猫が電源コードや各種ケーブル類を噛む、かじる癖がある場合には特に注意が必要です。
電源コードに流れる電気によって感電死を引き起こしてしまうこともあるからです。
事故が起こる前に対策をしたい猫の噛む、かじる行動。
防止していくにはどうしたらいいのか?防止方法や、電源コードの保護方法についてまとめていきたいと思います!
①猫が電源コードを噛む、かじるのはなぜ?
猫か電源コードなどのひも状の物を噛むようになるのは子供のころの癖にあり子猫の頃に治らないと成猫になっても噛む行動をします。
噛む、かじる理由としては歯の痒みがある、親がいない寂しさを紛らわせたい、興味を惹かれる、狩猟本能が刺激されるなど様々です。
歯の痒みが原因であれば生後半年位で噛む行動をしなくなりますが、それ以外が原因の場合は電源コード噛まないよう教えたり、噛めないよう対策を取ることが必要となってきます。
②猫が電源コードを噛むのを防止するには?
電源コードに興味を惹かれないようコードを「まとめる・隠す」方法が有効です。
具体的には、以下のような方法で対策ができます。
・コードを保護するグッズ(カバー、収納ケース)を使う。
・使用した後、外して片づけられるものは片づける。
・猫が電源コードの場所まで行けない(触れられない)ようにする。
③電源コードの保護方法、保護グッズは?
上に挙げた方法で保護する場合、便利なグッズがあるためご紹介します。
☆カバー
電源コード全体にぐるぐるとまいて被せる「スパイラルチューブ」があります。
価格は100円~1,000円程度で100円均一でも取り扱いがあります。
ただ気になるのは、電源コードの熱対策や、カバーの取り外し・取り付けの面倒さがネックとなりそうです。
☆収納ケース
散らばったコードを全て収納できる「ケーブルボックス」があります。
価格は数千円~5,000円程度でインテリアとしても優秀なグッズが多いです。
電源コードにつく埃や熱などをさほど気にせず使用できる点が一番安心できると思います。
☆結束グッズ
コードをまとめる「ケーブルタイ(テープ状)・結束バンド・壁掛け用フック」などがあります。
いずれも100円均一でも取り扱いがあります。
☆その他
可能であれば猫が電源コード付近に近づけないよう家具などで覆い隠してしまうのも良いでしょう。
④事故が起こってしまった場合の対処
<注意>
・まずはブレーカーを落としましょう
(猫に直接触れると触れた方も感電する可能性があります)
・ビニール、ゴム手袋を装着します。
<救助方法>
・もしコードを銜えていたら取り外します。
・呼吸、脈拍の有無を確認します。
・呼吸しやすいように体を横向きにし、舌を出させます。
(失禁した尿、糞にも直接触れないよう注意してください)。
・毛布などに包みすぐにでも病院へ連れていきます。
獣医さんに猫が感電してしまったことをしっかり伝えましょう。
⑤まとめ
子猫の頃からしつけをする、予防対策を行うことが何よりも大切ですね。
予防方法や電源コード保護方法も難しいものではないため早めに対処していきたいですね。
電源コードから猫を遠ざけ意図しない感電事故をしっかりと予防していきましょう!