ラグドールって猫をご存知でしょうか?
ラグドールの響きって、どことなくあのラブラドール・レトリバーという犬の名前に似ていますね。グとブの違いだけですが・・・。
ラグラドールって間違ってしまいますね 笑
正式にはラグドールという猫です。
1960年代、アメリカのカルフォルニア地方で飼われていたシールポイントが元でペルシャ猫・バーミーズなどを掛け合わせ、改良という道を辿ってできた猫です。
2000年には、CFA(アメリカの猫種登録協会)に公認されました。
つい最近できた猫種でもあります。
ラグドールの名前の由来は、英語名で「ぬいぐるみ」です。
ぬいぐるみのようにフサフサしているからですね。
ラグドールの特徴や性格は?
入手方法・価格はいくら?
などについて解説していきます!
ラグドールの特徴
ラグドールの体型
丸みのある体つきで、フサフサの長い毛を持っていてまるでシルクのような質感。
目は、引きこまれそうな青い瞳。
賢そうな顔立ち。
尖がった耳。
骨太な脚。
ラグドールのポイントカラー
見た目、タヌキやアライグマかな?と思ったりもします。
白やクリーム色やブラウン、レッドやブルー、チョコレートなど、いろいろな色が混じっています。
体重は?寿命は?
体重は、オスで5~7kg、メスで4~5kg。
大きいオス猫となりますと、10kg以上になることもあります。
大体が、骨太ですし、筋肉質でもあります。
また、人工でできた猫なので他の猫に比べて成長が遅い面があります。
しっかりとした体つきと色に収まるには、3〜4年かかるそうです。
寿命は、約14年前後です。
ラグドールの性格
もの静かで温和な性格
基本的には、おとなしく飼い主に従順です。
性格もやや鈍感な部分もあります。
例えば、小さい子からいたずらされても気にしないで相手をします。
また、猫本来の狩りや運動への関心は薄いですね。
爪でいろんなとこをガリガリすることもあまりありません。
家具などへ配慮を考えなくてもいいですね。
帰巣本能の強い猫
ずっと、住んでいる家なら性格も穏やかなので、帰巣本能の強い猫だと言われています。
特に、引っ越しや新しい飼い主の家に行くといった環境が変化した場合、イライラしてしまうことがあります。
キャリーケースや猫ハウスなどで、落ち着ける場所を作って新しい環境に溶け込む時間を与えましょう。
あまり構い過ぎないよう、温かく見守ってあげましょう。
ラグドール入手方法と価格
ペットショップ
近所のペットショップへ一番の近道ですね。
注意すべき点がいくつかあります。
ペットショップで販売されている猫は、早いうちから親、兄弟から引き離された可能性があります。社会性が備わっていません。
その上、体が弱く免疫力が乏しいと言われています。
中間業者が入ってしまうので、若干価格が高めに設定されています。
価格は、10万~20万です。
店員さんにくわしい話をしてみましょう。
ブリーダー
インターネットで検索してみて、ラグドールの専門ブリーダーを選択しましょう。
直接、購入するので、中間マージンのコスト削減になります。
(ブリーダーから購入すると高くなる場合もあります)
また、ブリーダーから購入し成長の様子を相談することで長い付き合いができます。
購入するときは、できれば現地に行って猫を確認します。
同時にどのようにして飼育をしているのか?
ブリーダーはどんな人なのか?
をチェックします。
価格は、10万円前後です。
里親
地域情報紙、動物病院、動物保護団体などで告知していることがあります。
また、インターネット上の掲示板で掲載されています。
ただし、純血種でラグドールの猫はそういません。
動物病院では、猫に必要なメンテナンス(去勢・避妊手術、ワクチン接種など)をしてもらって猫をゆずり受ける確率が高いですね。
価格は、基本的に無料です。
ラグドール(子猫)の選び方
体つきがいい
ラグドールの子猫を希望の場合は、筋肉質で骨組がしっかりしていること。
毛の感触や雰囲気も違いがありますから、実際に、触れてみてみましょう。
特に猫と親密な関係になりたい飼い主はラグドールを選ぶようです。
子猫時代は約3年
他の猫と比べると成長が遅いと言われているラグドール。
大型の猫にもかかわらず、色味や成猫になるまで約3年かかります。
考えようにとっては、3年も子猫として扱うことができます。
この点は、他のネコよりもとてもうれしいことですね。
ラグドールの飼い方
食事はよく食べる
大型な猫なので筋肉のもととなる高タンパクなものを与えます。
肥満には注意が必要です。
抜け毛は多い
長毛種で、抜け毛が多いわりに毛は絡みにくいです。
お手入れは、簡単なブラッシングを毎日してくださいね。
シャンプーが嫌い
猫は基本的に体を濡らすことは嫌いです。
ラグドールも例外ではありません。
もしシャンプーを嫌がる場合は、濡れタオルで汚れた部位をふき取るのが賢明なようです。
無理をして、猫に嫌がれたら温和な性格が変わってしまいます。
ラグドールの住む場所
室内で飼うことをお勧めします。
理由は、物静かな大人しい性格でボーっとしていることが多く室外での危険な対応へ俊敏にできないからです。
安心してリラックスできる場所を提供しましょう。
まとめ
一度心を開いてくれるとべったりとなるラグドール。
ラグドールは抱っこされたり、なでられると飼い主と親密度が増します。
猫といちゃいちゃしたいと思っている人には、うってつけの猫だと言えますね。
最後に、ラグラドールではありません 笑
ラグドールです!
ほんとかわいい猫で、モフモフしたいですね。