猫に触ると目がかゆい、鼻水がでる・・・もしかして猫アレルギーでは?
猫アレルギーの検査をしたい時、まず何科に行けばよいのか?
検査方法や費用はいくら位するのでしょうか?
そして検査結果が出た後、猫アレルギーの原因や病状、数値の見方やクラスとは?についてまとめました。
猫をこれから飼おうとしている人や猫を飼っているけど最近アレルギー反応に似た症状が出る方は必読してくださいね。
①猫アレルギーの検査方法、何科に行く?
最近では簡単に検査をできる方法もありますが(後述)、基本的にはまず病院に行かなくてはいけません。
猫アレルギーは何科を受診すればよいのか、迷ってしまいますよね。
猫アレルギーは主に内科、耳鼻科、皮膚科、アレルギー科で検査することができます。
通常、検査方法は血液検査になりますね。他には問診、パッチテストもあります。
内科や耳鼻科、皮膚科ではアレルギー検査はしてくれますがアレルギーが分かった後の対処方法などを詳しく説明してくれるところは少ないので、出来ればアレルギー専門の科や病院で診てもらうことをおススメします。
内科、耳鼻科、皮膚科の方が近かったり掛かりやすいと思いますので、まずは検査だけ行ってアレルギーと診断されたら専門の機関に掛かるようにしてもよいと思います。
②猫アレルギー検査で出た数値の味方
数値の高さは抗体の多さを示しています。
この抗体が高いとアレルギー症状を引き起こす可能性が高くなります。
クラス0:10以下→陰性
クラス1:11~20→偽陰性
クラス2:21~30→陽性
クラス3:31~40→陽性
クラス4:41~50→陽性
クラス5:51~99→陽性
クラス6:100以上→陽性
数値はおおよその数字ですので参考程度に見て下さい。
41でクラス3の人もいますし、11でクラス3の人もいます。
検査を行ったら結果に書かれているレベルをしっかりと確認してください。しかし必ずしもクラスが高ければ高いほどアレルギーの症状が強いという訳ではありません。
アレルゲンによってはレベルが6でも症状が軽い人もいます。
③猫アレルギー検査の費用
症状が出たから検査に行くのは保険の対象ですが、何もない状態での検査は自己負担となりますので病院により費用は異なりますが大体5000~10000円と考えておいてください。
保険適応の場合は5000円以下で足りると思います。
病院によっては3万円かかるところもありますので、一度問い合わせをしてから検査に行くようにして下さいね。
他にも猫にダニがついたりハウスダストが増える可能性もありますのでダニやハウスダストも一緒に検査することをおススメします。
検査の項目を増やすと1つあたり+1000円程度と見ておいてください。
④猫アレルギー検査のセルフキット
今ではアレルギー検査を自宅で行えるセルキットも販売されています。
ネットでもたくさんの種類が販売されています。
使用方法は販売会社により異なる場合がありますが、自宅で血液を採取し郵送で検査申し込みを行い結果が郵送やメールで届きます。
忙しくて病院に行けない方や近くに検査できる病院がない場合には良いと思います。
費用は6000円~20000円程です。
1週間から2週間で検査結果が分かります。
⑤猫アレルギーの病状
病状が出やすい場所
猫アレルギーの症状が出るのは、目、鼻、のど、気管、皮膚など外部と接している部分です。
軽い猫アレルギー反応
目のかゆみ、腫れ・くしゃみ・鼻水・のどの痛み、皮膚が赤くなるなど一見、花粉症、虫刺されに似た症状がでます。
重い猫アレルギー反応
症状が重くなると喘息、呼吸困難に陥り最悪の場合死に至る可能性もあります。
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⑥猫アレルギーの原因、理由は?
猫の尿・フケ・毛、接触や吸い込みによって反応します。つまり、猫の尿・フケ・毛などにアレルギーを発生させる物質アレルゲンが入っていることが理由です。
猫から出る皮脂ですね。特にこの皮脂が多くついているのが顔付近や顎の毛です。
また唾液、肛門腺には皮脂を出す出口がたくさんあり、付近から出る唾液や尿にアレルゲンが大量につきやすくなっています。
厄介なことにアレルゲンは、花粉やほこりの1/10程度の大きさ。
毛やフケについて部屋中に広がることから、より空気と一緒に吸い込みやすくなるのです。
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⑦まとめ
初めて猫を飼う方はこの猫アレルギー検査を事前に行うことをおススメします。
検査まではと思う方は、数件猫カフェに行って反応を確かめてみましょう。
猫を飼ってからアレルギーが分かって猫を手放さなければいけなくなってしまうこともあります。
アレルギー反応が陰性なら絶対に問題ないということもありません。
飼っていくうちにアレルギーになってしまう事もありますのでアレルギーにならないよう掃除を細目に行ったり、猫のシャンプーを定期的に行ったり予防も忘れずしっかりしていきましょう。
逆に陽性が出たとしても猫や部屋を清潔に保ちしっかり予防に努めればアレルギーが発症しない場合もあります。
検査だけですべてを判断するのではなく、一度実際に猫と触れ合ってみることもして確かめてみましょう。
我が家も妹がアレルギー体質でしたが上手に猫と付き合っていたので発作など起きることなく過ごすことが出来ていました。