しなやかな手足と、美しい豹柄、まるでチーターを小さくしたような猫「チートー」。
野性味あふれる猫として知られるチートーはどんな性格なのか?
飼育方法や値段は?
同じく野性味あふれる猫オシキャット、ベンガルとの違いと併せてご紹介します。
チートー pic.twitter.com/XPB2OCzwKR
— 猫の王国 (@nekonekogazou) June 18, 2016
①チートーはどんな猫?
チートーはオシキャットとベンガルを掛け合わせて生み出された、ハイブリッド種の猫です。
キャロル・ドライモンにより、野生動物のような見た目と穏やかな性格を持つ猫を生み出すことを目的として2001年から繁殖を続けられ、生まれてきた子猫たちが2004年11月にUFO(United Feline Organization)に新種として公認されました。
②チートーの体形やオシキャットとベンガルとの違い
オシキャット、ベンガルとの大きな違いは一回り大きな体です。
長い手足をもち、チーターなどの野生動物のように背を低くして歩きます。
厚く密生した被毛はベルベットのように柔らかで、ブラック、ブラウン、シルバー、シナモン、ホワイトの色に、ブラック、ブラウンのスポットや、ライン柄があります。
一般的な猫と比べて小さなアーモンド形の目は、ブロンド、ゴールド、カッパー、グリーン、ブラウン、ヘイゼルの6色があります。
3匹でそれぞれ異なるのは、ブルー以外の豊富な色を持つのがオシキャット、ほぼ同じ色を持つがチートーが持つブロンド、ヘイゼルの色を持たないのがベンガルです。
③チートーの平均体重&平均寿命
雄6.5~11kg、雌5~7kg程です。
平均体重5~7kg程のオシキャット、ベンガルと比べると一回り位大きいです。
約10~15年で一般的な猫の平均寿命と同じ位の年齢です。
オシキャット、ベンガルも似た平均寿命ですが、より平均寿命が長めなのは12~15歳のベンガルです。
④チートーの性格
社交的、賢い、愛情深い、穏やかで犬の様に従順な性格です。
⑤チートーの値段や入手方法
比較的新しい品種のため入手が難しい可能性があります。
値段の目安として、オシキャットやベンガルはペットショッだと10~20万円、ブリーダーだと15~30万円程で取り扱っているようです。
⑥チートーの飼い方
☆食事や生活環境
一般的な猫と同じような食事で大丈夫です。運動量、成長段階に合わせた食事量、栄養管理を心がけてあげましょう。
家族、小さな子供、他のペットとも仲良く過ごせます。
大柄な体形、運動量の多さを考慮し、広めの空間、丈夫なキャットタワーやおもちゃを用意すると良いでしょう。
飼い主と一緒に遊ぶことも好むため、遊びたがる時は一緒に遊んであげましょう。
☆お手入れ方法
短毛種であるため、被毛の心配はそれ程いりません、1週間に1回程のブラッシングを行ってあげる位で良いでしょう。
被毛の様子を見て定期的にシャンプーなどのお手入れをしてあげると尚良いです。
☆かかりやすい病気
新しい品種のため、遺伝性疾患は今後出てくる可能性があります。
また膝関節が外れやすいため、歩き方がおかしい場合などは早めに病院を受診しましょう。
また、一般的な猫もかかりやすい病気(下部尿路疾患、ストレス疾患など)に注意してあげましょう。
⑦まとめ
野性味あふれる大きな体と優しい性格をもつチートー、猫なのに大型犬のような性格を持つ不思議な猫です。
人懐く、愛情深いため、家族やペットがいるご家庭でも安心して飼う事ができますね。