私たちを癒し元気を分けてくれる猫ですが、うつ病になってしまうことがあるのをご存知ですか?
私たちでも辛いうつ病、猫もうつ病になったらどんな病状がでてしまうのか気になりますよね。
猫にいつも元気でいてもらうために知っておいてほしい猫うつ病の病状やサイン、猫うつ病の治療法や病気になった際の接し方など併せてご紹介していきたいと思います!
①猫うつ病の病状とサイン
・一人で居たがる(誰にも会いたがらない、物陰や隅っこに居たがる)。
・性格の劇的な変化がある(飼い主・同居同物へ威嚇するなどとても攻撃的になる、普段とは真逆の性格になる)。
・普段より食欲が落ち、体重も目に見えて減る。
・トイレに度々失敗する、よだれを垂らす様子が見られる。
以上のような病状が見られた場合、うつ病、もしくは精神的に元気がなくなって来ているサインと考えても良いでしょう。
食欲が落ちる、下痢や嘔吐をする、体調を崩すといった状態になると心配です。体が弱ってしまうため、別な病気の引き金になってしまうこともあります。
うつ病かもしれないと感じたら注意が必要です。
身体症状まで現れ始めた場合は、早めに動物病院へ連れていき原因を明らかにすることはもちろんのこと体調改善を図ることも必要かと思います。
②猫のうつ病を治療するには?
☆原因を探る
いつから猫の様子に変化が見られたのか、何か環境に変化があったことが原因なのか?一つ一つ原因を確認しながら対処していきましょう。
もし、どうしても判断できない場合には、猫を飼う上で必要な安心できる場所、食事、清潔なトイレ(衣・食・住)をしっかり確保するといった最低限必要なことを満たした上で、猫と過ごす時間を増やしながら猫が必要としていることを探っていくのが良いと思います。
猫が何を必要としていて、何に不満があるのかをゆっくり考えながら気長に猫と向き合っていくようにしましょう!
☆どんな接し方、治療をしたらいいか?
原因に応じた対応策を取るのが一番効果的ですが、一般的な対処方法としては以下の方法があります。
・猫と一緒に過ごす時間を増やす。
(一緒に遊ぶ、ブラッシングを小まめに行う等)
・トイレの数を増やす。
・一人で落ち着ける空間を作る。
・自由に外が眺められるよう階段や通り道を設ける。
私たちでできる対処方法でも対処できない場合や、身体状態が思わしくない場合は動物病院へ連れていきましょう。
必要に応じて猫用の抗うつ剤を処方してもらうこともありますよ。
また、うつ病を改善するためのアドバイスを聞ける可能性もあります。
猫の元気を維持するためには、飼い主の元気も大切であることを念頭に置いて一人で抱え込まずに対処していきましょう!
③まとめ
猫に元気がない、いつもと違う等の変化が見られたら、うつ病や精神的ストレスを抱えていないか気にかけてあげてくださいね。
誰しも心に余裕がなくなると元気がなくなったり、引きこもったりしたくなります。
大切なのはしっかりと猫とコミュニケーションを取りながら不安を取り除いてあげることですよ!