キャットフードを選ぶ際に成分表はしっかり見ていますか?
成分表を見ることでどんな素材から作られているキャットフードなのかおおまかに判断することができます。
猫の健康を作る食事はしっかり選んでいきたい飼い主さんへ向けて、キャットフードの成分の見方や、猫に危険な原材料についてまとめていきたいと思います!
①キャットフード成分表はどう見たらいいの?
1.成分に何が一番多く含まれるのかを見る
含まれる比率が多い順番ごとに左詰めで順番に記載されます。
一番初めに記載されている原材料が一番多く含まれていることを意味します。
2.粗~とは何か?
表示した成分に他の成分が含まれている際に「だいたいこれ位」の意味合いで粗を付けて表記します。
タンパク質を例にすると、タンパク質の中にもアミノ酸などのたんぱく質以外の成分が含まれているためです。
ただし厳密に考える必要はなく、粗タンパク質とついていたらタンパク質だという考え位で良いでしょう。
3.見えない成分
原料比の20%未満のみ含まれている成分は表示しなくても良いといったルールがあるようです。
また保存料の表記について規制があるのは、キャットフードメーカーが作った完成したフードのみです。
それ以外にもキャットフードになる前の原材料に農薬や保存料の使用がないか分かりません。
原材料の安全性や不明な成分については可能であればメーカーへ確認した方が良いでしょう。
4.各成分一覧
☆タンパク質
肉食の猫にとって一番大きな栄養、エネルギー源となるため多く取りたいのがタンパク質です。
猫に必要な6つの栄養素ともいわれ1日25~30%(体重1kg辺り7.0g)辺り必要です。
☆脂質
適量を取ることが大切・必須な成分でエネルギーの源になります。
8~10%摂ることが理想的な成分で、キャットフードの場合しっかりと管理して作られているため摂り過ぎてしまうということはあまりないでしょう。
☆灰分
カルシウム、ナトリウム、カリウム、リンなど猫の健康に影響を及ぼす項目です。
一般的には5~10%程度のキャットフードを選ぶのがよいようですが、猫の体調に合わせて選んでいくのが良いでしょう。
☆繊維
便通を良くしたり整腸作用が見込める成分です。
5.キャットフード安全性の指標となる表記
「AAFCOの(栄養・給与)基準」や「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食であることが証明されています」といった表記のあるキャットフードがより安心です。
アメリカの厳しい基準を設けているAAFCOといった組織に認められた世界標準レベルのキャットフードであることを示しているためです。
「この商品は~」の表記は日本版の表記と考えてください。
②キャットフードに含まれる危険な原材料って何?
☆ミート・ミート副産物・ミートミール(品質の良くない肉)
人間が食べるような肉部分のみでなく、内臓や羽、骨なども含む加工を施された品質の良くない肉素材を示し、悪いと4Dミートといった粗悪な肉の場合もあります。
4Dミートとは死んでいる、病気の、負傷した、死にかけている肉などです。
☆添加物(防腐剤・着香料・着色料など)
人間の様に色を認識できない猫にとって着色料は不要で発がん性があるともいわれます。
着香料は猫の食欲に直結する成分ですが着香料自体は必要ありません。
着香料を使うのは添加物により素材の匂いが少なったためです。
一番気になるのが防腐剤、長期保存がしやすくする成分でエトキシン、BHD、BHTがあり毒性、発がん性のある危険な成分です。
③成分から見るおすすめのキャットフード
上にあげた内容を考えて総合的に安心して使用できるのがモグニャンやカナガン、シンプリーといったプレミアムフードです。
市販されている格安キャットフードよりお値段はしますが猫の健康には欠かせない成分が豊富な良質キャットフードですよ!
キャットフードおすすめ人気ランキング&評判口コミ【猫餌総まとめ】
④まとめ
ある程度の目安としてこれからキャットフード見る際に参考にしてみてください。これからも猫の健康状態と相談して猫に合ったキャットフードを選んでいってくださいね!