人気品種ランキングとして不動の人気を誇るアメリカンショートヘアー(アメショー)、その人気の秘密は何なのか?
アメリカンショートヘアーの歴史や特徴、飼い方、値段など気になるアメリカンショートヘアーのすべてについてまとめてご紹介します!
目次
①アメリカンショートヘアってどんな猫?
<歴史と名前の由来>
ネズミ捕り名人「マウサー」の異名を持ち、ハンター気質旺盛なアメリカンショートヘアー。
簡略化してアメショーと呼ばれることも多いです。
船に乗ってあらゆる国を旅してきたことから、今日の「アメリカンショートヘアー」といった名前へ定着するまでいくつか名前が変わってきたという歴史を持つ猫です。
以下にその流れを記載します。
ヨーロッパ生まれの猫。
イギリスへ持ち込まれた後につけられた名前。
アメリカへ持ち込まれた後につけられた名前。のちに、この猫がアメリカンショートヘアーへと名称変更された。
様々な国を旅してきたため「ネズミ捕り用の雑種猫」というイメージが強かったドメスティックショートヘアーですが、アメリカでペルシャと交配され「アメリカンショートヘアー」となってからは、人気が高まり今の地位を確立しました。
②アメリカンショートヘアーの特徴
<身体的な特徴>
☆体型
体重約3~7kgの中型体型(セミゴビータイプ)、筋肉質でどっしりとしています。
☆目
大きめの目はやや吊り上がり気味、水色系はなく大部分が黄緑色となっています。
☆顔
丸みを帯びた中くらいの顔で、顎は角張り、口先はぷっくりと膨らんでいます。
☆しっぽ
中くらいの長さがあります。
お尻の付け根から先端へ向けて細くなっており、先端は丸みを帯びています。
☆被毛
中くらいの長さの短毛種。厚みがあり毛質はやや硬い。
39種類のカラーパターンがあります(70種類以上あるとの話もある)。柄がないタイプも存在しています。
<性格>
☆ツンデレ
自分から積極的に甘えてこないなど猫らしくツンツンしている所はありますが、夜布団に入ってくるなど可愛い面も持ちます。
☆好奇心旺盛
ハンター気質はアメリカンショートヘアーになった今も健在、物おじせず様々な物へ興味を持ち活発に活動します。
☆人懐こく賢い
飼い主の行動をよく読んで、要求があれば訴えるなど賢さがあります。
☆協調性がある
子供の遊び相手になれる、同居動物とも仲良くできるといわれています。
<かかりやすい病気>
アメリカンショートヘアーとなるまでに多くの交雑を行っているため遺伝的な病気もなく丈夫な体を持つ傾向のある猫ですが、一部気になる病気があるので以下に記載します。
猫に使う薬の確認や、生活習慣など私たちでもできることからしっかりと気をつけていけば病気を防ぐことへ繋がりますよ。
☆誘発性繊維肉腫
発症時期 : ワクチンは通常生後2~3ヵ月および成猫時に行います。
対策 : 薬の副作用と猫の体質をしっかり確認しましょう。
☆肥大型心筋症
発症時期 : 全年齢、オスに多い病気と言われます。
対策 : 定期的な検査がおすすめです。
☆尿管結石
発症時期 : 3~5歳のオスにかかりやすい病気と言われます。
対策 : ストレスを防ぎ、水をしっかり飲ませることが大切です。
☆脂漏性皮膚炎
対策 : 症状に応じたシャンプーによる皮膚のケアや、場合によっては投薬治療が必要なこともあります。基本的に栄養状態や食事、感染症その他様々な原因が複数重なることによって起こるため動物病院へ連れていくのがおすすめです。
☆肥満
対策 : 適切な食事量と食事の質、運動が必要です。
<平均寿命>
多くの猫の平均寿命が約15歳と言われる中で、アメリカンショートヘアーの平均寿命は約12~13歳といわれています。
どちらかというと短命な猫のイメージですが、飼い主のケア次第では平均寿命を超えることも可能です。
③似た雑種猫(サバトラ、キジトラ)との違いは?見分け方
☆名前の違い
アメリカンショートヘアーは血統(猫種)名であり、サバトラ・キジトラは被毛の模様のことを表した言葉です。
そのため様々な血統の猫にサバトラ・キジトラ模様の猫が存在しています。
☆柄、被毛の色の違い
アメリカンショートヘアーの柄はクラシックタビー(丸と直線が混ざったような複雑な柄)、サバトラ・キジトラはマッカレルタビー(ほぼ直線)となっています。この違いを知っていればだいたい判断できます。
ただしサバトラ・キジトラは模様名であるため、アメリカンショートヘアーにもサバトラ・キジトラが存在していることは知っておくと良いかもしれません。
詳しく見ていくと、サバトラ・キジトラは鯖のような黒い直線状の柄を持ちます(キジトラの場合は黒褐色や黒の直線である場合もあります)。
地色は銀色のみのサバトラ、赤茶色のみがキジトラです。
反してアメリカンショートヘアーは柄に上から見るとバタフライ・マーク(蝶が羽を広げたように見える)、横から見るとブルズ・アイ(ダーツの的の様に見える)と呼ばれる特徴的な模様があります。
地色は非常に多くあります。
模様の違いで判断できない場合は、猫の血統書もしくは顔を確認するのが一番ですね。
☆顔の違い
アメリカンショートヘアーはペルシャと交配されているため顔が丸く鼻が低くなっています。
反してサバトラ・キジトラ模様の雑種の場合は鼻筋が長くすっきりとした顔をしていますよ。
☆最終的に
模様の違いで判断できない場合は顔の違いを確認すると良いでしょう。
それでも判断できない際には、血統書を見てみましょう。
④アメリカンショートヘアの人気色は?
