キャットフードを選ぶ際に知っておくと良いポイントがあります。キャットフードのおすすめについて説明していきます。
市販されているキャットフードは猫の体調、健康に合わせて数多くのラインナップがあり、同じように見えて配合される成分が大幅に異なることもあります。
でも、どのキャットフードを選べばいいかわからないですよね。
あなたが与えているキャットフードは猫にとって本当に健康的で安全なのか。安い価格のキャットフードは猫にとって安全でないものが含まれている場合もあります。
キャットフードランキングの前に、猫の餌のこと、キャットフード知っトク情報など飼い主の責任として知っておいてもらいたいことも詳細解説しております!
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目次
①キャットフードの種類と特徴
☆ドライ&ウエットタイプの違いと特徴
ドライタイプ
ドライタイプはいわゆる主食「カリカリ」のことです。
固さがありよく噛む作りのため歯石・歯周病予防に良くカロリーも高いです。
ドライタイプでも水分が多めのソフトドライ、セミモイストタイプもあります。
一般的に個包装やジッパー付きの袋500g~2kg単位で販売されており、開封して1か月が賞味期限の目安です。
密封できる保存容器に移し替えると劣化を防げ、未開封であれば1年~1年半はもつとされています。
ウェットタイプ
ウェットタイプは缶詰、パウチ、アルミトレイタイプの容器に入っており、フレーク、レトルト、ペースト、スープ状等に調理されています。
素材本来の味に近い作りのため嗜好性が高いですが、カロリーは少ないです。
一般的に70~130g(50~150円)程の食べきりサイズで販売されており、開封して1日が賞味期限目安です。
未開封であれば1年~3年はもつとされています。
☆栄養成分の違いと特徴
一般的に選択されるのが主食である「総合栄養食」。
健康維持に必要な栄養素すべてを含みます。
その他に「間食」であるおやつ、ふりかけなどの「一般食」、特定の栄養成分補給を目的とする「栄養補助食」、特定の病気対策の「療法食」に分かれます。
☆その他
成長段階に合わせたタイプ、穀物(米、小麦、豆、とうもろこし等)を使わない「グレインフリー」、小麦系に含まれるたんぱく質グルテンを含まない「グルテンフリー」、人間が食せるレベルの「プレミアムフード」、自然素材のみで作られ無添加の「ナチュラルフード」など様々な種類があります。
②猫の餌で与えてはいけないもの
中毒や命に関わる可能性のある食べ物は以下になります。
・カフェイン類(コーヒー、お茶、コーラなど)
・カカオ類(チョコレート、ココアなど)
・体を傷付ける恐れがあるもの(骨つきの肉、魚)
・体調不良を起こすもの(イカ、貝類、青魚、人間用の牛乳、塩分の多い食品、香辛料、生卵、ドッグフード等)
・感染症を起こす恐れのあるもの(寄生虫がいる可能性のある生の豚肉)
③キャットフードと手作り餌の比較
☆手作りのメリット
簡単~難しいものまで手作りできる食事があります。
手作り全体に言えるのは「より明確な目的を意識した食事を選べる」ことだと思います。
キャットフードに不足している成分をサプリメントなどに頼らず補うことや、キャットフードに添える一品を手作りすることも当てはまるでしょう。
素材・鮮度・調理方法を自分で選択できることはもちろん、手間暇かけて愛情込めた食事やおかずを与えることができます。
☆手作りのデメリット
簡単なおかずでもキャットフードと違い、ある程度調理する手間が必要です。
主食・副食どちらを目的として与えるのかによっても変わりますが、主食として与える場合は猫の健康維持に必要な栄養素・素材の把握が重要なため難しく毎食偏りなく作ろうとすると大変な労力が必要です。
キャットフードも手作りも「選ぶ・作る」過程で手間が生じるのは同じです。ただし選択肢が広がり過ぎる手作りに比べ、ある程度準備されたものが使えるという点ではキャットフードの方が楽で安心ですね。
④キャットフードが優れている点
総合栄養食であれば最低限必要な栄養素は兼ね備えているため安心して毎日与えられることだと思います。
フードによって素材の品質・こだわりも様々で成長段階や健康状態に合わせた選択肢も豊富です。
使われる原材料を理解すれば飼い猫に合ったキャットフードで簡単に健康管理ができます!
