普通のサイズでも可愛い猫ですが、幼く小さくなればなるほどより可愛らしさが増すのは動物共通の魅力そのもの。
一番小さい猫の種類や名前は?
大きさ、体重などの特徴、値段についてご紹介していきます。
①世界で一番小さい猫の名前は?
一番小さい猫の名前は「クロアシネコ」という種類ですね。
≪クロアシネコ≫
世界最小のネコ科の動物。
大きさは35~50cmくらいでチワワと同じくらいの大きさです。
可愛らしい容姿ですが野生が強く大型の動物にも怯まず反撃することもあるそうです。 pic.twitter.com/q7sJLSxz2e— ネコ種大百科 (@nekosyu_dai) May 31, 2018
クロアシネコの体長は以下の通り、
・メス:37~42cm
イエネコの体長70~75cmと比較すると、イエネコの約1/2サイズであることが分かります。
☆起源・種類の由来
砂漠やサバンナに住む夜行性の野生猫です。
☆特徴
豹柄猫にありがちな足裏真っ黒タイプの猫で灼熱の砂漠を歩くことに特化した足をもっています。
額には微妙に「M」の文字があるのも猫らしい特徴ですね。
尻尾は長めで、冬になると全身の被毛の色が銀色味を帯びてきます。
体重は2kgにも満たず、個体数の少なさ・減少度合から絶滅危惧種に認定されています。
☆性格
警戒心が強く人が近づくとさっと逃げてしまう逃げ足の速さは野生動物ゆえの勘の鋭さがあるとも言えます。
また、追い詰められたり自身に危険が迫るようなことがあると獰猛に反撃してくる勇敢な面もあります。
一説ではキリンにも襲い掛かるとか。
小さな穴倉に住む動物であるにも関わらず獰猛な行動をするため、「アリ塚のトラ」とも呼ばれ一目置かれる存在です。
☆価格帯
絶滅危惧種であり購入することはできません。
☆同じ位小さい猫
クロアシネコ同様に小さい猫として、コドコドやサビイロネコが存在しています。どちらも絶滅危惧種であり、ほとんど目にする機会はありません。
☆どこで見ることができる?
日本で生きているクロアシネコを見ることはできません。
ただし標本であればコドコド、サビイロネコと一緒に静岡にある「ねこ博物館」で見ることができます。
入園料は大人で「大人1300円/中高生1000円/小学生700円」となっています。
年中無休で営業していますのでぜひ一度は訪れてみたいですね。
生きているクロアシネコは海外の動物園で見ることができますよ!
②現在のギネス記録最小の猫は「マンチカンのピクセルちゃん」!
体質であまり大きくならない猫も世界にはたくさんいます。
ギネス記録で現在最小と認定されているのは「マンチカンのピクセルちゃん」です。
体長13.5cmと15cmの定規以下です。
頭や尻尾を考えるともう少し大きくなりますが、それでもイエネコの1/3程度の大きさしかありません。
元々体が大きくない種類であるマンチカンですが、その中でも群を抜いて小さいのが分かりますね。
またピクセルちゃんを見てもらっても分かるように、小さい体を持つ猫は種類だけで決まっているのではなく、体質や遺伝によっても小さい体を持ちうると言えるのではないでしょうか。
小さい猫を飼いたいと思われる方は、実際のサイズで検討してみるのが一番でしょう!
③まとめ
絶滅危惧種の野生猫に体の小さな猫がいますね、猫は元々あまり体が大きくならない遺伝子を持っているのでしょうか?
珍しい猫だけでなく体の小さい遺伝子を持つ猫に出会うことができ、更に飼うことができたらラッキーですね!