キプロスアフロディーテという名前の猫をご存じでしょうか?
大きくてがっちりした体をもつキプロスアフロディーテは地中海のキプロス島から誕生した猫です。
今回は、キプロスアフロディーテの性格や値段、またターキッシュバンとの違いについてもお話ししていきます。
キプロスアフロディーテ pic.twitter.com/Fs4hSKMFfR
— 世界のにゃんたま。@相互フォロー100% (@makoba0305) August 11, 2016
目次
1 キプロスアフロデイーテの歴史
キプロスアフディーテは地中海の東、キプロス島で誕生しました。名前の由来はここからですね。キプロス島で発生し増えていった猫で、猫種として認められたのはつい最近の事です。
この猫は、骨格がしっかりしており顔は逆三角形で、耳は大きく立っていました。キプロス島の他の野良猫もそっくりの特徴を持っていて、生まれた子猫もやはり同じ特徴を受け継いでいました。
この子猫が成猫になり、子猫を産んだときにも特徴が変わることはありませんでした。
このことから、猫の繁殖に乗り出すことにしたのです。
2008年になりキプロスアフロディーテは国際機関へ登録されました。
2 キプロスアフロディーテの特徴
山岳地帯であるキプロスは、斜面が急であったり自然豊か。
その中で育ってきたキプロスアフロディーテは後肢が長くなっています。それは山の斜面を駆け回れるように発達したと考えられています。筋肉質でがっちりした体型ですがエレガントな雰囲気です。
被毛の量がフサフサに生えていて大きい耳を持っているのは山での生活を過ごすために発達しました。被毛の色は多くあり、被毛の長さはセミロングや短毛です。
3 キプロスアフロディーテの性格は?
キプロスアフロディーテ pic.twitter.com/T8qS8a4Z7c
— 世界のにゃんたま。@相互フォロー100% (@makoba0305) August 6, 2016
性格はとても穏やかで、外交的です。
人間の膝に乗ることが好きな猫が多く家庭で飼うのにぴったりの猫です。
山岳地帯で生まれ育っていることもあり活発で運動好きです。
4 キプロスアフロディーテとターキッシュバンの違いは?
顔が逆三角形、大きな耳、後ろ足が発達して長い、しっぽがフサフサなどターキッシュバンと似た部分があるものの、かなり違いはありますね。
キプロスアフロディーテは、地中海のキプロス島の山岳地帯で生息していたのが始まりです。
ターキッシュバンは、トルコ南東部のヴァン湖で泳いでいるのを発見されたことで泳ぐ猫として広まりました。
ターキッシュバンの特徴は体が大きく頭と尻尾以外は真っ白の被毛で珍しいバンパターンの持ち主です。
同じように野生で育ってきてはいますが全然違う猫ということが分かります。
キプロスアフロディーテは山岳地帯育ちで山を駆け上れる肢をもっていて、ターキッシュバンは泳ぎの得意な猫と大きく異なります。
5 キプロスアフロディーテの飼い方は?
体が丈夫な猫で、暑くても寒くても平気です。
被毛は長めですが毛がもつれることはあまりないですし、ブラッシングの頻度は1週間に1回でいいでしょう。
体格はがっちりしており大型猫に入るため、体重に耐えれる重さのキャットタワーと用意してたくさん遊ばせましょう。
飼い主と遊ぶことも好きなのでぜひ一緒に遊んでください。
6 キプロスアフロディーテの値段は?
キプロスアフロディーテ pic.twitter.com/QgVFaUtS8E
— 猫の王国 (@nekonekogazou) August 7, 2016
キプロスアフロディーテは、まだまだペットショップで見ることは難しい猫です。
日本で見られるようになるには時間がかかるかと思います。
したがって入手する際には海外のブリーダーとのやりとりで購入することとなるでしょう。
購入時にはブリーダーから提示された値段、例えば30万だとしたら30万を支払うことになります。
7 まとめ
キプロスアフロディーテは、まだ猫種と定められて日が浅い猫です。
山岳地帯を駆け回っていたことで体も強く、暑さや寒さにも耐えることができます。
性格も親しみやすいく家庭で飼いやすい猫といえるでしょう。
なかなか入手は難しいですが、珍しい猫を飼いたいと思っている方にもおすすめです。