猫カビ(皮膚病?)の病状や治療法は?人への感染は?

も人も怖い感染症、早く対処しないとどんどん広がって行く不安感には底知れない恐怖があります。

感染症の中でも皮膚に感染する「猫カビ」という病気があるのをご存知でしょうか?

どんな病気なのか?感染症と言われるけれど人へも感染するって本当?など猫カビについての疑問や、病状、治療法についてまとめていきたいと思います!

①猫カビってどんな病気?

正式な病名で言うと「皮膚糸状菌症(白癬)」です。

免疫力の少ない(もしくは低下した)子猫や老猫、病気の猫がかかりやすい病気です。

この病気は人間にも、同居する動物(犬など)へも感染します。

人間でいうと「水虫」、「たむし」といった部類の病気です。

②症状は?人へ感染したらどうなるの?

猫が病気を発症すると発症部位が赤くなる、更には円形に近い(5~10cmなど広い範囲のハゲ)脱毛状態となり、その周りにフケ、かさぶた、ブツブツしたできものができるようになります。

人間に感染した場合、赤い発疹ができます。

進行すると赤い発疹上に円形のブツブツしたできものが出てくるようになる場合もあります。

猫も人間も程度は異なりますが痒みが出てくるのが大変な所です。

またこの病気は、人間の水虫などが猫に感染してしまうことがあるので人間側から猫へ病気を感染させないようにも気を付ける必要がある病気ですね。

③猫カビ予防方法

<猫の場合>

・日頃から皮膚チェックをしておきましょう。

・ストレスを溜めさせないような生活空間を作ることを心がけましょう。

・健康状態や衛生状態を一定に保てるようにしましょう。

<人間の場合>

・なるべく感染した猫と接触しないようにしてください。

(感染した猫をケージに入れる等の対処をする。)

・感染した猫と接触した部位は水で良く洗い流しましょう。

(アルコールスプレーなどは効果が薄いようです。水できちんと洗浄することが病気予防に一番適しています。)

④猫カビ治療方法

<猫の場合>

ハゲや痒み、発疹などが見られたら病院を受診することをおすすめします。

病院では、全身の毛を刈り真菌を減らす、薬湯で全身洗浄する、外用薬を塗る、内服薬を使うなどの治療方法を行うようです。

場合によっては治療に1~2か月程度の長い期間を必要とすることもあります。

病気が治るまでは継続的な治療や対策が必要になってきます。

引っ搔きを予防し、薬を塗るためにエリザベスカラーなどを用いる場合もあるかもしれません。

猫自身も人もなかなか大変ですが根気よく治療していきましょう。

<人間の場合>

痒みや発疹が見られたらすぐにでも病院(皮膚科)へ行きましょう。

自分で対処しても症状が良くならない場合ももちろんですが、早めに病院に行くことをおすすめします。

病院ではカビ(真菌)の異常繁殖を抑制する成分のある抗真菌薬などが処方されることがあるようです。

痒みなどからくる皮膚の傷は黒っぽくなり、目立ちがちなのでなるべく酷くならないよう早めに適切な対処をしていきたいですね!

⑤まとめ

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猫カビは猫も人も同居動物も感染します。

感染の疑いが見られたら早めに対処することで家族全員が病気に感染してしまわないよう気を付けたい病気ですね!

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