花粉症の人でしたら「アレグラ」という薬の名前を一度は聞いたことがあると思います。
花粉症の症状を緩和する薬なのですが、実は猫アレルギーにも効果があると言われています。
今回はアレグラの成分や効果、価格、副作用、注意点などをまとめました。
猫アレルギーの症状に苦しんでいる方は必読してくださいね!
①アレグラとは
アレグラは主に花粉症の症状を緩和させるために販売されている「抗ヒスタミン薬」です。
一般的には「フェキソフェナジン塩酸塩製剤」と呼ばれています。
アレグラには30mgと60mgの二種類あります。
通常12歳以上は60mg、7歳以上12歳未満は30mgと分けられます。
ただし体型や症状により年齢と異なる方の薬を処方される場合もあります。
アレグラの成分
1錠(60mg)あたりフェキソフェナジン塩酸塩60mg。
添加物が結晶セルロース,部分アルファー化デンプン,クロスカルメロースナトリウム,ステアリン酸マグネシウム,軽質無水ケイ酸,ヒプロメロース,ポビドン,酸化チタン,マクロゴール400,三二酸化鉄,黄色三二酸化鉄
効果としては花粉症の季節性アレルギー鼻炎の諸症状を始め、猫アレルギーやハウスダスト等で原因で起こるアレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患いろいろな種類のアレルギー症状を和らげてくれる薬です。
花粉症の症状をおさえるために使われることが多いのですが、猫アレルギーが起こるのも基本的に同じ構造なので症状緩和に効果が期待できます。
アレルギーの薬の中でも眠気が少ないのが特徴的な薬です。
②アレグラの使用上注意点
60mgでも30mgでも1回1錠、1日2回の経口摂取になります。
多量に飲めば効果が強くなるといったことはありません。猫をどうしても飼いたいからといって沢山飲んでも症状は変わりませんのでご注意くださいね。
あと、妊娠中の服用はすすめられておりません。
妊娠中の方や疑いのある方は必ず先生や薬剤師にその旨を伝えてください。
体質的にアレグラが合わない人もいますので、薬の効果が感じられないと思ったら一度病院の先生に相談をしてみましょう。
③アレグラの副作用
主な副作用は頭痛、吐き気、肝機能低下、黄疸があります。
稀に現れる症状としてアナフィラキシーショック、無顆粒球症、好中球減少、白血球減少、顔面麻痺などがあります。
服用して体に何かしら異変を感じたら、服用を中止しすぐに病院で受診するようにしましょう。
眠気の少ない薬と言われていますが、少ないだけであり無くなったわけではありませんので、運転前の服用は避けたほうが良いと思います。
④アレグラの購入方法と価格
アレグラはドラッグストアやネットでも購入することができます。
ただしドラッグストアでは薬剤師がいない場合の販売ができない事、ネットでは医薬品を取り扱っている専門のサイトでなければ購入できません。
一番確実なのはやはり病院で処方してもらうことです。
値段は市販されているものだと14錠(14日分)で2075円です。
病院で処方される場合は14錠(14日分)で2013円になります。
病院で処方される方が若干安いですが診察料が加算されるのでお薬だけだと市販薬のほうが安いことになりますね。
今はジェネリックもありその場合は14錠(14日分)で1140円くらいになります。
病院に行く時間がない、長期的に必要だから安く済ませたいという人はジェネリックや市販のアレグラでも良いのかもしれませんね。
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⑤まとめ
猫アレルギー症状をなんとか抑えたい、軽くしたいという方は飲んでみるとよいでしょう。
しかし副作用もありますので一度病院で診察を受けて薬が自分に効くのか確かめることが大切だと思います。
猫ちゃんとどう付き合っていきたいのかをしっかり考えてから服用しましょう!
確実に効果が得られること、猫アレルギーだけど猫ちゃんとうまく付き合っていきたい場合は、購入してみるといいかと思います。