⑤猫に必要な成分
・水
常に体内の水分量を90%近く保つ必要があります。
10%近く水分を失うと病気を発症するリスクが高まります。
水分を常に飲める環境づくりと、体調に合わせたフードの選択が必要です。
・たんぱく質(アミノ酸)
成長・再生・修復・体の維持に必須な栄養素であり、人間より5倍近く必要と言われています。
また必要な量の生成不足になるタウリンは動物性たんぱく質に多く含まれています。
そのため主原料は動物性たんぱく質であることが理想です。
・脂肪(脂肪酸)
たんぱく質に次ぐ大きなエネルギー源です。
皮膚、腎機能の成長・維持、炎症の治癒に必要とされています。
リノール酸・α-リノレン酸(アラギドン酸)は体内で作る事の出来ない脂肪です。
・ビタミン、ミネラル
ほんの少し必要ですがほとんど体内で作ることができません。
バランス良くとり、過剰摂取しないよう気をつけるべき栄養素です。
ビタミンA、B1、B2、B6などは体内で作ることができずビタミンA、チアミン(B1)、ナイアシン(B3)は特に必要なビタミンです。
ミネラルにはカルシウム、リン、カリウム、塩素、ナトリウム、マグネシウムなどがあります。
・炭水化物(糖質と食物繊維)
糖質はエネルギー源として使われ、炭水化物の中でもエネルギーのない食物繊維は消化しにくくお腹に負担がかかる反面、便通、腸内環境を良くする効果があります。
⑥キャットフードの成分
一般的に肉や穀類が素材の大部分を占めており品質により「肉・ミート・チキン・フィッシュ」、「副産物・ミール」と呼ばれます。
鶏、鮭など明確な表示であれば素材そのものを使用しています。
格安品は穀類が多く、ある程度高価になると動物、魚の肉が多く使用されています(ただし療法食など当てはまらない場合もありますね)。
脂肪には酸化防止剤としての役割があり、動物・植物性があります。
添加物は香りをつけたり、美味しく見せたり、保存しやすくするために入れますが、できれば避けたい、もしくは安全素材で代用してほしい部分です。
※ 素材元が明確に記載されていることが安全の目安になります!
⑦キャットフード国内産か海外産か?どっちがいい?
どちらが良いか?といえば「それぞれの商品」の内容次第と言えます。
すくなくとも国産品だから安全というのはキャットフードには当てはまりません。
原産国表記は肉や魚の品質を示し安全性の目安となります。
海外でのキャットフード分類は「人間がたべることのできる食品」です。
そのため、質が良くないと言われる「ミール、副産物」使用の場合でも食品として利用できる部分を使っていると考えられます。
原産国表記は使用される素材の品質を見極める目的の一つとして確認すると良いでしょう。
また製品の原産国だけでなく素材自体の原産国もわかるとより安心できます。
⑧キャットフードの安全性ポイント
(※飼い猫の健康状態によっては異なることもある)
・良質の動物性たんぱく質を使用している
・ビタミン、ミネラルがバランスよく配合されている
(※ビタミン、ミネラルは野菜に豊富に含まれていると言われる)
・無着色、無添加が理想
・劣化させないように1か月に食べきれる量で購入する
⑨キャットフードを食べない時はどうする?
☆体調を把握しよう
食べなくなったのはいつからでしょうか?健康、病気いずれか判断する必要があります。
まず原因は何か探ってみましょう。
キャットフードを変えてから?
いつものキャットフードも食べない?
食事以外の体調は?
お腹が空いていない?
食事時間が早かった?
容器が合わない?
他に何か変わったことは?
