おしゃれで可愛らしく爪とぎを防げる方法「ネイルキャップ」があることをご存知ですか?「ネイルキャップ」は猫を傷付ける手術をする必要がなく、爪とぎを用意する手間もいらない対策方法の1つです。
気になるのは使用感!ネイルキャップをつけることによって感じるストレスや問題はあるのか?
爪キャップを使う上での注意点と併せて紹介していきます。
①猫のネイルキャップってどんなもの?
☆見た目は?
ビニール製の猫の爪の形をしたキャップで、専用の接着剤で固定して使います。
キャップ、接着剤ともに万が一飲み込んでも問題がない作りになっているため安心して使うことができます。
サイズはXS、S、M、Lなどで多くの色・種類(クリアやラメ入り)があります。
☆使い方
1. ネイルキャップに合わせ爪の先端を切る
2.接着剤をネイルキャップへ入れる
3.爪へ被せて5分程じっとさせて固定する(※おやつで気を引いても良い。)
☆交換するタイミング
・爪が伸びる速度に合わせる
・目安として4~8週間位
☆値段(楽天価格)
・20個入り¥950円から
※10~200個入りもあるようです。
②ネイルキャップを使用した人の評価
☆メリット
・見た目がかわいい
・ケガの悪化を防止できた
・家具、猫自身、同居するペット・人を傷付ける心配がない
☆デメリット
・カビが生えることがある
・自分で取り外してしまう
・値段が高く、お金がかかる
・ストレス具合を把握しずらい
・装着が大変で失敗することもある
健康な猫に装着する場合、取り外してしまったネイルキャップを何度も付け替えるのかと思うと爪とぎを置いたり爪とぎされないようにカバーしておく方がいいような気がしなくもないですね。
賃貸で猫を飼う場合や、どうしても同居に難しい場合、ケガをしてしまった場合使える1つの方法という感じでしょうか。
1か月近く同じネイルを付けたままでトイレにも行くことを考えると衛生面での対処も必要かなとも考えます。
③ネイルキャップ気を付けたい注意点
☆使用上の注意
・爪を切る場合は短く切り過ぎない
・子猫(3か月未満など爪の小さい子)は爪切り不要
・普段から爪切り、手に触れられることに慣れさせる
(毎日5~10分程手をマッサージする)
・爪全体をカバーできるサイズを選ぶ
・接着剤は目や粘膜に触れないよう注意する
・慣れるまでは外れる度に付け直す必要がある
・ネイルキャップにいつまでも慣れなく向いていない猫もいる。
☆ストレスについて
・慣れるまでは外そうとしてかじったり、いじったりすることがある。
・慣れないと感じられる場合は、爪とぎできる環境を整える方が良い。
・本能的な行動を抑制する行動であるためストレスがないわけではない。
④まとめ
保護目的で使う方法としては爪とぎを設置する以上に安心感があり、見た目は可愛らしい・華やかで面白いなと思う反面、猫にとっては邪魔なものではないかと思います。
多くの人はネイルをすることは少なからず窮屈だと思いますし、極論ですが1か月もネイルそのまま?と考えるだけでも私は嫌です。
どうしてもそうしないといけない訳じゃない時に使う方法としては、猫にとって窮屈な方法であることを理解したいですね。