猫のノミやマダニの退治や駆除をする方法として、フロントライン(フロントラインプラス)という薬を使用する方法があります。
私も飼い猫にノミが大量発生した時に、獣医さんにフロントラインを処方してもらい使ったことがあります。それまでノミ取り首輪など使用してもまったく駆除できなかったのがウソのようにあっという間にノミを退治することができました。
飼い猫への副作用もなにもなかったのでが(その時は獣医さんを信用していたのでフロントラインの副作用のことは微塵も考えていませんでした)、ネットで色々フロントラインのことを調べると危険性を指摘する声もチラホラあがっていますね。
フロントラインの特徴や副作用や使い方について調べてみました。
参考にされてくださいね。
フロントラインプラスの特徴や効果
まずは特徴から見ていきましょう。
ノミの卵や幼虫の発育までも阻止する、一歩進んだノミ対策が可能です。フロントライン プラスは、従来のフロントライン同様に、ペットに寄生した成ノミやマダニを速やかに駆除。加えて、2つ目の有効成分(S)-メトプレンがノミの卵の孵化・発育まで阻止するダブルの効果で、寄生中のノミだけでなく、その繁殖・再寄生を予防します。また、犬のシラミとハジラミ、猫のハジラミを駆除する効果も確認されています。
フロントラインプラスは、従来のフロントラインの進化版ですね。
何といっても成虫駆除だけでなく、卵の孵化や発育を阻止できることが最大の特徴です。
効き目も早く、ほぼ24時間以内でノミを駆除してくれます。マダニも48時間以内に駆除が可能です。
私が使ったモノは、おそらく通常の「フロントライン」だったかと思いますが、効果は早かったことを覚えています。
フロントラインプラスの使用頻度など使い方は?
フロントラインプラスのスポットオンタイプ(私が使ったモノもスポットタイプでした)は、ネコの首後ろ側、肩甲骨の間に必要量を垂らします。
猫が自分で舐めることができない位置に、慎重に垂らしましょう。
使用頻度は?
フロントラインプラスの効果は、通常ノミに対しては1カ月〜1カ月半程度持続します。
使用頻度を守らずに使うと猫ちゃんに負担がかかってしまうので注意してくださいね。
フロントラインプラス猫に対する使用上の注意
まずは、当たり前のことですが、決められた量や使用頻度を守ること。飼い主の勝手な判断で使用することはやめましょう。
衰弱、高齢、妊娠中の猫には、使わないほうが無難です。
獣医さんに相談しましょう。
フロントラインプラスを使った後は、2日間はシャンプーをしないように。
フロントラインプラスの値段は?
価格は変動しますが、おおむね6ピペットで4500円くらいで購入できます。
(定価は7500円ですね)
AMAZONだと40%~50%引きでフロントラインプラス キャット 6ピペット (動物用医薬品) を4000円程度で販売されています。
動物病院で処方されると、技術料(診断代)が上乗せされるので、少し高くなるのが通常です。少しくらい値段が高くても、獣医さんに診てもららいたいかどうかで判断しましょう。
フロントライン猫の副作用は?
一番気になるのは、それだけ効果があるのだったら、薬が強いのでないか。
猫ちゃんに副作用が出るのではないかと心配ですよね。
まずは、ネコちゃんが自分で舐めれない位置に慎重に垂らすことは絶対に守りましょう。
あとは、使用頻度も守れば基本的には大丈夫だと思います。
ただ、ネット上にはフロントラインプラスを使った後、急に猫が嘔吐したとか、様子がおかしくなったということが書かれていたりもします。因果関係とかもわかりませんが、人間と同じで個体差はあるのかもしれません。
でも、それを言ってしまうとどんな薬も使うことはできません。
ノミやマダニが発生することで、それはそれで猫ちゃんにも飼い主にとっても害がすでに発生していることも理解してくださいね。
その上で、私的にはお金をケチるのではなくて獣医さんに一度診てもらってから、フロントラインを投与することをおススメします。
さらに、それでも心配な場合は1回目の投与の時にだけ投与量を少し減らして反応をみてみるというのも1つの方法だと思います。
まとめ
フロントラインプラスは、ネコのノミやマダニ退治には大きな効果が期待できます。
ただ、効き目が強い分しっかりと獣医さんの言うことを守って使用することをおススメします。
少し割高になりますが、ネコちゃんのことを考えると一番安心できますね。
どうしても獣医にかかりたくない、近くに獣医がない場合は、市販で購入はできますので使用方法を守って使えば、使い方は難しくはないので大丈夫だとは思います。
フロントラインだけに頼らず、しっかりとブラッシングや部屋を清潔にしたり、部屋の空気を入れ替えたり清潔に保つことは忘れないでくださいね。
ノミ退治の薬以外の方法は?