猫の死骸(死体)を道路で発見したときはどこに連絡したらいいのでしょうか。
役所、保健所?それとも警察?
道路の場合はほったらかしにしていると、ドライバーにも危ないですしまた轢かれると可哀想です。
また私有地で猫の死骸を見つけた場合も処理方法に困りますよね。
そのあたりを詳しく解説していきます。
1 猫の死骸を道路や私有地で発見したときの連絡先は?
猫の死骸発見場所によって処理する管轄が異なります。
道路で発見
道路で発見した場合は、道路を管轄している所が処理をします。
国道の場合は、国土交通省の環境事業センターなどが管轄。
市町村道の場合は、市町村の役場など。
県道の場合は、地方振興局や道路維持整備課など。
ややこしいですが、国、県、市の道路で連絡先が違います。
私有地で発見
私有地の場合は、原則として土地の持ち主や管理者が処理します。
管轄している者がよく分からない場合は、市役所などに連絡を入れ、連絡先を教えてもらうといいでしょう。
空き地の場合は自分に特に影響もない場合がほとんどだと思いますが、一本電話できるのであれば市役所に電話をすることも考えてあげてくださいね。
「地域名 市役所 電話番号」で検索してみましょう。
2 死骸の掃除
猫の死骸からは、体液や血液などが体から出てきます。死骸からはものすごい悪臭と同時にウジもわきます。片づける前に、少し可哀想な気もしますが殺虫剤でスプレーをすることを勧めます。
ダニやその他の虫がいたるところに逃げていくのを防ぐためです。死骸をどかしたあとは、消毒や消臭をしっかりしましょう。
臭いはなかなかすぐには取れないですが、時間とともに臭いはしなくなってきます。掃除をするときはなんらかの菌から病気になってしまう恐れもあるので、マスクと手袋は必ずつけましょう。
3 猫の弔い方
3-1 庭や空き地に埋める
猫を埋葬するときは、1メートル以上の深さの穴をほりましょう。猫の体が十分に入る大きさを目安にしてください。
埋めるときには、タオルや布で覆ってあげるといいです。このときにビニールやプラスチックケースで覆って埋めると土に還るのが大幅に遅くなるのでタオルで包みましょう。
3-2ペット霊園で火葬してもらう
最近は、愛猫の場合はペット霊園もメジャーになってきました。合同葬、個別葬、立ち合い葬と葬儀内容も豊富です。料金がプランにより変わってきますので、経済的事情も考慮して蹴ってしましょう。
お金をかけることができなくても、しっかりと想いがあれば愛猫ちゃんには気持ちは届くので大丈夫です。
野良猫の場合はここまでできないで、簡単な弔いだけやってあげればいいと思います。
3-3 役所に頼み火葬してもらう
役所経由でお寺などで弔ってくれます。
一般的にペット霊園よりも安い値段となっていますので、家の近所にそういったところがないか聞いてみましょう。
3-4 役所で死骸を引き取りしてもらう
役所に連絡し、死骸を業者に引き取りにきてもらいます。ただし、この場合はゴミ扱いとなります。
4 猫を弔うときに添えるものは?
可能であれば、お花を添えてお線香をあげてお供えもしてあげましょう。猫が好きな缶詰などを添えるかたもいます。綺麗なお花など無理な場合は、近くの草を添えてあげてください。手を合わせて猫が成仏できるよう祈ります。
5 まとめ
猫の死骸を偶然発見してしまったときは、本当に辛いです。見るも無残ですし頭から離れないこともあります。猫がきちんと成仏できるように供養してあげましょう。
気分が沈み、落ち込みますが役所などに死骸処理をお願いしましょう。
自分で行う場合は臭いや、ウジ虫対策もやっておくことをおススメします。