アメリカンショートヘアは、通称、アメショーと呼ばれています。人気のある猫ですね。たまにバーゲンとかで値段も安くなる時があります。
別名「ワーキングキャット」と名前があります。誰も知らないですね。
さらに、最初は「ドメスティックショートヘア(国産の短毛種)」として登録されていたのですが、名前が悪かったのか人気はいま一歩でした。
アメリカンショートヘアとおしゃれに名前を変えたところ爆発的に人気となり、「キャット・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
https://twitter.com/reo_nekosuki/status/749086046093139968
アメリカンショートヘアの特徴や性格や子猫の飼い方、さらに特徴的な柄や色についても解説していきます!
アメリカンショートヘア(アメショー)とは
400年ほど前、大航海時代に船の鼠狩りの一員として乗っていた猫がアメリカンショートヘアの元になっています。
愛玩用猫ではなく、ネズミや蛇対策用として重宝がられました。
アメリカの読み名としてマウサー(ネズミを捕獲する意味)と呼んでいます。
なんだが、某有名漫画の格闘キャラの名前に似ていますね。
名前のイメージに振り回されたのですが、アメリカンショートヘアはやっと不動の猫となりました。
1 アメリカンショートヘアの特徴
1-1 体長
大きな体で筋肉質な強さをみることが出来ます。頭は大きくて丸い。足は、長くはなくのですが、筋肉がしっかりとついています。
1-2 体重
オスは4~7kg、メスは3~6kgが平均体重です。
生後9ヶ月くらいで、約3~4kgにまで成長しますので、栄養管理はしっかりとしたいものです。
1-3 寿命
平均寿命が10~13歳で他の猫(14〜15歳くらい)と比べるとやや短めです。健康管理をしっかりと行なうと長生きすることも可能です。日頃の管理が大事ですね。
1-4 毛色・柄
シルバークラシックタビーが有名ですね。
体全体に、縞模様の柄が入ります。
カメオタビー、ブラウンタビー、シルバータビー、レッドタビー、ブルータビー、間の色は黒・白・銀・クリーム色・赤・茶・青などがあります。
1-5 目の色
グリーン、ヘーゼル、アンバー、カッパー、ブルー、レッド、オッドアイ(左右の目か色違い)、ダイクロイックアイ(一つの眼球に複数のカラーが存在)
因みに猫の目の色は遺伝で決まります。生後2か月までは、キトンブルーで子猫のみの色。灰色が入った青い目をしています。
成長により目の色が決まってきますので、変化があってどんな色になるか楽しみですね。
2 アメリカンショートヘアの性格は?
2-1 好奇心が旺盛
もともと、狩が好きな猫です。自分の視界に入ったものは、手当たり次第向かっていきます。
猫じゃらしなどで、遊んであげると喜びます。ちょっと、度が過ぎるほど遊んでしまいがちです。
2-1 人見知りをしない
遊び上手なので、人間に慣れるのが早いですね。ただし、抱っこされるのが嫌いです。じっとしているタイプの猫ではありません。その点は、注意が必要です。
2-3 穏やか・陽気・多頭飼いもOK
穏やかで陽気な猫です。しかも、人間と仲良くできます。赤ちゃんがいる家庭でも安心して飼えますね。
また、多頭飼いをしても争いを好まないので静かに飼うことができます。
3 アメリカンショートヘアの価格は?
3-1 ペットショップでは?
値段は、15~20万円くらいです。
ブリードタイプ(品種として理想的な猫)は、20~30万円です。
1年目、ワクチン済、売りに出されています。生後半年の猫では、去勢とワクチンは引き取り手が行ないます。
人気がある猫で知名度も高いのでバーゲンもあります。
バーゲンの時、価格が若干安くなる可能性があります。チェックしておきましょう。
購入時は、クーリングオフ制度の適応があるか?血統書はついているか?など、ペットショップで確認をします。
3-2 ブリーダーでは?
価格は、10万円前後。
ペットショップと比べて、安くはなります。他に費用がかかります。
まず、良質なブリーダーであるか?を見極めます。「動物取扱業」「動物取扱責任者」の
資格を持っているか?ですね。
それには、現地へ行って、猫とブリーダーの確認をしなくてはいけません。猫に関する情報を提示しないブリーダーは、要注意です。また、血統書を付けないのも怪しいです。
信頼できるブリーダーと取引するように心がけましょう。
3-3 里親は?
基本的に無料です。
里親募集もありますが、里親の条件でほぼ取引が成立します。ワクチン代・避妊手術代、病気になっている場合は治療代が発生する場合があります。
里親とよく相談しながら、引き取るか?どうか考えましょう。
因みに、野良猫に対して治療費の補助がでる自治体もあります。確認してみましょう。
4 アメリカンショートヘアの飼い方
4-1 肥満には要注意
アメリカンショートヘアは、体質的に太りやすいです。食事の管理が必要です。
成猫の餌をあげる回数は基本1日に2回。
1日あたりのカロリー計算の方法は「猫の体重×70~80kcal」となります。
たとえば、体重が6kgの猫の場合の基本カロリーは「6kg×80kcal=480kcal」と計算されます。
もし食事とは別におやつをあげる場合は、当然別計算となりますから、与え過ぎないようにしましょう。
4-2 運動をさせよう
もともと、運動好きな猫です。運動しないとブクブクと太る体質なので、存分に遊ばせましょう。
4-3 お風呂は?
猫は、全般的に水が嫌いです。当然、お風呂も嫌ですね。
夏場は1か月~2か月に1回、冬場は3か月に1回ぐらいのペースがいいですね。ブラッシングは抜け毛があまりないので週2~3回で構いません。
4-4 トイレは?
トイレの場所をしっかりと覚えさせることです。
猫は、自分が排便やおしっこをしているところを見られたくない動物です。トイレ場所は、猫が落ち着く場所に設置します。寝床から遠すぎない、人があまり通らない場所ですね。
子猫では、排便は若干多く、2~4回ほどする子もいます。血便や軟便でなければ、特にこれくらいの回数なら問題ありません。
4-5 病気は?
肥満から来る「糖尿病」「関節疾患」ですね。「肥大型心筋症」や腎臓の機能が弱ってしまう「急性腎不全」もあります。常に、健康管理には注意が必要ですね。
まとめ
アメリカンショートヘアは、比較的飼いやすい猫です。
あとは、健康管理をしっかりとしていき病気にならないようにしていきましょう。若干、平均寿命が短いので栄養面、運動面をしっかり管理してあげて長生きさせてあげてくださいね。
ちびちゃんぼんからのお知らせです。
水分補給してね!!#アメショ #ぼん pic.twitter.com/PxzOpCDK7X
— ぼ(ฅ'ω'ฅ)ん@低浮上|ε:) (@yaha_bon) July 1, 2016
猫が健康だと飼い主も元気になります。
末永くアメリカンショートヘアと仲良くしていきましょうね。
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