猫も犬と同じく「お手」をすることご存知でしょうか?猫がお手をするなんてとても癒されますよね。
好奇心旺盛という猫の特質を利用することで猫にも「お手」やその他の「芸」を覚えさせることができるんです!
「お手」を覚えさせる方法や、お座り、おかわりなど猫に芸を覚えさせる方法についてまとめていきたいと思います!
①猫がお手ができるのはどんなタイプ?
お手や芸を覚えさせやすい猫のタイプとしては、飼い主と遊ぶことが好きな子、おやつが好きな子などです。
猫は犬と違い気ままなため覚えさせるには猫を喜ばせ自発的に芸をさせることが必要です。
犬であれば訓練の形で覚えさせ、飼い主からの指示として行わせることは可能ですが、猫はそういう訳にはいきません。
猫が自ら芸をしたくなるように教えていきましょう。
だいたいの猫は覚えるようにはなるようですが、個体によっては必ずしもできるわけではないため無理強いはしないようにしたいですね。
②猫に「お手」を覚えさせる方法
音を利用して覚えさせる「クリッカートレーニング」が有名です。
人間の言葉で教えることもできますが音の調子や音量などの違いによりきちんと認識できない場合があるため、猫の覚えやすさの点からクリッカーの方がやりやすいのではないかと思います。
クリッカーの音であれば常に一定であり猫も覚えやすいのがメリットです。
特定の音が鳴るとおやつが貰えることを猫に教えていきます。
「音が鳴るとおやつが貰える」ことを理解させられたら、音とお手などの芸を関連づけて覚えさせていく方法となります。
☆準備
・クリッカー(500円程度の音が鳴る道具)
・先が尖っていない棒状のもの(クリックスティックなど)
・おやつ(小さくちぎって何度も与えられる物)
☆手順
1.「音=おやつ、うれしい、楽しいこと」を教える
・クリッカーの音を鳴らし、すぐにおやつを与えます。
2.「お手」を教える準備
・先が尖っていない棒状のもの(ペンなどでも可)を猫の鼻先へもっていく。
・鼻先が棒に触れている最中にクリッカーで音を出しおやつを与える。
(徐々に鼻先へもっていった棒へ手を差し出すようになる)
・鼻先で触れることを覚えたら、棒に手を触れることを教えます。
3.「お手」を教える
・棒を掌に載せて猫の前へ差し出す。
・猫の手が棒に触れたら音を鳴らしおやつを与えます。
☆注意
・トレーニングは2分程まで、飽きたらすぐにやめます。
・おやつと食事のカロリーに注意しましょう。
<1>
声はかけないようにしましょう。
おやつ以外にも褒めて喜ばせるという方法もありますが、猫が褒められていると理解している方法を用います。
出典:http://petlives.jp/
<2>
はじめは猫の習性(物を近づけると臭いを嗅ごうとする)を利用します。
徐々に行って欲しい行動に近づけながら教えていきます。
<3>
慣れてきたら猫の手が棒に触れた瞬間棒を取り、飼い主の掌に猫の手が乗るようにします。
必要に応じて「お手」などの声掛けも一つ一つ関連づけて教えていきましょう。
③猫に「お座り」や「おかわり」を覚えさせる方法は?
上にあげた方法を応用しながら教えていきます。
お座りであれば猫の顔の上へ棒を持っていく、おかわりであればお手とは逆の手側へ棒を持っていきお代わりを誘発する、できたら音を鳴らしながらおやつを与えるといった形です。
④まとめ
猫がお手やお座りをしてくれるようになったらうれしくなりますね!
猫が嫌にならない程度に遊びの延長としてうまくお手やお座りを教えていけるのが何よりです。