☆与え方の工夫
キャットフードを食べなくなる要因として衛生面、フードの保存状態の悪さ、猫自身の飽きっぽい性格、気分、好き嫌い、高齢化による嗅覚の衰えなど様々に考えられます。
まずはきれいな環境でおいしそうだと感じる食事を意識すると良いです。
容器を清潔に保つ、ひげが当たらない容器を使う、しっかり密封してキャットフードを保存、与える際に温めて臭いを強くする、キャットフードを混ぜる・変える・一品添える、決まった時間に与える、安心できる環境を作る
☆体調が悪そうなとき
キャットフードを1日中何も食べない、ぐったりしている、吐く、下痢などの異常がみられる場合何らかの病気になっているかもしれません。
心配な症状がみられる場合は早めに病院へ連れていきましょう。
⑩キャットフードを吐いた場合の対処
☆どんな様子なのか把握しよう
ひとまず、食べ物や食事方法に問題がないか原因を探ってみる必要があります。
食べている時の様子、キャットフードの形状、キャットフードを変えるなどの変化はなかったか、異物は入っているのかなど観察してみると良いです。
☆一般的な原因と対処方法
⇒ 量を減らす、少しずつ与える
⇒ 小さい粒のフードに変える・砕くなど
⇒ 苦手な素材は使用されてないフードを選ぶ。脂っぽいものや添加物の多いものは避ける
⇒ しっかりブラッシングする
⑪猫のうんちから健康を見極める
☆回数
食物繊維の多いキャットフードの影響や体質によっては一日の回数が多くなります。
またお腹の調子が悪くてトイレに何度も行くこともあります。
☆臭い
キャットフードを変えていないのに普段と違う臭い、血液、硫黄などの普段とは違う臭いがある場合は気を付けると良いです。
☆色
健康な便の色は茶色っぽいです。
⇒ 消化不良かもしれません。
⇒ 膵臓の機能低下が疑われます。
⇒ キャットフードの着色料の影響の可能性があります。
⇒ 消化管で出血している可能性があります。
☆硬さやサイズ
健康なうんちは柔らかすぎず表面に光沢があり、人差し指位の大きさです。
⇒ 水っぽい、ドロドロしている
⇒ ころころとした粒状になっている(水分、食物繊維が足りない)。お腹が張る、苦しそうな様子、何日も続く場合は病院へ。
☆何かが混ざっているとき
血液(鮮血、ドロドロしたものなど)、虫(ひも状)が混ざることがあります。何らかの病気、寄生虫に感染している可能性があるため病院へ連れていきましょう。
☆うんちをする時の様子
力んでいるが出ない、排泄が困難そうに見えるような場合は、便秘だけでなく他の病気も患っている可能性があります。
⑫ケース、状況別キャットフード知っトク情報!
0)キャットフードに共通すること
粗悪なフードは病気発症リスクを高めます。できるだけ良品質な素材から作られているキャットフードを選びたいです。
少ない量でも消化に良く栄養が豊富で健康な身体づくりに効果的なためです。
たくさん食べても満腹感が乏しくエネルギーになりにくい、消化効率も悪い、体に負担がかかる、肥満などの生活習慣病リスクを高める面があるためです。
○○がダメ!ではなく○○の方がいいという考えですね。
グレイン・グルテンフリーなどの製品は効率の良い食事であり、より健康維持や病気予防に優れています。
ただし、選んだキャットフードが必ず飼い猫の体質に合うとは限りません。期待する効果が得られるまでキャットフードの質や種類を吟味してあげましょう。
1)子猫のキャットフード知っトク情報
子猫は健康な身体の基礎を作りあげる貴重な成長期。そのため成猫より2~3倍高いカロリー、栄養素を必要とします。
キャットフードは子猫用かつ総合栄養食を選びましょう。
また生後日数に合わせた食事回数が必要です(生後1年は1日に3~5回程)。
基本的に子猫用キャットフードを用意しているシリーズ製品は成猫用より含まれる栄養成分量が多いため、低価格で子猫用を販売している製品ならば尚のこと子猫用を与える方が安心です。
2)シニア猫のキャットフード知っトク情報
年齢を重ねると活発に行動しなくなる傾向があり必要エネルギーも減ります。
食の細り、身体全体の機能の弱りも見られ病気にもかかりやすくなるので食事もしっかりとケアしてあげましょう。
3)肥満猫のキャットフード知っトク情報
脂肪が減らず常に蓄積されていくと肥満になります。
運動量以上に食べたり間食が多いと簡単にカロリーオーバーになりますし、身体の機能の低下や、避妊・去勢手術、質の悪い食事も影響します。
