猫のルドルフとイッパイアンテナの友情を描く内容、斉藤洋の児童文学作品が遂に映画化されます。
公開日は2016年8月6日!
猫好きにはたまらない映画になりそうです。
夏休みに子供が猫から友情について学べる作品になることは間違いありません。
ルドルフとイッパイアンテナの原作絵本と映画でどんな違いがあるのか・・・
原作の絵本を確認しながら、あらすじや結末ネタバレなど確認していきましょう。
ルドルフとイッパイアッテナの映画予告動画
まずはルドルフとイッパイアッテナの映画予告をご確認くださいね。
映画ルドルフとイッパイアッテナ声の出演者
豪華な顔ぶれですね!
東京へ迷い込んだ黒猫ルドルフ役は井上真央。
街のボス猫的存在であるトラ猫イッパイアッテナ役は鈴木亮平。
井上真央&鈴木亮平アフレコの感想
イッパイアッテナの声優は鈴木亮平?黒猫ルドルフと犬デビルは誰?
https://nekobachan.com/ippaiattenasuzuki325/
黒猫ルドルフ役の井上真央は猫の鳴き声の苦労話を次のように語っています。
猫の鳴き声は得意なので、それを完璧にしていこうと思った。猫が苦手なうちのワンちゃんを相手に声マネをして、反応したら似てるんだなって。耳をぴくぴくしたり、散歩中に止まったり、結構反応していた。
犬の反応で上手くできているかどうかをチェックするのはさすがプロ根性ですね!
ボス猫イッパイアッテナの鈴木亮平はカッコイイボス猫のイメージ作りに苦労されたそうです。
イッパイアッテナはかっこいい猫なので、かっこいい鳴き声とはなんぞやと。『猫 鳴き声 ケンカ』で検索して、野良猫のケンカを100パターンくらい見た」。だが次第に「猫の鳴き声はかわいい」と物足りなくなり、「とりあえず猫科の動物はほとんど見ました。虎とか」と突き詰めていったという。
野良猫の喧嘩シーン100パターンの研究はすごいの一言です!そういった目線で映画をみると楽しさも倍増しますね!
ルドルフとイッパイアッテナのあらすじと結末ネタバレは?
知りたくない人は読まないでくださいね。
黒猫のルドルフは元々は飼いネコです。
飼い主のリエちゃんに可愛がられ幸せに暮らしていました。
しかし、そんなルドルフが長距離トラックの荷台に迷い込んでしまい、岐阜から東京江戸川区に運ばれてしまうのです。
もちろん、ルドルフは何が起こったのかわかりません。
飼い主リエちゃんのところに戻りたくても、自分がどこに住んでいたのかさえも理解できません。
そんなとき出会ったのが不思議な能力を持つ「イッパイアッテナ」というトラ猫です。
イッパイアッテナという変わった名前になってしまったのは、ルドルフの勘違いからです。
イッパイアッテナも元々は飼いネコだったのですが、とある事情からノラ猫になってしまったのです。
(飼い主が引っ越ししたのです)
元々の名前はタイガー。
そこから近所の猫同士では「ステトラ」
警察官からは「ドロ」
魚谷さんからは「デカ」
学校の先生からは「ボス」
近所のおばちゃんからは「トラ」
とかイッパイ名前が付けられました。
ルドルフに名前を聞かれ、「名前はイッパイアッテナ」と答えたのです 笑
イッパイアッテナは教養があり、なんと文字を読めるのです。
ルドルフは文字や教養を学んでいきます。
そしてイッパイアッテナの協力もあって岐阜に帰る日がやってきました。
これでハッピーエンドと思いきや、帰る前日にイッパイアッテナが犬のデビルと喧嘩をして重傷をおってしまったのです。
ルドルフはそんなイッパイアッテナを見捨てて岐阜に帰ることはできませんでした。
なんと、自分よりも何倍もある大きな犬デビルにかたき討ちを挑むのです。
結末ネタバレは?
生死をかけた戦い・・・
結末は・・・
絵本ではルドルフは無事に大好きなりえちゃんの元に帰ることができました!
原作絵本と映画の違いは?
まだ現時点では違いはわかりませんが、個人的には結末が変わることはないかなと予想します。
子供たちにとって友情の大切さ、学ぶことの重要性を伝えていく目的があるため、結末はその努力が報われるカタチが理想かなと思います。
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まとめ
飼い猫とノラ猫とではすんでいる世界が違いますよね。
飼いネコは飼い主さんに見守られてのんびり幸せに過ごすことができます。
一方、ノラ猫の世界は厳しいでしょう。
餌を自分でみつけて食べていかないと死んでしまいます。
縄張り争いも過酷です。
怪我をしてしまうと病院に連れていってもらうことはできないので自分で治すしかありません。
イッパイアッテナは元々飼い猫からノラ猫として生きることになって、教養や人格(猫格)を身に付けながら立派に生き抜いているのです。
迷い込んできた黒猫ルドルフへの教えは素晴らしいものがたくさんあります。
たとえば、
・言葉を乱暴にしたり下品にしたりしていると心も自然とそうなっていく
・出来ないやつをバカにすることは最低の者がすること
と教えます。
イッパイアッテナから映画を観た子供さんたちにも伝わるといいですね。
実際に映画を観てきました!率直な感想です!
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