猫って雨の日はどんな過ごし方をしているんだろう?
梅雨の湿気、シャワーの水、猫ちゃんと水の関係を不思議に思う方もいらっしゃいますよね。
そんな猫の気持ちを理解するための、猫の雨の日の過ごし方、外に出ていった際の雨宿りの方法、ビショビショに濡れた場合に風邪をひくことがあるのか?といった疑問点についてまとめていきたいと思います!
①猫の雨の日の過ごし方
「憂鬱でひたすら眠い、今日はゆっくり休みたい」雨の日は私たちにそんな気持ちを抱かせますが猫も同感なようです。
そのため雨の日の猫は家の中でじっとし、普段より大人しく更によく眠ります。
話しかけても応答がない、なんてことがある位大人しく過ごしています。
猫は気温の変化や気圧の低下も敏感に感じ取ってしまう動物だからです。
ヒゲが湿気を感じてムズムズして気になる、低気圧によって体が膨らむことで血流が悪くなるといった体の変化が体全体へ大きく負担をかけます。
また日差しがなく一日のメリハリがなくなるため眠くなりやすい。
狩りの獲物となる動物も出てこないため狩りをお休みして晴れの日に備える。
そういった意味合いもあるようですね。
②もし雨に濡れてしまったら?
☆雨宿りの方法
家で飼われている猫は家の中から出ていこうとはあまりしないですね。
外で暮らしている猫は民家の軒下、車の下などの物陰で雨をしのぎながらじっとしていることが多いです。
野良猫のそういった姿を見たことがある人は多くいるかと思います。
万が一どんな天気でも外に出掛けるのが好きな猫を飼っているなら、自宅付近に雨宿りできる場所を作り、帰ってきたらすぐに気付いて室内に入れてあげることですね。
外に出掛けたくならないよう一緒に遊んで気を紛らわせてあげるのも良いかもしれません。
☆猫が雨に濡れてしまったら
もし雨の日に何か用があって外に出掛けて帰ってきたら、猫もビショ濡れになることもあるかもしれません。
そんな時は乾いたタオルでしっかりと水気を拭きとってあげるのが第一ですね。
慣れているならドライヤーで乾かすのもよいでしょう。
水気をそのままにしていると体温が下がってしまい免疫力も低下するため良くないです。
☆猫は雨に濡れても風邪をひかないの?
基本的には風邪をひきやすくなるのではないかと思われますが、人間と同じで猫も個体差によりますね。
ただし人間も猫も共通するのは水に濡れたままでいると体温が低下します。
被毛がべたつく(猫の被毛は水をはじきにくく乾きにくい)ことから気分が悪くなってしまうこともあるかもしれません。
これらのことを考えると、雨でビショ濡れになってしまったら風邪をひく可能性は高くなりますし、体調が悪くなってしまう可能性は充分考えられると思います。
体調を崩したり、風邪をひいてしまうことがないよう注意してあげたいですね。
③まとめ
猫も雨が降ると元気がなくなるのには天気による大きな体調の変化があるからですね。
そのためどちらかというと雨の日は家の中でじっと眠っている猫ですが、もし雨に濡れてしまうようなことがあればしっかりと水気を取ってあげることが大切ですね。
また雨の日でも快適に過ごせるような室温の管理をしたり、過ごしやすい環境作りをするなどの工夫をしてあげましょう!