筋肉量が多いと普段使う脂肪の量も多くなります。
筋肉として活用されやすい物を食べる方が消化にもよく、少ない量で満足感が得られ無駄に脂肪をためずにも済みます。
4)去勢、避妊手術済猫のキャットフード知っトク情報
生殖機能を維持する分のエネルギー消費量が減りその分食べ物に関心が出てくるため太りやすくなります。
また尿路疾患にかかりやすくなるともいわれますが明確なデータはありません。
5)毛玉ケアのキャットフード知っトク情報
換毛期・高齢期による抜け毛の増加も影響しているようですね。
ただし毛玉は吐くだけでなく便と一緒に排出するタイプもいるため、必ず吐かないといけないこともありません。
毛玉ケアのキャットフードは、毛玉を体外へ出しやすくするため食物繊維が豊富です。
6)糖尿病猫のキャットフード知っトク情報
肥満、高齢、避妊・去勢手術により体内のインスリンが少なくなり適切な血糖値を保てなくなる状態が糖尿病です。
タンパク質を多く含む素材は、豆類、魚、肉、卵などです。
炭水化物が多く避けたい素材は、とうもろこし(穀類の一部)や砂糖などです。
食物繊維が豊富で血糖を緩やかに上げる(GI値が低い)素材として豆類、海藻類、肉、魚、緑黄色野菜(ブロッコリー、ほうれん草など)があります。
グレインフリーのフードも糖尿病予防に合っていると思います。
7)下部尿路疾患猫のキャットフード知っトク情報
下部尿路疾患(FLUTD)は尿に関する病気の総称です。
尿の濃度が濃いアルカリ性(ph値が高い)に近くなるにつれて膀胱炎や尿道炎、尿石ができやすくなります。
尿酸値(ph)は食べ物、食事回数の影響を受けるのが基本です。
酸性になる(肉、魚) ⇔ アルカリ性になる(野菜、植物性タンパク質)
何を食べても食後、尿はアルカリ性に傾きますが時間とともに酸性になります。そのため1日の食事回数を決め、食事間隔を開けることがポイントです。
他に尿を酸性にする効果があるとしてハーブのクランベリーがあげられます。
8)腎臓病猫のキャットフード知っトク情報
腎臓病(腎不全)は加齢や感染症が引き起こすとされる慢性的な腎臓の病気です。
水分を多く取ることが何よりも大切です。
腎不全の要因になる尿素はタンパク質を分解した残り屑であるアンモニアです。
アンモニアのまま体内に置いておくのは危険なため、害のない尿素(尿)となり対外へ捨てられます。
粗悪なタンパク質は残り屑を作りやすいため、尿素を増やし腎臓がフル回転し続ける状況を引き起こします。
タンパク質は小さなアミノ酸がいくつも積み重なったもので「質の良いタンパク質=吸収性が良く尿素を作りあげにくい」です。
腎臓病は命に関わる病気のため、基本的に病院で相談してから選択するキャットフードを考えるのが安心です。
⑬キャットフードおすすめランキング!人気BEST10!
<10位:ニュートロナチュラルチョイス>
☆ポイント
・原産国アメリカ
・総合栄養食
・種類が多い
・主原料は種類ごとに魚、肉と分かれている(タンパク質33~36%程度、灰分10.5%以下)
・使用素材に玄米や米が含まれるが、グレインフリー製品もある
・酸化防止剤は天然由来のみ、トコフェロール(ビタミンE)などを使用
・着色料不使用
・成猫1日の給与量…体重3kgにつき45~50g(100g辺り320~400kcal)/1日約81~90円
☆総評
魚、肉メインできちんと作られている。
種類によって栄養成分が大幅に異なるため体質に合わせた選択ができる。
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<9位:サイエンスダイエット>
☆ポイント
・原産国アメリカ
・総合栄養食
・種類が多い
・種類によってメイン素材が小麦、鶏肉など異なる、とうもろこしも使用
・不明瞭な成分表記がある(動物性脂肪など)
・酸化防止剤として天然由来トコフェロール(ビタミンE)、ローズマリー抽出物使用
・着色料不使用
・1袋800g税込み¥950円から
☆総評
種類によって穀類がメインであったり、素材の一部として使用している。
肉は素材そのものを利用しているため安心感があり、値段の割には品質が良く購入したいと思えるキャットフードです。
サイエンスダイエット食品猫餌の価格や安全性は?評判(口コミ)や体験談まとめ!
