アメリカンボブテイル。短尾のメインクーンとも言われています。
私はジャパニーズボブテイルのほうが好きなんですが^^
1枚目ジャパニーズボブテイル
2枚目アメリカンボブテイル pic.twitter.com/Cl8QPmTmT1— うい (@piyopiyo______n) July 3, 2016
アメリカンボブテイルの性格や特徴は?
値段、大きさや平均寿命なども含めて解説していきます!
序 アメリカンボブテイルの歴史
1960年代、愛猫家であるサンダース夫妻がアメリカ旅行中、偶然にしっぽの丸い斑点縞模様の猫と出逢ったのが始まりとされています。
夫妻が飼っていたシャムネコと交配してみたところ、しっぽの丸い猫がたくさん生まれました。その後、近親交配の懸念でメインクーンとの交配を行なうようになり、「短尾のメインクーン」とも呼ばれています。
1980年代になりますと、繁殖家リーハ・エヴァンス氏によって近親交配よりいっそうの異種交配・異系交配など、たくさんの遺伝子を採り入れられました。そのおかげで、健康の改善がうまくできたと言われています。
1 アメリカンボブテイルの特徴
おはようございます(*^^*)
カメラ目線の福さん(●ↀωↀ●)✧
目線を外す幸さん( ^ω^ ) pic.twitter.com/4XJpMXx1sH— マリン&幸福のママ (@momomari0218) May 29, 2016
1-1 体長
骨格がしっかりとしています。大きな体型でしっぽが短く折れていますね。いわゆる、ロング&サブスタンシャルリンクス(筋肉質で大型)の猫です。
顔の輪郭は、くさび型の締まった感じで鼻筋は、縦に通っています。耳は、三角のように尖っています。がっしりとした下顎で、顔つきは勇ましく見えます。
1-2 毛・色
毛種的には、長めの短毛種です。リンクス・ティップ(オオヤマネコの先っぽ)と呼ばれる飾り毛があります。
毛の色は、ブルー、ホワイト、クリームレッド、ブラックがあります。
1-3 目の色
グリーン、ブルー、アンバー、ヘーゼルがあります。中でも、オッドアイ(左右の目の色が違う)は人気ですね。
子猫のときは、キトンブルーをしています。成長することによって変化します。
1-4 平均体重
オス:4.5kg~7.0kg、メス:3.5kg~5.0kgですね。体重の変化は、健康にも直結します。しっかりとした管理をしておくことが大切です。
1-5 平均寿命
14歳~18歳です。いわゆる一般的な猫の平均寿命(15歳前後)よりか長いですね。毎日の食事や体調の確認を怠らないようにしていきましょう。
2 アメリカンボブテイルの性格
2-1 野生に満ちた中でのおとなしさ
アメリカンボブテイル。
ずんぐりむっくりもっふりした感じがモリタヨっぽい。笑 pic.twitter.com/QzU5wJkIj9— 木枯 (@kogarashikei) May 12, 2016
見た目、ワイルドな顔立ちなのですが、かなりおとなしい性格です。しかも、社交的で、人をあまり気にせず接してきます。これから猫を飼いたい人は、気兼ねなく飼うことができますね。
2-2 感受性が豊か
遊びが好きで、好奇心もあり、その上感受性も豊かなので、飼い主さんが遊んでくれるといろいろな表情を見せてくれます。
2-3 献身的・平和的
飼い主の調子が悪い時など、いつの間にか寄り添ってきてくれます。猫同士で喧嘩が始まると止めに入るといった平和的一面があります。
2-4 動物介在療法(アニマル・セラピー)で活躍
アメリカンボブテイルの性格をとてもやさしく温和なので、動物介在療法(アニマル・セラピー)として介護福祉所や病院などで活躍中です。
3 アメリカンボブテイルの値段や購入方法
3-1 ペットショップ
ブリードタイプ(純血種や血統書付)20万~30万円。一般的には、15万円~20万円となります。
3-2 ブリーダー
日本でのアメリカンボブテイルの繁殖はあまりされていなく、主にアメリカから輸入という形になります。もともと、交配をしながら病気まで克服し、繁殖してきました。ですから、気候や環境が変わるとアメリカンボブテイルが生まれにくいと思われます。
輸入するための費用と猫に関する諸費用とで、25万円~より高額な金額となります。
ペットショップもおそらくアメリカから輸入と考えられますよね。
3-3 里親は?
アメリカでしか、アメリカンボブテイルは手に入らないようです。里親でアメボブが出ていたら、異種交配(雑種)の可能性があります。
ちなみに、ジャパニーズボブテイルがいます。学術的には切れ尾の劣性遺伝として扱われています。
アメボブでなくてもしっぽが玉のように丸い猫がほしいなと思うのであれば、ジャパニーズボブテイルも一つの選択ですね。
4 アメリカンボブテイルの 飼い方
4-1 たくさん遊ばせよう
運動量がかなり多めです。定期的におもちゃで相手をするかキャットタワーを用意したり、走りやすい部屋に置いてみたりと、ストレス発散させるようにしましょう。
4-2 食事について
子猫から成長していく段階で、高カロリー・高タンパクをあげていきましょう。その際には、ちゃんと体重を見ながら健康管理もいっしょにしていきます。
4-3 適度なブラッシング
日1回くらいのブラッシングでいいですね。毛がすこし固く、もつれていることもあるので、やさしくしてくださいね。
あとお風呂は、月1回くらいですね。無理に入れると嫌がられます。
4-4 病気について
もともと、自然発生した猫ですが、改良につぐ改良されていったので、遺伝子疾患はでないとされています。
そのため、かなり長生きをする猫なので、高齢期には膀胱炎や尿結石、腎不全などの一般的な疾患にかかりやすいです。サインとして、多飲多尿が見受けられます。
まとめ
アメリカンボブテイルは、とても優秀な猫です。
このようにアメリカンボブテイルは体力と心がほぼ完璧なものを持っている猫です。
病気に強く、性格もおとなしい。入手しにくいというのが難点です。
私も縁があればぜひ飼ってみたい猫種ですね!