猫を飼っていると様々なキャットフードに目移りすることもあれば、食いつきが悪くなった、より健康的なキャットフードを食べさせたい等さまざまな理由から別なフードへ変更を考える事ありますよね。
新しいキャットフードを気に入ってくれなかったなんてことを防ぐために、変更する際気を付けること、注意点やコツ、変更タイミングなどについてご紹介していきます。
①キャットフードの変更で気を付けたいこと
幼年期、成年期、高齢期といった成長段階によるキャットフードの変更以外の変更は猫の体に少なからず負担をかけます。
なぜ変更するのか猫の健康をきちんと考えてから行いましょう。
良くある変更理由として、食べムラがある、太り過ぎ対策、アレルギー対策、毛玉対策、尿路疾患などの病気対策などがあります。
②キャットフード変更の仕方
・新しいキャットフードを与える際は、今あるキャットフードとうまく混ぜていく。
普段食べる量へ1割ずつ増やして投入していってみる。
例)1日目:新しいキャットフード10% 今までのキャットフード90%
2日目:新しいキャットフード20% 今までのキャットフード80%
・・・
10日目:新しいキャットフード100% 今までのキャットフード0%
③キャットフードの変更注意点
☆変更前
・今あるフードを食べなくなった理由を把握する。
(フードが傷んでいる、食器が汚れている、又は気に入らない等の理由から食べなくなることもあります。)
・特定の食べ物にアレルギーを持っていないか確認する。
・今あるフードと似た匂いのフードを選ぶ。
☆変更後
・食欲や、体調、被毛、顔や目に変化がないか観察する。
・排泄物の変化を観察する。
・食いつきが悪くても、1ヵ月位様子を見て与え続ける。
④キャットフードの変更でこんな時どうする?よくある困った
☆新しいキャットフードを食べてくれない時は?
新しいキャットフードが入っているか分からないようにする、新しいキャットフードをほんの少しずつ混ぜる、一度今まで食べさせていたフードだけを与えてみてから徐々に切り替える、トッピングをするのも良いですよ。
猫がわがままになってしまうため、すぐに別なフードに買い替えるのはやめましょう。
☆軟便や下痢になったら?
新しいフードを与える割合を1日目の量(10%)に戻し様子を見ましょう。
症状が落ち着くようであれば再度量を増やしながら与えてみましょう。
☆キャットフードのローテーションって必要?
基本的には必ずしも必要ではないため、よほど食べムラがある猫であったり、健康やフードに問題ない限りは同じフードを使用するのが良いと思います。
☆食物アレルギーが出たかどうかの判断は?
下痢や軟便、皮膚炎などの症状が出てくる場合はもしかすると食物アレルギーがある可能性があります。
症状が続いたり悪化するようであれば早めに病院へ連れていきましょう。
- 猫の餌の量や時間は?食べない場合の対処法は?
- 猫の餌のおススメは何?キャッツフードの値段、味、安全性の比較!
- 猫にあげてはいけない食べ物や危険性は?好きな物と嫌いな物は何?
- 安いキャットフードで人気&おすすめは?危険で長生きできない?
- 猫の餌の量や回数やタイミングは?年齢や体重との関係性は?
④まとめ
キャットフードを切り替える際に必要なのは、ゆっくり徐々に新しいキャットフードへ体を慣らすことです。
もしうまくいかなくても様子を見ながら少しずつ試していくことが大切です。
また食べる物が変化すると体調変化も起きやすくなるため、切り替えを行う際は充分猫の健康に気を付けてあげてくださいね!