日本に多く存在するサビ猫は、見た目もさることながら三毛猫と同じ珍しい特徴を持つ猫です。
茶色と黒が斑になった被毛は「なんだか怖そう」、「攻撃的な性格しているのかも?」と思われがちですがそんなことはありません。
実は非常に飼いやすい猫ともいわれるサビ猫の性格とはどんなものなのか?特徴や魅力、飼い方と併せてご紹介します!
①サビ猫ってどんな猫?
<さび猫の特徴>
☆被毛の色
黒と赤の2色の被毛を持つ猫のことを指し、短毛、長毛さまざまな猫種にサビ猫は存在しています。
代表的な例として長毛種のペルシャ、短毛種ではマンクス、バーミーズ、雑種などにこの色合いを持つ猫が居ます。
☆性格
1.穏やかで協調性がある
黒猫の人懐こさとトラ猫のお調子者気質がうまく混じり合った穏やかな性格をしています。
飼い主や同居動物へも配慮ができ、自己主張が強いということがありません。ただし、懐いてくると自己主張が強く出たり、より自分が愛情を傾けてもらいたいと思う嫉妬深い傾向もあるようですね。
基本的には配慮ができるタイプの猫なため、お互い良い関係で同居しやすいと思いますよ。
2.賢い
人の動きをよく見ているため、飼い主が怒ったり喜んだりすることに対して敏感です。
天然系でちょっとおバカな猫もかわいいですが、サビ猫にはどちらかというとそういった雰囲気はありません。
周りをよく見て慎重に考えることができるタイプの猫であるため、賢さが際立っています。
3.甘えん坊
懐いてくると、非常に甘えたがりになる傾向があります。
☆性別
三毛猫同様に、基本的にメスのみ存在します。
もしサビ猫のオスを見かけたら、3万分の1の確率に出会えたラッキーと言えるでしょう。
サビ猫がオスとして生まれる場合は、クラインフェルター症候群と呼ばれる3万分の1の確率で起こる染色体異常が発生しない限り生まれてくることはありません。
②サビ猫の魅力
雑種のサビ猫であればより健康的で病気をしにくいです。
純血種のサビ猫であれば、それぞれ猫種特有の病気にかかりやすくなっているため猫種に応じた対応を取っていく必要があるでしょう。
また、見た目で敬遠されがちではありますが飼ってみたらとても魅力的だったという飼い主の声が多いのもサビ猫のうれしい特徴ですね!
③サビ猫を飼う上でのおすすめポイント!
☆2つとない柄
サビ猫の模様は全く同じといったものがありません。
色の比率、色の散り具合などそれぞれが微妙に異なっており、とても特徴的な色合いになっています。
自分だけのお気に入りの柄のサビ猫を見つけたら、そこにしかその猫は居ない可能性があります!
☆飼いやすい
基本的に穏やかで様々なことに配慮できる性格を持つため、初心者でも飼いやすい猫なのではないかと思います。
④まとめ
物珍しい被毛の模様とは裏腹に全く攻撃的な性格がないのがサビ猫です。
それどころか世界に一つとない珍しい模様の猫と出会える機会もあるサビ猫はオスでなくとも非常に稀少度が高い猫と言えるのではないでしょうか。
実際にサビ猫に触れる事でサビ猫の思った以上のかわいさに良い意味で期待を裏切られること間違いありませんよ!