猫におやつをあげる時どうしたらいいのか?意外と迷ってしまいますよね。
自分たちが食べる感覚で好きなだけ猫にもおやつを与えるのは危険なんですよ!
猫にとっておやつとはどんな意味があるのか?おやつを与える時間や頻度、量はどの位?何歳からおやつを与えられるのか?といったおやつの疑問についてまとめていきたいと思います!
①猫のおやつの役割
人と一緒で、基本室内飼いで毎食必要量食べている猫にとっておやつはほとんど必要ありません。
それでもおやつを与える意味とはやはり、猫との良質な関係を築くための「コミュニケーションツール」として活用できるからです。
我慢をさせた時や、良いことをした時にそれを褒めるために与えるというのが良い例ですね。
また、食欲が低下している際の栄養補助食の意味で与えるという手もあります。
「おやつ=間食」ではないこともしっかりと理解しておやつを活用していきたいですね。
それでは、私たち人間と同じように用法、用量を守っておやつを与えるためにはどうしたらいいのか?知っておきたいポイントについてご紹介していきます。
②猫のおやつの与え方
☆何歳からあげてもいいの?
総合栄養食ではない間食であるおやつの場合は、成長に影響を及ぼす時期を避けて成猫になってからが良いのではないでしょうか。
また、おやつによっては年齢指定されているものも複数あります。
購入する前に必ず対応年齢を確認するようにして下さいね。
☆時間やタイミングは?
空腹時を避け、食後もしくは食間に与えると良いかと思います。
お腹が空いたときにおやつを食べるとおいしさが倍増して食べたくなってしまうものですよね。
☆おやつ頻度は?
毎日ではなく2~3日に1回など、たまにあげるようにすると良いでしょう。
与えすぎると普段の食事に影響が出てしまいます。
☆1回に与える量は?
一口で食べられる量が適量です。
もし、しつけなどで何回かに分けて与える際は1日に与えられる量を細かくちぎったり小分けにして与えると食べ過ぎを防げるでしょう。
与えすぎてしまうとおやつばかり食べたがるようになる場合もあります。
普段の食事を食べなくなってしまうばかりか肥満の元になるため気を付けたいですね。
☆どんなおやつを選べばいいの?
市販のおやつであれば添加物や塩分が必要以上に入っていない、普段の食事に影響の出ない物がいいですね。
ささみやさつまいもなどの肉や野菜をそのまま茹でて与えても、おやつを貰うのと同じように猫も喜んでくれるでしょう。
③おやつを与える際に気を付けたいこと
(1日に必要な摂取カロリーからおやつ分を差し引いて与える。)
・毎日与えない。留守番や爪切りなど我慢させた時のご褒美として与える。
食事が猫の健康を作ります。
普段の食事と同じようにおやつの選び方・与え方に配慮が必要ですね。
④まとめ
自分が食べるおやつ量に比べて、猫へあげるおやつの量は意外に少ないと思われた方も多いのではないでしょうか。
何となく物足りないと感じがちになってしまいますが、それも猫の健康のため!肥満になってしまってからでは遅いですよ!おやつは適量を守ってうまく使っていくことを心がけていきたいですね。