夏旅行の計画を立てているけど、気がかりなのが飼っている猫のこと。一緒に連れていきたいけれど、どうしても猫を旅先に連れていけないこともありますよね。そんなときそんなとき、特にひとり暮らしの飼い主が夏旅行中の猫のお留守番で気をつけることはなんでしょうか。餌や水や室温(クーラー)はどうする?何泊まで大丈夫なのでしょうか・・・。
1 猫の留守番は何泊まで耐えれる?
猫は何泊までなら1人でお留守番できるのでしょうか。愛猫の性格にもよりますが、だいたい1~2泊が限界かと思います。
猫はお留守番中寂しがる?
飼い主が旅行に行っている間、猫も寂しがるのでしょうか。
猫により度合は変わってきますが、飼い主がいない寂しさからストレスがたまります。部屋中をひっちゃかめっちゃかにしたり、普段はトイレで用を足しているのに違う場所でやったりします。
長時間のお留守番は、猫にとってはとてつもなくストレスがたまるといってもいいでしょう。
心配なのは、猫も飼い主も同じです。飼い主がいなくなると猫もストレスがかかっていることを忘れないでください。
留守番が長くなると、猫は餌をちゃんと食べなくなってしまいます。飼い主がいないときに頼りになる自動給餌器も長いお留守番には対応できないものがほとんどです。
信頼できる人、愛猫がなついている人、ペットホテルに預けることも考えましょう。
2 留守中の餌はどうする?
留守中の餌は、タイマー付きの給餌器に頼りましょう。
とても便利で、時間がきたら決められた量が出ます。留守中に安心して使えます。
餌菌が発生しないようにするためには?
夏の暑い時期は、キャットフードが腐ったり、カビや虫がわいてしまうことがあります。旅行中は特に閉め切ってお出かけするので、菌が繁殖しやすいです。餌の保存は、なるべく涼しい場所で保管することが好ましいです。この暑さではどうしようもありませんが。
3 留守中の水はどうする?
餌と同じく水も心配です。
水は生きていくうえで欠かせませんし、特に夏場はきらすと大変です。
給水器を使いいつでも水を飲めるようにしてあげましょう。フィルターで水道水をろ過してくれる循環式給水器などおススメです。
4 夏の温度上昇対策どうする?室温は?
暑い夏に猫を置いて旅行に行くと、室温はぐんぐん上がり、熱中症のリスクが高まります。
エアコンを28~29度設定のドライにするなどし連続運転をしましょう。猫はジメジメしたのが苦手なので適温、湿度管理に気をつけましょう。
ウロウロされるのが心配で閉め切った狭い部屋に猫を入れたい気持ちもわかりますが、猫は体温調整が苦手なので、エアコンをかけている部屋以外に、他の部屋へも自由に行き来できるようにしてあげましょう。
5 猫の熱中症の病状
猫の熱中症の症状は、このような症状が見られます。
体温が急にあがることで、呼吸がハアハアと荒くなりよだれが垂れてきます。目や口の中が充血し、吐き気、嘔吐、下痢の症状が現れます。ふらついて倒れる猫もいます。
もっとひどくなると、気を失ったり、筋肉のふるえや意識が朦朧とする、脱力する、声をかけても反応しなくなります。意識が全くなくなる子や、痙攣を起こす、血を吐く、血尿、血便が出る。チアノーゼが出る、重症化すると命を落とすこともあります。
夏に留守番中の猫は本当に気を付けていただきたいです。帰宅して猫が熱中症で倒れていたら本当に悲しいです。
6 お留守番中のトイレ掃除はどうする?
猫は前にした排泄物がそのままトイレにあるのをとても嫌がります。
少しなら問題なく使ってくれますが、2、3日分もたまるとそのトイレではやらなくなりますね。普段ならトイレでするのに、布団でやったりすることに繋がります。汚れたトイレが嫌なためにトイレを我慢し泌尿器の病気になる子もいるくらいです。
そのためにはトイレの数を普段より多く用意してあげましょう。
もしくは自動トイレ装置を購入しましょう!
猫のトイレを自動掃除Smart Kittyの値段や評判は?スマホで操作?
7 まとめ
猫を置いての夏場の旅行は、注意するところがたくさんあります。何より夏場の部屋の気温上昇には気をつけること。熱中症はとても怖いので、猫が安心してお留守番できるような温度管理を心がけましょう。
餌や水、トイレの準備も万端にして旅行にでかけてください。