猫の中でも人気の高いスコティッシュフォールド。
スコティッシュフォールドの特徴から耳の種類、値段や性格をまとめました。
愛らしいスコティッシュフォールドの秘密を見ていきましょう。
スコティッシュフォールドの
7匹の子猫たち✨✨✨ pic.twitter.com/PQxURkjwVp— にゃんこ動画の祭典♪ (@cat2movie) August 9, 2016
目次
①スコティッシュフォールドの特徴や性格や病気
スコットランドで生まれた「スージー」という名の猫は生まれた時から成猫になるまで耳が折れたままでした。
この耳の折れた「スージー」という猫が子供を産んだとき、また耳の折れた猫が生まれたのです。
折れた耳が母親からの遺伝だと気付き「折れ耳の猫」を新しく交配しようとしたのが始まりでした。
最初「ブリティッシュショートヘア」と交配し「折れ耳」の猫が誕生し、さらに「アメリカンショートヘア」とも交配が行われその後に「スコティッシュフォールド」は誕生しました。
スコティッシュフォールドの性格
スコティッシュフォールドの性格は犬によく似ていると言われています。
人に懐きやすく甘えん坊な性格で遊んでもらうことが大好きな猫です。
逆に留守が長かったり、構ってもらえないとストレスにより病気になる可能性が高くなります。
スコティッシュフォールドの病気
飼いたい猫ランキング1位のスコティッシュ・フォールド☆ pic.twitter.com/CSZaju1ugU
— キュートな動物たち♪ (@cute_anim2) August 5, 2016
スコティッシュフォールドは先天的に骨に障害を持ちやすく、特に後ろ脚に障害を持つことが多いです。
重度になると脚が動かなくなってしまう可能性があります。
お尻を降ろした時に脚の片方に重心が寄っていて反対の脚が浮いているような時はすぐに病院へ連れていきましょう。
完璧に治癒する病気ではありませんが症状を抑えたり症状の進行を和らげることは出来ます。
スコティッシュフォールドの繁殖では「折れ耳×折れ耳」の交配が禁じられています。
スコティッシュフォールド自体障害を持ちやすい猫なので、同士の交配では必ずと言っていいほど将来的に骨に障害を負ってしまいます。他にも奇形の猫が生まれたり、内臓に障害がある猫が生まれてしまいます。
悪徳な商売をしている店では繁殖のみを重視しているためこのようなケースが稀ではありません。
②スコティッシュフォールドの耳の種類
スコティッシュフォールドの耳の種類は4種類あります。
「立ち耳」
その名の通り耳が立っているスコティッシュフォールドです。
生まれた時とストレスや何らかの外部的要因で立ち耳になる子もいます。
折れ耳と違い耳のケアを細目にする必要がなく、耳の病気に掛かりにくいと言われています。
「シングルフォード」
耳の折れ具合が軽い状態です。
耳のお手入れも比較的簡単に終わりますので立ち耳同様病気に掛かりにくいです。
「ダブルフォード」
頭にぴったりとくっつく耳の状態です。
ここまでくると垢や誇り等が溜まりやすいので、お手入れの手を抜かず週に一回は耳の掃除をしてあげましょう。
「トリプルフォード」
折れた耳が3つに重なっている状態です。
一番病気に掛かりやすい形で定期的な耳掃除と気になるときはすぐに綺麗にしてあげて下さい。
折れ耳の猫は外耳炎などの病気に掛かりやすいですが、伝染病や感染症に掛かりにくいとも言われています。
③スコティッシュフォールドの飼い方
特徴的な折れ耳は、汚れや垢が溜まりやすくそれが原因で病気になる事があるので1週間に1度耳のお手入れをしてあげましょう。
スコティッシュフォールドには短毛種と長毛種があります。
長毛種と短毛種でブラッシングの回数が違ってきます。
長毛種は1日に2回を目安に、短毛種だと1日に1回を目安にブラッシングをしてあげて下さい。
④スコティッシュフォールドの平均寿命と平均体重
赤ちゃんの頃のスコティッシュフォールド✨
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スコティッシュフォールドは10歳～13歳と一般的な猫と比べ短くなっています。
先天的に病気を持って生まれやすい猫なので長く生きることが困難かと思われます。
しかしスコティッシュフォールドで約20年間生きた猫もいます。
一般的な猫の平均体重は、成体で３．６ｋｇ～４．５ｋｇです。
オス：3.0ｋｇ～4.2ｋｇ
メス：2.5ｋｇ～3.2ｋｇ
意外とがっちりしている体ですが、一般的な猫に比べて特に変わりはありません。
⑤スコティッシュフォールドの値段
値段は耳の折れ具合で大きく変わってきます。
立ち耳：5～6万円
折れ耳：10万円～20万円
折れ耳の種類は3種類ありますのでその程度により値段が違ってきます。
⑥まとめ
スコティッシュフォールドを飼うときは、ブリーダーからしっかりと話を聞いて購入することをおススメします。
スコティッシュフォールドは先天的な病気を持っている可能性が高いため、その猫のことをきちんと理解している人から譲り受けないとその病気に気付かず購入してしまう可能性があります。
悪徳な商売をする人は禁忌とされる「折れ耳×折れ耳」の交配をして効率的に折れ耳を量産している可能性があるのでスコティッシュフォールド選びは手を抜くことなく情報を確実に提示してくれる人から譲り受けるようにして下さい。
一番有名なスコティッシュフォールドはこの猫↓
