シャムやオリエンタルの亜種と呼ばれるセイシェルワ。
セイシェルワの値段、性格、飼い方、平均体重、平均寿命をまとめました。
気になる方は必読してくださいね。
亜種とは:動物分類学上の用語で、同一種に属する地理的品種をさし、相互の間の形態的差異がはっきりしたものをいう。分布の広い種や移動能力の小さい種では、しばしば地域的に大きさ、形、色彩などに一定の違いがみられ、これが亜種である。
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— 猫の王国 (@nekonekogazou) March 7, 2016
①セイシェルワの歴史や特徴は
1980年代セイシェル諸島のセイシェル共和国に住んでいる白い被毛にポイントが入っているほっそりとした猫を再現しようと作り出された品種になります。
なぜ再現なのか、セイシェル共和国では国外への生体の持ち出しが禁止されているためイギリスのパトリシア・ターナー氏がどうにかならないかと考え再現することになったのです。
「ペルシャ猫」「シャム猫」「オリエンタル」を交配させ今の「セイシェルワ」が生まれました。
セイシェルワはその名の通り「セイシェル諸島の」と言う意味があります。
特徴(オリエンタルとの違い)
セイシェルワの被毛はオリエンタルに非常に良く似ているのですが、その違いは白地にまだらのポイントと水はね模様のポイントが入り尻尾には必ず色が入ります。
猫の品種登録機関ではオリエンタルやシャム猫、バリニーズの亜種として分類している機関もあります。
セイシェルワとして登録している期間はスウェーデンのFIFeのみになります。
セイシェルワの被毛の色以外の特徴は、スラリとしたスレンダーな体に大きめの耳、ブルーの瞳、短毛種と長毛種がいますが長毛種は珍しく数が少ないそうです。
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②セイシェルワの性格や飼い方
セイシェルワの性格は、人にも他の動物にも友好的、遊ぶのが大好きで猫を初めての方や多頭飼い、小さな子供がいる家庭でも安心して飼うことができる猫です。
オリエンタルに似てとても活動的ですので遊ぶためのスペースの確保が必要です。
寂しがりやな部分もあり長時間の外出は猫にとってストレスになりますので気を付けてくださいね。
短毛種の場合1週間に1回のブラッシングで十分ですが、長毛種の場合は1週間に2回を目安にブラッシングを行ってください。
気を付けてほしい病気がペルシャやシャムネコ同様に内斜視、尿結石、毛球症などになります。またセイシェルワは寒さが苦手なので冬は室内の温度に気を付けてあげて下さい。
③セイシェルワの平均体重と平均寿命
セイシェルワは細身ですが筋肉質なため4㎏~6.5㎏と一般的な猫と変わりありません。
平均寿命は確定された情報はありませんが、特に病気になりやすい、持病があるという訳ではないので一般的な猫と同じ15年くらいではないかと予想できます。
④セイシェルワの値段
比較的新しく珍しい品種のため日本でセイシェルワを取り扱っている店舗はほとんどありません。
値段も公表されているものがないのですが、比較的一番似ているオリエンタルの場合20万円~30万円と言われているので同様かそれ以上と考えてもよいと思います。
探すときにはまずブリーダーに問い合わせてみるようにしてくださいね。
⑤まとめ
セイシェルワの原種とも呼べるセイシェル諸島の猫にも一度会ってみたいですね。
持ち出しが禁止されているなら作ればいいと言う発想に驚きです。
まだ公式に認められている数が少ないのでシャム猫やオリエンタルの陰に隠れてしまいますが、猫好きにはたまらない品種だと思います。
珍しい品種なので探すのに苦労すると思いますが欲しいと思った方は頑張って探してみてくださいね。
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