アビシニアンは古代エジプトを彷彿とさせるその見た目から「うちでも飼いたい！」と思われる方も多いのではないでしょうか。
でも、「性格がきつそう」「値段が高いのでは？」「多頭数飼いはできるの」といった疑問や不安もありますよね。
見た目からは謎に包まれているアビシニアン、その性格や特徴や鳴き声など踏まえて飼い方について見ていきましょう。
クレオパトラも愛した？アビシニアンの特徴とは？
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アビシニアンは、古代エジプトの壁画に描かれている猫に見た目が似ていることから、クレオパトラに愛されたのでは？とも言われています。
そんな古い歴史を持つと言われているアビシニアンですが、なんと言っても顔とスタイルの良さが魅力的ですよね。
少し丸みを帯びたＶ字型の顔に、とにかく大きな耳、アーモンド型の目、目の下に走るクレオパトラ・ラインが特徴的です。
耳先からタフト（長い毛束）がチョンとはみ出てるのもかわいいですね。
毛色
毛色は、CFAの登録上では、ルディ（赤褐色）、レッド（赤、シナモン）、ブルー（青灰色）、フォーン（淡いココアブラウン、ピンク）の４色があります。
太陽の下で光り輝く黄金の被毛、「ティックドタビー」と呼ばれる織物のような模様もより一層高級感を与えてます。
体型
フォーリンのボディタイプにあたり、すらりと細め、筋肉質な体型です。しっぽが長く、ポウ（足先）が小さめで「つま先立ち」感が強いのも、より一層優美な印象を強めますね。
毛色によって高くなる？アビシニアンの値段は？
値段はおよそ5〜15万円程度が相場となっています。
両親ともにチャンピオンといった超優良血統になると20万円近くすることもあります。
値段の傾向としては、親同士の毛色が同じだと高く、その中でもルディが人気で高くなっています。
毛色や見た目の美しさにこだわるなら専業ブリーダーから購入することをオススメしますが、一般家庭で産まれたアビシニアンの方が当然安くなっています。
アビシニアンの性格や飼い方や鳴き声は？
『なでなでされて幸せにゃ〜（≧∇≦）』 #ソマリ #アビシニアン #猫 #cat pic.twitter.com/xgktliJulF
— セイル (@A_T_1112) June 26, 2016
見た目はちょっとおすまし感があって、とっつきにくい印象を受けますが、実はこの見た目とは裏腹に好奇心旺盛で人懐っこい性格です。
とにかく甘えん坊で、「撫でて、撫でて」という風に飼い主とコミュニケーションを取りたがります。
さらに、名前を呼ぶと返事もしてくれるような頭の良さも持ち合わせています。
鳴き声は
鳴き声は小さめなので、マンション（サイレント）キャットとしてもオススメです。
注意点としては運動量が多く、ついつい食べ過ぎてしまう傾向があるので、食事管理をしっかりしてあげましょう。
既住猫と一緒でも大丈夫？アビシニアンの多頭飼いは？
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甘えん坊で、猫より人に懐く性格なので、どちらかというと一匹飼いに向いているかもしれません。
しかし、アビシニアンは穏やかな性格なので、他の猫も穏やかな性格であれば多頭飼いもそれほど心配はないでしょう。
アビシニアン同士であれば、さらに喧嘩の心配は少なく、遊びでじゃれ合う程度だと考えられます。
それでもオス同士ではケンカに発展してしまう可能性もゼロではないので、メス同士、もしくはメスとオスの組み合わせが好ましいでしょう。
メスとオスを飼う場合、子猫を考えていないのであれば不妊手術を忘れないようにしてくださいね。
まとめ
我が家の猫は（雑種ですが）アビシニアンに見た目も性格も似ています。
見た目のかわいさ、人懐っこさに惹かれて飼ったのですがとても運動神経が良く、撫でてもらうのが大好きで、たまにその賢さにタジタジになることもあります。
何と言っても上品で高貴な印象を持つ猫なので、一緒にいると上質の時間を過ごせているような錯覚になりますね。
購入もさほど難しくはありませんので、ぜひチャレンジされてください！
