ここ数年猫人気がすごいです。
たくさんの種類の猫がいますが、毛色や柄でおおよその性格が分かるのをご存知ですか?
猫の毛色と性格の関係性、どのようにして決まるのか遺伝の仕組み、人気の色や柄について解説していきます!
①猫の毛色の種類は?
猫の毛色も十匹十色なので代表的な色や柄を紹介していきます。
<単色系>
・白
・黒
・灰
<混色系>
・白×黒
・白×灰
・白×茶
・白×黒×茶(三毛)
<柄>
・サビ
・茶トラ
・キジトラ
・サバトラ
・ハチわれ
他にも白がメインで色が少し入っている柄を「トビ」といいます。
(ex1)頭に黒い毛色→シロクロトビ
(ex2)頭に茶の毛色→チャシロトビ
②猫の毛色と遺伝
生まれてきた子猫が母猫と異なる毛色をしている時がありますよね。
これは遺伝子の影響があります。
例えば、白猫と黒猫が親で生まれてきた子猫の毛色が白色であれば白猫の遺伝が強かったと言えます。
この場合、白い毛色の遺伝子が「優勢遺伝」、黒い毛色の遺伝子が「劣勢遺伝」と言い、優勢の遺伝子が表に現れることを「メンデルの法則」と言います。大昔、生物で習いましたね?!
黒い子猫が生まれたときは黒猫の遺伝子が優性遺伝したとなります。
野良猫に多いのですが交尾後に他の雄猫とまた交尾を行うことにより、雌猫は一度に複数の雄猫の子供を妊娠することがあります。
この場合生まれてくる子猫の毛色がそれぞれの父親の遺伝が違うので同じ母猫から生まれてきても異なる毛色をもって産まれてくることがあります。子猫を見て、どんな父親なのか想像すると面白いですね!
③猫の毛色と性格との関係性は?
猫それぞれにも性格はありますが毛色でおおよその性格が分かります。
出典:http://blog-imgs-42-origin.fc2.com/f/r/e/freeride7/1763.jpg
「黒猫」
社交的で賢く哲学者のように考える猫とも言われています。
少々警戒心が強かったり、気が強かったりします。
「白猫」
繊細で賢く見た目通りの品のある性格です。
神経質な一面もあり一人を好む猫もいるようです。
「灰色」穏やかで寛容な性格です。
すこし恥ずかしがり屋ですが人とも猫とも仲良くなれる猫です。
「白黒の猫」
両極端で「賢い」か「やんちゃ」に分かれます。
人懐っこく甘えん坊な猫です。
「三毛猫(白+黒+茶)」
かなり神妙でプライドが高い猫です。
三毛猫はメスが多くオスはとても希少な存在です。
それでなのかは分かりませんがとてもお嬢様気質なところがあります。
三毛猫オスの入手方法と値段は?産まれる確率をメスと比較!
「サビ柄」
おとなしくマイペースな性格です。
抱っこされるのを嫌がる子が多く愛情表現が少ないですが猫らしい性格とも言えます。
「キジトラ・サバトラ」
警戒心の強い子が多く心を許した相手にしか懐かないこともあります。
心を許してくれる様になると甘えん坊でベッタリ寄ってきてくれます。
「ハチわれ」
好奇心旺盛な性格で遊ぶのが大好きです。
頭も良いのでトイレのしつけに困ることは少ないと言われています。
④猫の人気の柄
たくさんの種類の柄がありますがその中でも人気の柄を挙げていきます。
1. 茶トラ
2. サバトラ
3. キジトラ
逆にあまり人気のなかった柄がサビ柄でした。
茶トラは子供から大人まで人気があり、サバトラ・キジトラがそれに続くとなりました。
個人的にはサビ柄が好きなので残念です。
⑤まとめ
世の中にはたくさんの毛色・柄の猫がいます。
毛色で性格も大体わかりますがやはり猫それぞれで全然違う性格の子もいます。人間と同じで育った環境により後天的性格の違いが出てきます。
もし、新しく猫を飼いたいと思っている時は一度一通りの毛色や柄を見てそして実際に会ってから運命のお相手を探すことをおススメします。