☆赤茶色系
全体的に柔らかい雰囲気のあるレッドタビー、ブラウンクラシックタビー、ブラウンマッカレルタビーといった茶色系の色が人気です。
☆黒
全身が真っ黒で模様はありません。
黒猫は人気が高い猫と言われていますが、アメリカンショートヘアーでも変わらないようですね。
☆白
全身が真っ白で模様はありません。
黒に続き全身一色の単一カラー猫は人気が高いですね!
⑤アメショーのお世話のしやすさは?
<しつけのしやすさは?>
賢さがあるためしつけはしやすいです。
また物怖じしない、フレンドリー、協調性のある性格は環境の変化にもうまく適応できるため同居動物ともうまくやっていけるという特徴があります。
<食事>
☆どんなフードを選べばいいの?
肥満などの生活習慣病になりにくいキャットフードや、泌尿器疾患対策されているキャットフードを選ぶと良いでしょう。
生活習慣病を防ぐにはお腹に負担をかけず消化に良いグレインフリーキャットフード、カロリー控えめなキャットフードを選び、水を普段からしっかりと飲める環境作りをしましょう。
☆おすすめキャットフード「シンプリー」「カナガン」
太りやすい穀類は一切ないグレインフリーキャットフード。
泌尿器疾患予防に効果的なクランベリー、水を飲む量を増やす効果がある高タンパクとなっています。
全年齢に対応しているため生涯を通して利用することができるキャットフードですよ!
おすすめは、シンプリー!
<運動量>
ネズミ捕り名人のマウサーと呼ばれただけあって遊ぶことがとても好きです。
そのためしっかりと運動できるような環境作りが必要です。
ある程度走り回れる空間やキャットタワーなど猫の好みに応じて準備してあげてくださいね。
また、ねずみのような小さくて動くおもちゃに興味を示しやすい傾向があるためおもちゃを使って一緒に遊ぶのも良いかもしれませんね!
<鳴き声など騒音程度は?>
あまり鳴かない、鳴き声は小さいと言われています。
ただし活動量、運動量は多めなためバタバタ動いたり走り回っても音が響かないようにする工夫が必要になってくるかもしれません。
<被毛のお手入れは?>
基本は1日1回のブラッシングのみで大丈夫です。
梅雨~夏など換毛期に入る時期は抜け毛が多くなるため適度にお手入してあげると良いです。
この時期はブラッシングすればするほど毛が抜けるような状態になりますが、皮膚に負担をかけないよう程ほどにお手入れしてあげて下さい。
<長生きしてもらうコツ!>
・室内飼いを徹底する。
・生活習慣病を防ぐ食事を用意する。
・しっかりと水を飲ませる。
・適度な運動ができるようにする。
・ストレスを溜めない生活をさせる。
以上になります。
普段の様子を見ながらしっかりと体調管理してあげることで長生きしてくれる可能性は高まるでしょう!
⑥アメリカンショートヘアを飼うには?値段は?
取り扱い場所 | ブリーダー | ペットショップ | 里親 |
価格帯目安 | 10~20万円 | 11~30万円 | 0円 |
<地域別おすすめブリーダー・キャッテリー>
☆東京都「高橋信喜ブリーダー」
住所 | 東京都清瀬市中里 |
出張 | 可能(要、人件費5,000円+交通費)。 |
見学 | 可能(要、予約)。※見学場所は所在地 |
テレビ東京どうぶつピースで紹介されたキャッテリーです。
猫たちは二階建て一軒家でのびのびと過ごしています。
対応の良さにも評判が高いですよ。
☆大阪府「馬渕澄子ブリーダー」
住所 | 大阪府大阪市住吉区長居 |
出張 | ほぼ全国へ可能(要、交通費の半額)。 |
見学 | 可能(要、予約。相談しながら決めていきます)。
※見学場所は所在地 |
<地域別里親情報>
ペットのおうち、ネコジルシなどのサイトで現在里親募集中のアメリカンショートヘアーが紹介されています。
年齢は数か月から数年など様々です。
募集主が提示している引き渡し可能な地域まで行ける猫を選びましょう。
⑦まとめ
活発で猫らしい性格をした猫「アメリカンショートヘアー」、多くの血が入っているため模様や色のパターンも様々あり一見するとアメリカンショートヘアーだと気づきにくい面が不思議な猫ですね。
小さな生き物やおもちゃを追いかける姿は、多くの人の心を惹きつけて離さない魅力ある猫ですね!