場合尿臭が強い・放浪したりします。放浪はメス猫を探すためです。

2 メス猫の妊娠

2-1 妊娠期間は?

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おおよそ60~68日。一番多いのは63~65日の間ですね。約9週間もあります。

2-2 乳首の大きさ

発情期を終えてメス猫の機嫌がいい時に乳首の大きさをどのくらいか?確認してみましょう。ピンクか赤に色が変わっていて大きくなっていませんか?

妊娠と思われる日から15日~18日目くらいに兆候が表れます。

2-3 乳首から母乳らしきもの

乳房も大きくなり、乳首から母乳らしきものが出る場合があります。ただし、妊娠の可能性があるとはかぎりません。なぜなら、発情期と静寂期を繰り返すからです。

2-4 妊娠した体型

横から眺めると背骨が湾曲しています。お腹も少しですが、大きくなっています。ほかにも、首や脚など全体的に太ってきます。

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3 猫の出産

3-1 出産前の準備

出産用の箱を用意します。暖かいところで静かな場所に置きます。古いタオル・毛布や新聞などを箱の中に入れて、エサや水・トイレも置き安心して出産できる環境を作ります。

3-2 出産中に問題が起きたら・・・

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猫の出産は、大概は安産ですが、難産になるときがあります。

例えば、陣痛が長い場合(1時間以上くらい)子猫が産道で詰まっている可能性があります。すぐに、病院へ連れていきましょう。

仮死状態で生まれた場合は、全体の覆っている羊水をタオルでふき取り呼吸しやすいようにします。鳴き声が出てきたら、大丈夫です。

4 1回の出産で何匹産む?

猫は、一度の出産で2~6匹の子猫を産みます。

家でもし飼えるのであればそれがベストです。しかし、メス猫がいるとまた手術しない限りドンドン増えていってしまいます。

家庭の事情で飼えない場合は里親サイトなどたくさんあります。里親を募集してみましょう。捨てることは絶対にいけません。責任を持って対処してください。

5 生涯の出産回数

出産を引退させるのは5~6歳ごろがいいですね。

妊娠期間を60日計算として間、8か月以上あけたほうがいいです。

生まれて半年で盛りがきて6歳で妊娠を引退すると仮定すると66カ月。出産までにおよそ65日として8か月ごとに出産するとします。おおよそ生涯出産回数は6~7回となります

1回に生まれる子猫の数を3頭だとして18〜21頭、子猫の数が6頭だったとして36〜42頭となりますね。

6 老齢出産のリスク

出産のピークは5~6歳です。

ですが、猫には閉経がありません。ということは、10歳でも妊娠する場合があります。

未熟児だったり、死産や子猫に障害が出るといったリスクがあります。早めの対策を取り、老齢出産をさせないようにしましょう。

7避妊・去勢のすすめ

7-1 あまり生まれては困る?

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猫を飼うことは、とても楽しいことです。

しかし中には猫が子を産むことに難色を示す人は少なからずいます。理由は、育てるのはめんどくさいからですね。

飼い猫・捨て猫でも妊娠・出産はつきものです。猫が増えることに責任を持てない場合は避妊・去勢をすることによって産むことを止めさせる対策が必要となってきます。

7-2 オス猫の場合

発情期を抑えるためにてっとり早いのが去勢手術ですね。去勢しないと必ず時期が来たら発情します。

メス猫との接点を持たないようにすれば増えることは防止できますが、メス猫に会えないのでストレスをためて大きな声で鳴くことを覚悟してください。

7-3 メス猫の場合

一番は、去勢と同じで避妊手術がいいですね。だだし、動物病院の先生と相談しましょう。

費用やリスクがあります。基本費用はすべて飼い主が、しますが各自治体によっては避妊費用が出る場合があります。調べてみましょう。

まとめ

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猫の出産は大変です。このように猫はたくさん子猫を産みます。

多ければ生涯に40匹以上産むことになるのです。その子供も半年後には出産することになるので必ずあらかじめ「飼い主としてどうしたいのか」を考えておく必要があります。

飼い猫は、飼い主によって対策ができます。

捨て猫は、ほとんど去勢や避妊手術を受けていません。

せめて飼い主だけでも猫の生涯を考えて、子猫がいるかどうか真剣に考えてほしいものですね。

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コメント

  1. 樋口順子 より:

    家の猫は、妊娠して捨てられたのか5月に外で何匹か産んで4匹を家に連れて来ました。
    最初は4匹とも元気に育ってたのですが、1匹は家の前で車に引かれてもう1匹は居なくなって
    しまいました。
    今は2匹元気に育っています。
    お産してつかの間、また妊娠して8月5日、9匹外で産み1匹づつ9匹家に連れて来ました。
    9匹見た時はぞっとしました。でも産まれた以上飼う事にしました。
    今は、12匹…最初に産まれた2匹の猫はあまり人には慣れなくてご飯を食べに来て家の中で走り回ってます。親猫は家で母乳をあげて子育てしてます。これ以上増えたら困るので避妊手術します。

    • 猫ばあちゃん より:

      コメントありがとうございます^^
      最初が4匹。そのあと9匹ですか〜^^;
      現在12匹ということで、たいへんなことですね。
      避妊手術はお金かかりますが今後のことを考えると仕方がないかもしれませんね。

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