キャットフードの成分表に書いてある油脂の表記を気になったことはありませんか?
キャットフード原材料に使われる動物性油脂と植物性油脂とはどんなものなのか?この二つの油脂の違いは?いまいちピンとこない油脂についてまとめていきたいと思います!
目次
①油脂って何?
少ない量で多くのエネルギーを供給できる栄養成分で、酸化しやすい成分です。
カロリーは1g辺り8.5kcalとタンパク質の2倍以上あります。
猫に必要な必須脂肪酸(オメガ3や6など)を含み、体の機能を支える炎症を抑える、ホルモンを構成するなどの働きがあります。
油脂には何から作られているかによって動物性と植物性に分けられています。
これからそれぞれの油脂の特徴について見ていきます。
②キャットフード原材料に表記されている動物性油脂って?
☆動物性油脂とは
牛、豚などの哺乳類や、家禽(鶏、アヒルなど)の油脂を混ぜて作られるのが動物性油脂です。
この動物性油脂を作る際は肉を粉砕して油とそれ以外に分けるのですが、油以外はミールなどと言われる成分になります。
動物性の油脂の選び方としては鶏脂、豚油など特定の動物のみを使用している方が品質も良く栄養価も失われていないため安心ですね。
☆特徴
肉を使用しているため食いつきを良くする効果がありますが、植物性油脂に比べ酸化・劣化速度が速いのがネックです。
必要以上に摂り過ぎる、酸化した油脂を食べることによって病気の原因となります。
そのため動物性油脂自体の品質を悪くしないための保存料などが使用されている可能性があります。
③キャットフード原材料に表記されている植物性油脂って?
☆植物性油脂とは
大豆、菜種、亜麻仁などを精製して作られるのが植物性油脂です。
動物性油脂に比べると酸化・劣化速度はゆるやかです。
植物性油脂はどんな精製方法で作られたかによって栄養の高さが変わります。
熱を加える方法と冷却する方法があり、冷却する方法であれば栄養は失われません。これについては私たちが野菜を食べる時と一緒の考え方ですね。
☆特徴
熱によって酸化・劣化速度が増すため保存方法に気を付ける必要があります。
種子油には天然のビタミンEが含まれ酸化防止効果も期待できます。
④動物性油脂と植物性油脂 2つの違いは?
2つの大きな違いは酸化・劣化速度、植物性油脂であれば速度はゆるやかかつ精製する植物によって更なる品質劣化防止機能もある優れた油脂です。
動物性油脂は食いつきがよくなりますが保存の面では添加物が多く使用されていそうな面が不安ですね。
動物性油脂であれば特定の動物だけの表記の物を選んだ方が良さそうです。
⑤おすすめのキャットフード
自然由来の成分にこだわったモグニャンがおすすめです!
種子類であるヒマワリオイルを使用していることはもちろん、植物性油脂を使用して落ちがちな匂いをふんだんに使用されている魚によって補い風味高く仕上げているため食いつきも抜群!で高い評価を得ている人気のあるキャットフードです。
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⑥まとめ
品質の悪い油脂を避けつつも、どういった目的で植物性油脂もしくは動物性油脂を選んでいくか考えていく必要がありますね!
猫に必須な栄養成分であるからこそ、油脂についてしっかりとチェックし猫の健康を守っていきたいですね!