しっぽがない猫として知られるマンクス。
マンクスの性格や飼い方、値段などについてお話ししていきます。
また、マンクスとキムリックの違いについてもまとめてみました。
マンクス pic.twitter.com/aeYcWIDS4n
— 世界のにゃんたま。@相互フォロー100% (@makoba0305) July 29, 2016
1 猫マンクスの歴史
マンクスはイギリスにある島、マン島で自然発生したとても珍しいしっぽがない猫です。
なぜ、しっぽがないのかと言い伝えられている話で代表的なのが、ノアの方舟に関する話です。
ノアが方舟を出発するときに方舟の戸を閉めたらしっぽが挟まれしっぽがなくなってしまったと言われています。
2 マンクスの特徴
(=^・^=)マンクスの子猫です。 pic.twitter.com/D1ZUvfgc3R
— 美由紀 (@daiettomamechi) July 16, 2016
マンクスの1番の特徴は、しっぽが猫なのにないということです。
まったくないわけではなく、しっぽがついている種類もいます。
マンクスにはしっぽが全然ないランピー、短いしっぽをもつランピーライザー、もう少ししっぽが長いスタンピー、他の猫に比べると短いロンギーの4種類がいます。
2-1 脚と歩き方
脚は骨が太く前脚よりも後ろ脚のほうが長いです。
マンクスの歩く姿は、ぴょんぴょんと跳ねるように歩くマンクスホップと、しっぽがうさぎのように短いためラビットキャットとも言われています。
2-2 頭と目と耳
頭はとても丸くて、まん丸く表情がよく変わる大きな目をしています。
目の色はブルー、ヘーゼル、グリーン、カッパー、オッドアイといった色が見られます。
耳は先っぽが丸くて大きさはふつうです。
2-3 体つきと被毛
マンクスはがっちりした体をしていて丸い体をしています。
ダブルコートで固めの被毛をしています。
被毛の色はブラック、ホワイト、ブルー、クリーム、レッドなど様々な種類があります。
3 キムリックとマンクスの違い
キムリックは、マンクスの被毛が長い猫です。
被毛の長さだけが異なりあとはマンクスと同じになります。
キムリック同士で交配しても被毛が長い子猫が生まれるのはたったの4分の1の確率です。
猫キムリックの値段や性格と飼い方は?しっぽ特徴とマンクスとの違いは?
4 マンクスの性格
マンクスはおとなしくて穏やかな性格をしています。頭も良くて、飼い主に従順です。
飼いやすい猫ではありますが、知らない人や猫は苦手でとてもストレスになるといった神経質な面もあります。なるべく他の猫と飼うのはやめたほうがいいでしょう。
基本的に飼い主に甘えるタイプの猫ではありません。
5 マンクスの平均体重&平均寿命
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マンクスはオスが4.0kg~5.8kg、メスが3.1kg ~5.0kgが平均体重となっています。
猫の平均体重で比較するとやや軽めです。
マンクスの平均寿命は11歳から14歳と言われていて、猫の平均寿命の15年と比べると少し短いと言えます。
食事や体調に気を使い愛する猫との時間を長く過ごしたいものです。
6 マンクスの飼い方
運動&食事
運動量が多めの猫で、お部屋にキャットタワーがあると上下運動になるので楽しく運動しながら過ごせます。飼い主がマンクスと遊ぶときには、得意なハンティングを生かせる猫じゃらしを使うのもいいでしょう。カロリーが高い食事は太ってしまうため、栄養バランスに気を付けた食事を与えてください。
ブラッシング
マンクスは抜け毛が少ない猫で、ブラッシングの回数は1週間に2、3回でいいでしょう。
夏には毛が生え代わりアンダーコーとが抜けるのでブラッシングの回数を増やしましょう。
7 マンクスの値段は?
マンクスは手に入りにくい猫といえます。
ペットショップで販売される値段は、10万~20万です。
ブリードタイプの場合は15万~30万くらいになります。
8 まとめ
マンクスは日本ではなかなか見ることのできない珍しい猫です。
うさぎのような歩き方に、しっぽがないという特徴的な猫で、珍しい猫を飼ってみたいかたにピッタリの猫といえます。
しつけもしやすく頭が良く飼いやすいことも魅力のひとつです。
国内ではマンクスのブリーダーもがほとんどいないため入手のさいにはアメリカ、イギリスのブリーダーから購入するのがいいでしょう。