6月7月はジトジト、ジメジメした梅雨の季節。
人間にも猫にも不快で体調変化を起こしやすい季節です。
梅雨の時期におこりやすい猫の食欲不振、元気がない状態の原因は何なのか?
それぞれ対処方法、湿気対策の仕方についてまとめていきたいと思います!
①猫が梅雨に元気がなくなる原因や理由
長雨、晴れ間の高温などによる寒暖差、突然の雨や雷など気分的にも体調的にも過ごし難い季節であることも体調が悪くなる理由です。
また60%以上にものぼる多すぎる湿気は、猫の体温調節を難しくする要因です。
普段当たり前にできていたことができなくなり、体に大きな負担がかかることにより元気がなくなるというわけですね。
普段であれば、小さな体は熱を外へ逃がしやすく砂漠の熱さにも強いといわれます。
肉球にしか汗腺はありませんが、口や鼻からの放熱やグルーミングすることにより唾液を通して熱を外へ逃がすことができるからです。
梅雨の時期は湿気が大量にあるためその効果をうまく発揮できなくなってしまうんですね。
②猫の梅雨に起こりやすい体調の変化
☆熱中症
体温調節がうまくできなくなるため体の中に熱がこもりやすくなります。
熱中症になりやすくなるため、熱中症を引き起こさないための対策が重要になってきます。
☆皮膚病
皮膚や耳の病気にかかりやすくなります。
特に顎にきび、スタッドテイル、猫ノミなどに注意が必要です。
口についた食べ残しや、皮脂がたまってしまう場所へ雑菌や、細菌が発生しやすくなるため清潔さを保つようにしたいですね。
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☆食欲不振
ジトジトした湿気と暑さでバテてしまうこともあります。
体の中のエネルギーが、梅雨によって難しくなった体温調節に使われてしまうため極端に食欲が低下してしまうことも多いです。
③梅雨対策するにはどうすればいいの?
☆病気予防への対策
雑菌の繁殖を防ぎましょう。
口周りの汚れのふき取り、定期的なシャンプー、通年を通したワクチン接種(ノミ、ダニ用)を心がけるとよいですね。
☆体温調節への対策
衰えた体温調節機能を適切な室温、湿度を保つことによって対策しましょう。
人間が快適だと感じる室温、湿度より少し低めをこころがけると良いですよ!
人間が快適だと感じる
温度・湿度 |
温度 | 湿度 |
夏 | 25~28℃ | 55~65% |
冬 | 18~22℃ | 45~55% |
毛の種類(短・長毛)、性格(暑がり、寒がり)などの個体差にも配慮してあげてくださいね。
☆食欲不振への対策
食欲がない時期でも、少ない量でしっかりと栄養が摂れる食事によって栄養管理することが急な体調変化を防ぐことへつながります。
梅雨の時期は特に、食べ物キャットフードに気を配りたいですね。
ウェットフードを有効活用したり、より食べさせやすいフードを選ぶことが大切ですよ。
梅雨時期に特におすすめなのは、食いつきに評価が高く少量でしっかり栄養が摂れるカナガン、モグニャンです!
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④まとめ
梅雨の時期は人間も猫も普段より元気がなくなる季節ですが、室温調節、適切な食事、清潔さをこころがけることでしっかりと健康管理をしていきたいですね!