<8位:カークランド>
☆ポイント
・原産国アメリカ
・成猫用の総合栄養食
・鶏肉メインではあるがチキンミール、玄米、白米も使用(粗タンパク質30%以上)
・1袋11.34kg税込み¥3,300円からと、かなりお得
・成猫1日の給与量…体重2.3~4.5kgにつき26~52g(100g辺り400kcal)/1日約7~15円。
☆総評
総量、値段の割には品質がとても良く良心的なキャットフードだと言えます。
大容量なので保存にしっかり気を配る必要があります。
カークランド(コストコ猫餌)の価格や安全性は?評判(口コミ)や体験談まとめ!
<7位:オリジン>
☆ポイント
・原産国カナダ
・全年齢対応の総合栄養食
・魚メイン、肉メインの2種類
・ph5(弱酸性であるため結石対策に良い)
・穀類、着色料、保存料不使用
・1袋340g税込み¥1,574円とちょっと割高
・成猫1日の給与量…体重3kgにつき45g(100g辺り406kcal)
1日約208円。
☆総評
上位1~5位と同じ位に質が良いキャットフードですが、値段は高めですね。
同じような品質であれば安価な方が負担も少なくて良いです。
オリジンキャッツフードの価格や安全性は?評判(口コミ)や体験談まとめ!
<6位:ロイヤルカナン>
☆ポイント
・原産国フランス(2017年から韓国工場建設予定。8割以上日本への輸出向け)
・種類が多い
・小麦、トウモロコシなどの穀類を使用、種類によってはその比率が高い。
・不明瞭な成分表記がある(動物性脂肪など)
・タンパク質は全体的に28~34%、灰分は5~10%程。
・BHAなどの添加物を使用。
・1袋1kg税込み¥1,998円から
☆総評
数多くの種類がありそれぞれ成分が大幅に異なる点がポイントです。
成長段階、健康状態に合わせた細かい選択ができるのが良いですね。
ロイヤルカナン(猫)の評価や口コミは?安全性と添加物など成分は!
<5位:ファインペッツ>
☆上位キャットフードとの違い
・中国、日本産原材料を使用していないとwebサイトに明記している
・原産国オランダ
・酸化防止剤として天然由来トコフェロール(ビタミンE)使用
・全粒米使用(穀類の一種で栄養価が高くゆっくり消化される効果がある)
・動物性タンパク質が80%以上(粗タンパク質32%)
・アヒル肉、ニシン(魚)を併用、灰分8%
・1袋1kg税込み¥2,468円(定期便を利用すると割引)
・製品そのままのサイズを500円で試せる
・成猫1日の給与量…体重3kgにつき30~36g(100g辺り427kcal)/1日約74~88円。
☆総評
カロリーは1~4位以上に高いが、給与量、値段は上位キャットフートに比べるとあまり変わらない。
グレインフリーではないが全体的に良い品質で安定感があるイメージ。
何より1回だけ利用できるお試し品が太っ腹でとても印象がいいです。
ファインペッツキャットの価格や安全性は?評判(口コミ)や体験談まとめ!
