顔立ちがとてもシャープなノルウェージャンフォレストキャット。
ノルウェージャンフォレストキャットの性格や飼い方、値段はいくらでしょうか。
また、メインクーンとの違いはどこなのかを解説していきたいと思います。
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目次
1 ノルウェージャンフォレストキャットの歴史
1-1 ノルウェージャンフォレストキャットの成り立ち
ノルウェージャンフォレストキャットは、10世紀頃、古代ビザンチン帝国(現トルコ)から
来たアンゴラとドメスッティックの猫の自然による交配で出来たと言われています。
1-2 北欧神話に出てくる猫
北欧神話の中では、雷神がノルウェージャンフォレストキャットを天上へ持ち帰ろうしたときに、あまりにも猫が重かったので諦めたという話や、女神フレイアを載せる車をひいているのが2匹のノルウェージャンフォレストキャットだったという話もあります。
1-3 ノルウェーでは普通の猫だった?
ノルウェー内では、普通の猫でした。第二次世界大戦を過ぎたあたりから、頭数が少なくなり1970年代から種の保存に着手しました。1979年には、アメリカへ進出。1984年には正式に品種としてノルウェージャンフォレストキャットは認められました。
2 ノルウェージャンフォレストキャットの特徴
2-1 体型
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— はな (@m_htres) July 24, 2016
大型で筋肉質骨格もしっかりとしています。顔は三角形の顔、しっぽは長く首まで届きます。
耳は、タフト(耳の内側や足指の周りにつくフサフサな長い毛のこと)をなびかせています。寒い国生まれなので毛が発達しています。
2-2 毛・色
毛の構造は、寒さを防御するダブルコートと暖かくて柔らかいアンダーコート、さらに、雨風に強いオーバーコートと3つに分かれています。ただし、室内で飼うと毛が短くなってしかも全体が柔らかくなるようです。環境に適応する能力があります。
毛の色は、ブラック・ホワイト・ブルーがありどれも人気ですね。個人的にはブルーがかっこいいかなと。
タビー色ではブラウン・クリーム・ブルー・シルバー・レッドがあります。他のもホワイトや他色とのバイカラーがあります。
*タビー:縞模様のこと
*バイカラー:地色が白の場合、1色だけ違うブチがあること
2-3 目の型・色
目は、すこしつり気味なアーモンドの形ですね。色は、被毛の色と同じになります。
2-4 平均体重・平均寿命
平均体重はオスで4.5kg~8.0kg、メスは2.8kg~5.5kgとなっています。一般的な猫よりも若干重いですね。食事の量など考えて与えるようにしましょう。
また、平均寿命は11歳~14歳とやや短めです。健康管理をしっかりとすると少しは寿命が延びるかもしれません。
3 ノルウェージャンフォレストキャットの性格
3-1 知的で我慢強い
我慢強く、あまり鳴かないので穏やか感じを受けます。また、子供や先住猫かいても知的な振る舞いをします。環境の変化にも強く、ストレスも耐久性があります。
3-2 好奇心旺盛
運動量が多くいたずらが大好きです。しかも、特に子猫時代は好奇心が旺盛なので、部屋を走りまわったり狭い押入れなどに進んで入るなどお茶目な一面もあります。
4 ノルウェージャンフォレストキャットの値段や購入方法
4-1 ペットショップ
暗闇こんなに可愛いのにフラッシュたいたらこんなに不細工www#ねこ #猫テロ #ノルウェージャンフォレストキャット #weegie pic.twitter.com/7x480YYN35
— ちへ (@chihe1582) July 24, 2016
お近くのペットショップへ問い合わせてみましょう。価格は、15万~20万前後。
もし、お近くにペットショップがなければ、SNSサイトのペットショップを検討するのもいいですね。
4-2 ブリーダー
ブリーダーもSNSサイトから探すこともできます。ノルウェージャンフォレストキャットはけっこう人気のある猫なので、早く購入者が決まることがあります。
価格は、20万~30万くらいで、諸費用(運搬費等)がかかる場合があります。必ず、現地へ行って猫の生活環境やブリーダーの性格、値段との交渉など確認します。
また、動物取扱業に資格を持っているかチェックしましょう。平成25年より第一種動物取扱業の登録がないと猫のブリーダーとして認めてもらえなくなっています。
4-3 里親
動物愛護センターや譲渡会、知り合い繋がりで見つけます。他にも、SNSサイトの里親サイト「ペットのおうち」があります。
人気の猫なので、早い物勝ちです。もし、お目当ての猫が見つかったら、できたら譲渡してくれる人としっかりとお話します。
里親は、無料のイメージがありますが、無料ではありません。諸費用がかかります。この点も確認しておきましょう。
5 ノルウェージャンフォレストキャットの飼い方
5-1 成猫までの期間は?
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— えみた (@muriruemi) August 2, 2016
体が大きいので、すぐにでも成長しそうなものですが、成猫になるまでに約3年かかります。その間、しっかりと運動をさせて体つくりをしましょう。
キャットタワーを部屋に設置します。子猫の場合は低いものを置きましょう。
5-2 食事について
子猫の間は、高タンパク・高カロリーですね。ただし、与えすぎると肥満になりますので食事管理には気を付けましょう。
5-3 シャンプー・ブラッシング
シャンプーは、2週間に1回程度ですね。ノルウェージャンフォレストキャットの皮膚はオイリー体質なので、ついごしごしとしてしまいますが、あまりやり過ぎると皮膚が炎症しますので注意してください。また、毛が多い上になかなか水が中へ浸透しません。
ブラッシングは、しっかりと週2回はします。また、毛がたくさん抜ける時期は週3回と頻度をあげます。
5-4 病気について
ノルウェージャンフォレストキャットは、ほぼ純血種なので、遺伝子による病気はでません。
ただし、後発的疾患として肥大型心筋症・糖尿病があります。これは運動不足や肥満によるものです。体調管理は、しっかりとしておくことが大事です。
ほかにも、皮膚疾患・毛球症(お腹の中にたまった毛を自分で出すことが難しい)などがあります。
毛球症は、猫草・毛玉ケアのできるキャットフードなどで、胃を刺激させて自分で吐き出させるようにします。
また、毛が多いので熱中症対策も必要です。ノルウェージャンフォレストキャットは、寒い国の生まれで寒さは得意ですが、夏の暑さは苦手です。
特に夏場はエアコンの設定28℃前後で除湿・温度を調節します。毛が長いので、毛を短くカットするのもいいですね。
6 ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンとの違い
6-1 メインクーンの特徴
メインクーンは、ノルウェージャンフォレストキャット(メインクーンの先祖と言われている)と同じ、筋肉質でしっかりとした骨格を持っています。幅広い胸には、凛々しい飾り毛を蓄えています。
寒さを耐えるうるダブルコートの厚い毛も同じですね。
6-2 ノルウェージャンフォレストキャットとメインクーンとの見分け方
骨格や毛の感じは、似ているのですが、1つだけ違う点があります。鼻筋です。
メインクーンは鼻筋が丸みをおびているのに対して、ノルウェージャンフォレストキャットは、鼻筋が美男美女のように真っ直ぐに通っているのです。
他にも、耳の飾り毛があるかないかですね。飾り気があるほうがメインクーンで、無い方がノルウェージャンフォレストキャットです。
まとめ
ノルウェージャンフォレストキャットは、森の王様です!
体が大きく、それでいて性格は穏やかで毛は、フサフサの滑らかな触り。
抜け毛が大変ですが、品のある猫ちゃんが毎日いるだけで、毎日の生活に華があって自分も楽しくなってしまいますね。
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