野良猫を見かけた時「あの子を飼いたいなぁ」と思ったことはありませんか?
野良猫の飼い方や餌付け方法やなついてくれるコツなど準備物も踏まえてまとめました。
これから野良猫を迎え入れようと考えている方は参考にしてみて下さい。
野良猫を飼う準備
野良猫を飼いたいと思ったらまずは迎え入れるため猫の用品を準備しましょう。
最低限必要なものは、猫のエサ・トイレの砂があればまずは十分です。
エサの入れ物や水の入れ物は空いているパックやお皿で代用できます。
我が家では豆腐のパックが猫の水入れになっていました。
トイレはプラスチックの引き出し(衣装ケースなど)があれば入り口を切って切り口の処理をすれば十分使えます。
段ボールを使用している方もいますがおしっこが下に浸みる場合があります。
防水処理をすれば使えると思いますがあまりおススメはしていません。
あとは、私がおススメするのは猫の隠れ家になるような箱です。
新しいお家の環境に慣れるまでは猫の逃げ場を作ってあげましょう。
一か所でもそのような場所を作ってあげると猫も少しは安心できると思います。
これも段ボールなどで代用できるので準備してあげるとよいでしょう。
おもちゃや爪とぎなどは猫がまず新しいお家に慣れてからで良いので急いで準備する必要はありません。
野良猫の餌付け方法
準備だけが万端でも猫が寄ってきてくれないと連れて帰ることは難しいでしょう。
一番手っ取り早いのはエサでつってしまう事です。
だからと言ってエサを見せればすぐに寄ってくる野良猫ばかりではありません。
餌付けのコツ
・基本は低い姿勢(座れると良い)
・最初はエサを置いて少し離れて置きひたすら待つ
・食べてくれるようになったらエサを手に置いて誘ってみる
この手順で大抵の猫は寄ってきてくれます。
焦らずゆっくりで良いのでなるべく決まった時間に毎日エサをあげるようにしましょう。
猫の警戒心は思ったよりも強いので、1日2日でなつく猫は少ないと思います。
根気の勝負になるので本当に野良猫を飼いたい場合は諦めずに頑張りましょう。
ただし、野良猫の餌付けは住民トラブルに発展することもあるので、十分ご注意くださいね。
野良猫がなつくコツ
エサを食べれば野良猫をお持ち帰り出来る訳ではありません。
手でエサを食べるようになったら少しずつ触れてみましょう。
最初は手の甲で優しく触れる程度から、慣れてきたら手の平でも撫でてみましょう。
無理に触ろうとしたり抱き上げたりすると驚いてまた一層警戒心が強くなってしまいます。
優しく声を掛けてあげるのも良いでしょう。
猫が自らすり寄って来てくれるまでが勝負になります。
それまで抱っこしたい気持ちを抑えゆっくりと関係を築いていきましょう。
▶野良猫がなつく簡単な15の方法!なぜ女性や子供は仲良くなれる?
野良猫を飼う注意点
野良猫を飼う時にはペットショップから迎えるなどと違い注意する事があります。
本当に野良猫なのかを調べる
田舎の方では特に、首輪をしていない飼い猫がたくさんいます。
飼い猫ではないかまたは迷子の猫ではないのか、しっかりと確認してください。
野良猫は寿命が短い
一般的に普通に猫は平均13~15年の寿命に対し、野良猫は2~3年と極端に短いです。
迎え入れた時の年齢にもよりますが早くお別れがきてしまう可能性がある事を頭に入れておいてください。
病院での検査
野良で生活していたので何か病原菌を拾っている可能性は高いと思います。
なるべく早く病院に連れて行って検査をしてもらいましょう。
特に猫エイズウイルス感染症と猫白血病ウイルス感染症の検査は獣医さんにも勧められると思いますが必須で受けて下さい。
野良猫を飼う費用はどのくらい掛かる?
最低限必要な猫の用品だけですと初期費用は2,000円ほどで済むと思います。
しかし飼い続けることを前提でお迎えするのでそれからの費用がまた掛かってきます。
まずは迎え入れてすぐに病院に行くので検査費用が掛かります。
初診料:500円~3,000円
検便:500円~1,700円
血液検査:4,000円~1万円
ワクチン接種:3,500円~8,000円
雌の場合は避妊手術(2,000円~1万円)
雄の場合は去勢手術(2,000円~8,000円)
おおよその料金ですが病院や自治体によりこれよりも安く済むことや高くつくことがあります。
必ず一度病院に連絡を入れて金額を確かめてから受診するようにして下さい。
一般的に猫を飼うと毎月2,000円~4,000円かかると言われています。
これはエサとトイレの砂の金額なのでそこから毎年のワクチン接種代、ペットの保険、爪とぎやおもちゃの生活雑貨などが上乗せされます。
節約しようとすればおもちゃなどは代用が効きますので少しは抑えられます。
安易に野良猫を保護してお金が足りず結局野良猫時代よりも大変な生活をさせるのは駄目だと思います。
掛かる費用をしっかり確認した上で猫を迎え入れるようにして下さい。
まとめ
野良猫はペットショップやブリーダーから迎え入れるより飼うことが難しいです。
私自身も今まで飼っていた猫はみんな野良出身でした。
迎え入れてからなついてくれた時は、もう10年以上経っていました。
仰向けに寝ている私のお腹に乗り喉を鳴らしながら寝ていく様子に心から感動しました。
本当にその野良猫を飼うと決めたら最期まで大切に育ててあげて下さい。
野良猫を飼うのに一番大事なのは「猫が大好き」という気持ちだと思います。
あなたが本当に「猫が好き」で一生大切に育てる自信があるならば、是非家族の一員として暖かく迎え入れてあげて下さい。
コメント
どうしてもなじめないので、近いうちに去勢手術をして、外にいる親猫に戻そうと思います。野良猫に戻すのは、間違いでしょうか?
どうしても馴染めないのであれば仕方ないのかもしれませんね。去勢手術をされてから様子を見てから判断されるのでいいかと。少し体力がつけば生きていけるとも思います。
私は家の中で猫を14年飼いました、死んでしまって8年経ちました、ベットロスになりました、今ノラ猫が私の前で、生活をしています、1度6匹去勢して上げましたので、今寒くて可愛想、餌は毎日上げています、捕獲器もげ-じもありますを私は今度死んでしまったら、生きていけませヲン、死んだ猫ちゃんとお墓一緒に入リます、今ノラ猫ちゃん2Fなので入ることが出来ません、何かアドバイスお願いします、
荻野さま、ペットロス辛いですね。野良猫ちゃんをかわいがってあげてくださいね。でも、いつかは亡くなるのでそのときはまたお腹を空かしている野良猫ちゃんのために頑張ってあげてください!野良猫が慣れるまではかなり時間を必要としますので、声掛け、餌あげを忍耐強く続けていきましょう^^
はじめまして。
リンクを貼らせて下さい。
よろしくお願いします。
リンクを貼ってもらうことは違法行為でなければ基本問題はありません。よろしくお願いします。