日本ではとっても珍しい猫「アルパインリンクス」。
真っ白な被毛に惹き込まれてしまいます。
まだまだ浸透していない品種ですが、アルパインリンクスの特徴や性格・飼い方、平均体重などをまとめました。
①アルパインリンクスの特徴
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— 猫の王国 (@nekonekogazou) August 4, 2016
アルパインリンクスは「デザートリンクス・グループ」というグループの中の1つの品種になります。
オオヤマネコの特徴
リンクスとはオオヤマネコという意味になります。
確定はしていませんがイエネコとアメリカ・カナダ南部~メキシコ北東部に存在するオオヤマネコのハイブリットの猫ではないかと言われております。
この「デザートリンクス・グループ」というグループは全4種類からなっております。
共通の特徴はオオヤマネコに似て筋肉質な体系と、猫の耳の先端によく見られる長く伸びている「房毛(ふさげ)」という毛束が前後の足の指間にも生えている事、そしてポリダクティル(Polydactyl)といって指の数が多い多指であることになっております。
房毛の役割
房毛はほとんどの猫にありますが、何のために存在するのかはっきりと分かっておりません。
一部では、耳の房毛は音や超音波を聞くためにあるのではないかと言われております。
この房毛を切ると狩猟能力が低下すると言われていますが室内飼いの猫はお手入れの一環で切っている事が多いです。
「デザートリンクス・グループ」の中で、アルパインリンクスとしての特徴は真っ白な被毛になります。
それに加えて短毛種か長毛種か、巻き毛と立ち耳であるか、被毛がくるくるのカールもありますが基本的にホワイトカラーであればアルパインリンクスになります。
②アルパインリンクスの性格・飼い方
多指の猫でも特に日頃の生活に支障ありませんが、爪とぎがやりにくくなるので爪がどんどん伸びて肉球に刺さることがあります。
定期的に爪のチェックを行い伸びてきていたら切ってあげてください。
オオヤマネコの血を引いていると言われていますので野性的で動くことが大好きな猫です。
スペースの確保や可能であればキャットタワーの購入をおススメします。
社交的でほかの動物とも仲良くできる性格なので多頭飼いにも向いている品種です。
野性的ではありますが人の言うことも聞いてくれますのでトイレなどのしつけも苦労することはありません。ただ、寂しがり屋な一面もありますので長時間外出などで家を空けることのないようにして下さい。
短毛種は1週間に1回、長毛種なら1週間に2回ブラッシングを行い被毛の手入れをしてあげて下さい。
③アルパインリンクスの平均体重と平均寿命
日本ではほとんどお目にかからない猫なので平均寿命の統計が取れておりません。
確実ではありませんがおおよそ12年~15年との話もあります。
個体によってもまた違ってきますので少しでも長生きしてもらえるようにお世話をきちんと行ってあげた下さいね。
一般的な猫の平均体重は、成体で3.6kg~4.5kgです。
アルパイリンクスは小さいものでも4㎏~、大きくなると8㎏を超える個体も存在します。
④アルパインリンクスと値段
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— 世界のにゃんたま。@相互フォロー100% (@makoba0305) July 10, 2016
日本での取り扱いがまだまだ少ない品種です。ペットショップを探して購入するよりもブリーダーに問い合わせてみる事をおすすめ致します。
日本での取り扱いが少ないので決まった価格が公開されておりません。
飼いたいと思ったら20万円前後と考えて金額を用意しておきましょう。
⑤まとめ
国内では氏ほとんど取り扱いがなく手に入れるまで時間がかかると思います。
しかし初心者でも飼いやすい部類の猫になりますのでぜひ検討してみて下さい。
他の三種類は被毛の色が違う、耳の形が違うだけなのでアルパインリンクスを飼いたいと思ったらデザートリンクス・グループの四種類すべて見ることをおすすめ致します。