皆さんは、ライコイ(リュコイ)という猫をご存じですか?
ライコイは、狼猫とも言われる猫です。
今回はライコイの値段と性格と飼い方、またライコイが狼猫と言われる理由についてもお話ししていきます。
ライコイ別命オオカミ男ネコってのを見た瞬間、ウルヴァリンさん? って思ってしまった。きゃわわ~ん(///ω///) pic.twitter.com/2anAcxaSO2
— えぞ吉*ゴッサムS2鑑賞中 (@e__z__o) May 24, 2016
1 ライコイ(リュコイ)の歴史
ライコイが猫種として認められたのは、つい最近の2012年のことです。
ライコイの繁殖の際に使われた猫は、2パターンあります。
1つめは、テネシー州に住むスフィンクスのブリーダーが発見した子猫です。
この子猫とスフィンクスの遺伝子とは違うものでした。
特徴的なのが、被毛の色が薄いということです。
もう1つは、1人の女性が飼っていた2頭の黒猫の元に生まれた子猫たちです。
子猫たちはテネシー州で発見された子猫と同じく薄い被毛の色をしていました。
この2パターンの猫を交配させた後に新しい猫種として認められました。
ライコイの歴史は浅く、2012年に認定されたばかりで、キャットショーに出場することもまだ認められていません。
また、ライコイという名はギリシア語で狼のことを指します。
2 ライコイ(リュコイ)の特徴
ライコイの1番の特徴は被毛です。
ローンパターンと呼ばれるとてもレアな被毛パターンを持っています。
独立した黒と白の被毛が混じっているパターンのことをいいます。
被毛のパターンの中には1本の毛に何色かあるテックドパターンがありますが全く違います。
ライコイは、産まれたときには体中に被毛が生えていますが生後3週間では毛が抜けていきます。
生後10週では、ローンパターンが出てきて、目や耳、鼻、そして口周りの毛がなくなります。
そのため、抜けた被毛によって狼男に似ていると言われるようになり、ライコイが狼猫と言われる由来となりました。
春が来ると体中の被毛も抜け全身の毛がさらに薄毛へと変化します。
3 ライコイ(リュコイ)の性格
ライコイは、基本的に人懐っこい性格でとても飼いやすい猫といえます。
猫とたくさん遊びたい人や、先にペットを飼っている家庭でも安心して飼うことができます。
そして飼い主に忠実です。
知らない人には警戒心が強い面がありますが、慣れるととても友好的で遊ぶことが大好きな猫です。
4 ライコイ(リュコイ)の飼い方
ライコイはその独特な被毛のため、普通の猫よりも被毛のお手入れは気をつけましょう。
ブラッシングは1日1回日課にし、力を入れないようにしてください。
ライコイの被毛は薄く、肌が傷つきやすいためブラッシングではなく、濡れタオルで拭くだけでも問題ありません。
ワクチンは、しっかり接種し病気予防に努めましょう。
被毛が少ないので、猫の抜け毛が気になる人にもおすすめの猫といえます。
5 ライコイ(リュコイ)の値段は?
ライコイってアイアイみたいな見た目してるけど本当可愛い飼いたい pic.twitter.com/blwDgSCzHE
— らん (@cat_patalliro) May 20, 2016
ライコイは世界的に頭数がとても少ない猫種です。
そのためライコイを手に入れる際には世界中にライバルがいると思っていいでしょう。
ライコイの値段は、簡単にペットショップで手に入る猫ではないためブリーダーの言い値になることが予想されます。
希少さから100万円ほどの値がついてもおかしくないでしょう。
ライコイはとても珍しい猫で、新種ということを考えるとその値段も納得できるかと思います。
6 まとめ
ライコイは、その狼のような独特な風貌で初めて見る人はびっくりするかもしれません。
しかし、飼い主に従順のところやフレンドリーなところが見た目と異なりそのギャップが魅力的に感じるでしょう。
もし、奇跡的に飼うことができたのなら、被毛ケアには充分気をつけてライコイと素敵な生活をお過ごしください。