めったにお目にかかる事のない猫「ブランブル」、普通の猫のようにも見えるけれど、普通の猫とは違った不思議な見た目を持つ猫です。
そんなブランブルはどういった性格をしているのか?飼い方、平均体重、平均寿命などの特徴や値段についてご紹介します。
①猫ブランブルはどんな猫?
無毛でスリムな体形を持つピーターボールドと、ヤマネコの血を引く野性味あふれるベンガルを交配して生まれた猫が「ブランブル」です。
品種名はブリーダー名「Bramlett」と、いばらの意味を持つ「bramble」を組み合わせたものであり、希少品種登録機関REFRに公認されています。
どうして「いばら」という言葉を利用したのかは不明ですが、ブランブルの持つ珍しいワイヤータイプの被毛から連想したのでしょうか。
②猫ブランブルの体形や見た目の特徴
目立った特徴は、短毛であり、被毛の種類がワイヤータイプであることです。
被毛の色には規定がありません。
若干ちりちりとカールしている被毛の下にある地肌には、ロゼッタパターン(雲模様)があるという珍しいタイプの猫です。
キャッテリが紹介している動画の見た目の印象としては、体形はどことなくピーターボールドを思わせる手足の長いスリムで大柄な体格があり、一般的な猫のしっぽ半分くらいの厚みの細長いしっぽ、短毛種の中でも更に短い被毛をもつように見えました。
③猫ブランブルの平均的な体重、寿命
平均的な体重、寿命といった身体的特徴については明確な情報はありませんが、一般的な猫と比べ大柄であるといった情報はあります。
もしベンガル並の大きさになる場合3~8kg位にはなるのかもしれません。
キャッテリMagnoliachatが公開している子猫の動画を見ると一般的な猫位のサイズにも見えなくもありません。
平均寿命はおおよその目安として15年位ではないでしょうか。
基礎猫のベンガルが12~15年、ピーターボールドが14~15年程の平均寿命を持つためです。
④猫ブランブルの性格
人見知りしない、遊び好きといった性格を持ちます。
小動物や、小動物を模したおもちゃなどを見ると狩猟本能が刺激されるのか忍び足になったり、攻撃耐性に入るといった凛々しい一面を持つのはヤマネコの血の影響でしょうか。
⑤猫ブランブルの値段や入手方法
基礎となったピーターボールドは世界でも高価な猫として有名であり、~60万円近くの価格で取引されることもあります。
世界中でも希少な猫であり、日本では最も目にすることも少なく珍しい猫「ブランブル」、その希少性を考えると60万円以上の価値がある猫かもしれないですね!
⑥猫ブランブルの飼い方
☆生活環境
小動物を狩りの対象としてみてしまう可能性もあるため、小動物を飼育している場合は注意が必要です。
短毛種、ワイヤーヘアであり抜け毛が少ないため、週に一回程度のブラッシングで充分だと思います。
大柄な体と敏速な動きをする面や、遊び好きな面、狩猟本能を満たせるような環境を考慮し、広い空間、自由に遊べるキャットタワー、遊具などを設置してあげると良いのではないでしょうか。
☆かかりやすい病気
珍しい猫のためかかりやすい病気についてもあまり知られていません。
一般的な猫のかかりやすい下部尿路疾患やストレス性疾患、風邪などの感染症、ノミ・ダニなどに配慮したり、定期的な健康診断やワクチン接種で健康管理をしていくのが良いのではないでしょうか。
⑦まとめ
めったにお目にかかる事がない猫というだけでも興味を惹かれてしまいます。
珍しい猫が家の中でのんびり寝ている姿を想像するとなんだか不思議な感じがしてきますね!