銀灰色の被毛と金属質な瞳の色が神秘的な猫「シャルトリュー」。
存在自体がなんだか高貴なイメージのある猫です。
美しい被毛は売買の対象となり、絶滅の危機を迎えた程。
そんな猫「シャルトリュー」の値段や飼い方は?
性格や大きさや平均寿命などについて解説していきます。
シャルトリューとはどんな猫?
歴史
シャルトリューさんお洒落ね。。共に飲もうぜ← pic.twitter.com/YmZsQKiV1d
— 本居@もとをじ (@MotoWoru) June 24, 2016
ロシアンブルーやコラットと並び銀灰(ブルー)色の猫として代表的です。
リキュールやスペインの羊毛、外国から持ち込まれた、など生まれについては諸説ありますが、古くからフランスで生息していたことは明らかのようです。
見た目
艶のある銀灰(ブルー)色の被毛に、カッパー、ゴールド、オレンジの瞳をもちます。
短く密集した被毛は羊毛のような触り心地と保湿性・防水性があります。
個人的にはロシアンブルーよりもさらに品格がある猫だと感じます。
がっちりとした体格にしっかりとした骨格、短めの足や首をもち、その安定感ある体は「ジャガイモに爪楊枝が刺さったよう」と表現される猫です。
シャルトリューの大きさや平均寿命は?
抱き心地もよく、体重は雄の場合4~6kg程、雌で3~4kg程になります。
平均寿命は一般的に約12~15歳程といわれていますが、健康管理をしっかりすることでもっと長生きしてくれるかもしれません。
シャルトリューの性格
温厚で穏やか、気が長く、賢い、従順な性格です。
落ち着いた性格と賢さがあるため、一人~家族でも比較的飼いやすい方の猫といえるでしょう。
あまり鳴かず、鳴き声も小さめです。猫初心者にもおススメですね。
シャルトリューの値段や入手方法
ブリーダーや、ペットショップでの購入、里親として迎えることが可能です。
数は少ないですが、信用できるブリーダー(主にキャッテリーの資格をもつブリーダー)から購入できると安心です。
健康管理がしっかりされていることや、精神状態が安定しているためです。
値段は15~30万円程のようです。
シャルトリューの飼い方
食事
がっちりとした体格と、しっかりとした骨格、美しく艶のある被毛の維持をするために「高カロリー・良質のタンパク質」が取れるキャットフードを選択したいですね。
生活環境
成猫では6~7kgにもなる大きめの猫のため、運動量は多めです。またカロリーの高い食事もとるため、しっかりと運動できる環境を整えることが大切になります。
上下運動などがしっかりできるキャットタワーなどを検討するのも良いでしょう。
ブラッシングは1日一回程。
密度の高い被毛のため、しっかりお手入れしてあげたいですね。
かかりやすい病気
代表的なかかりやすい病気は、皮膚疾患、熱中症、のう胞腎、膝蓋骨脱臼など。
・皮膚疾患
保湿性の高い被毛のため、高温多湿な環境は皮膚疾患を発症しやすくなります。
・熱中症
保湿性の高い被毛のため、夏場は注意が必要です。
・膝蓋骨脱臼
体格の良さに起因する病気です。歩き方や足の向きがおかしい時に注意が必要です。
・のう胞腎
腎臓に関する病気です。だるそう・息切れをする様子、多尿の場合に注意が必要です。
まとめ
比較的落ち着いた猫を飼いたいという方におすすめできる猫かもしれません。
タツヤShIRAIのココロにゃんこは、フランス生まれ・シャルトリュー pic.twitter.com/s7oRYSNVsHです。性格は気まぐれでわがまま。バーマンの人と相性が良いです。https://t.co/Uea9LHjvuT
— 白馬の王子様 (@white5165080030) June 15, 2016
賢く人見知りも少なめなため、しつけのしやすさ・家庭でも飼いやすいですね。
やや希少価値は高いので値段も高めですが、経済的に余裕があれば購入する候補にあがってきやすいと思います。
体格の良い猫のため、肥満などにならないようしっかりと健康管理をしてあげたい猫ですね。