<4位:ジャガー>
☆上位キャットフードとの違い
・動物性タンパク質が80%以上と多め(粗タンパク質40%)
・主原料は骨抜きチキン、生サーモンなど肉と魚の両方を使用、粗灰分は9%
・保存料は天然由来のみ、ミックストコフェロール(ビタミンE)使用
・1袋1.5kg税込み¥4,622円(定期便を利用すると割引)
・成猫1日の給与量…体重2.5~3.5kgにつき40~50g(100g辺り384kcal)/1日約123~154円。
☆総評
上位キャットフードと比べ値段、給与量が若干多め、カロリーは魚メインより少し高めというイメージです。
魚を素材として使うと香りが強くなり食いつきがよくなるようですね。
キャットフードジャガーの価格や安全性は?評判(口コミ)や体験談まとめ!
<3位:シンプリー>
☆ポイント
・総合栄養食
・全ライフステージ(子猫~老猫)対応
・原産国イギリス
・グレインフリー
・動物性タンパク質が多い(白身魚73%)
・香り高く風味が良いと評価が高い
・人工添加物不使用
・1袋1.5kg税込み¥3,849円(定期便を利用すると割引)
・成猫1日の給与量…体重2.5~3.5kgにつき35~45g(カロリーはカナガンと同程度)/1日約89~115円。
☆総評
ただしタンパク質量が多くボリュームはありますが、第1位カナガン程のカロリーはないキャットフードです。
粗タンパク質37%(100g辺り380kcal)、魚は主に骨抜きサーモン31%、乾燥ニシン12%、乾燥サーモン11%、生マス4.65%、サーモンスープ2.3%が使用されており、粗灰分は9.50%とカナガンより1%多いです。
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<2位:カナガン>
☆ポイント
・総合栄養食
・全ライフステージ(子猫~老猫)対応
・原産国イギリス(キャットフード基準の高いヨーロッパ圏内)
・グレインフリー(穀類である炭水化物を使用していない)
・動物性タンパク質が多い(乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%)
・人工添加物不使用
・1袋1.5kgが税込み¥4,276円(定期便を利用すると割引)
・成猫1日の給与量…体重2.5~3.5kgにつき35~45g/1日約99~128円。
☆総評
給与量の調整だけで全年齢に対応できるため、猫の健康にしっかりと配慮されていると感じます。値段通り良い品質で健康な猫の健康をより維持していけるキャットフードだと思います。
▶イギリス最高級のグレインフリーキャットフード
『カナガン』
>>堂々の第2位です!猫は肉食ということでこちらを1位にするか迷いましたが、最近ヘルシー系の流れもきているので、1位はモグニャンに譲りました!
<1位:モグニャン>
☆ポイント
・全ライフステージ(子猫~老猫)対応
・原産国イギリス
・グレインフリー
・動物性タンパク質が多い(白身魚が63%)
・香り高く風味が良いと評価が高い(メイン素材が魚であるため)
・人工添加物不使用
・1袋のサイズ、値段はカナガンと同程度
・成猫1日の給与量…体重2.5~3.5kgにつき45~55g/1日約128~156円。
☆総評
香り高いため食が細っている、病気がち、ちょっと健康に自信がないといった猫にも良さそうです。
魚は100g辺り0.2g程度の塩分を含むようですがモグニャンの粗灰分は6%との表記があります。
>>堂々の第1位です!ヘルシー系のネコちゃんに喜ばれるモグニャンをぜひお試しくださいね!第2位カナガンと交互にあげるのもおススメです!
「モグニャン(あるいはシンプリー)」を週5日、「カナガン」を週2日であげるのがおススメですね!
▶愛猫の食欲をそそる香りと味わい!プレミアムキャットフード『モグニャン』
⑭キャットフード選びなど総まとめ
成長段階によって摂る栄養成分量に違いはあっても、猫が生きていく上で必要な栄養を補給する素材はどの成長段階でもだいたい同じです。当たり前なことですが改めて感じて頂けたでしょうか?
猫の飼育方法を把握しておくことは勿論、病気予防として成長段階、病気によって必要な栄養素やその組み合わせを理解したり、食事内容・方法・環境といった身近なことからもしっかりと猫の健康を考え、市販のキャットフードを有効活用していきたいですね!
最後にコストを抑えたい気持ちはわかりますが、まずは栄養面でしっかりと理解したり、情報収集をしてから初めて実行できることだと感じます。
猫にとってより良いキャットフードをこれからも選んでいきたいですね!
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