身近な猫である雑種猫ですが、純血種とは一味も二味も違った魅力ある猫です。
そんな雑種猫にはどんな種類があるのか?種類によって性格はどうなのか?飼い方・特徴や、高級ブランド猫との違いについてまとめてご紹介します!
①雑種猫とは?どんな猫?
簡単に言うと無作為の繁殖した猫であり、多様な種類の血を受け継いでいるのが特徴です。
ペットショップなどで取り扱われているミックスと混同しがちですが微妙に意味合いが異なります。
ミックスは異なる純血種2種類のミックス猫のことをいい、雑種は比較的どこででも出会うことができる野良猫に近いタイプです。
②雑種猫の特徴
☆被毛の色から見る雑種猫の種類
色の数 | 種類 |
<1>単色 | 灰猫、白猫、黒猫、茶色猫 |
<2>縞なし・ブチ模様
(1色+白) |
灰白猫、黒白猫、茶白猫 |
<3>縞あり(2色) | サバ猫、キジトラ猫、茶トラ猫 |
<4>縞なし3色 | 三毛猫 |
<5>縞あり3色
(シマ+白) |
サバ白猫、キジ白猫、トラ白猫 |
<6>他 | シマ三毛猫、サビ猫 |
☆種類ごとの性格
・白:気が強く、クール、一人で過ごすことが好きで高貴な性格を持ちます。
・黒:甘えん坊、温厚、人懐こいため飼いやすいタイプの猫です。
・灰:穏やか、引っ込み思案、奥手な面もありますが誰とでも仲良くなれる面もあります。
・黒白猫(ブチ):つかみどころのない極端な性格。賢く、気の強い性格です。
・サバ猫:気難しいタイプと穏やかで誰とでも仲良くなれるタイプが居ます。
・キジトラ猫:慎重、警戒心が強い、神経質な面はあるが仲良くなるととても甘えてくるタイプです。
・茶トラ猫:活発で明るい元気な性格です。オスは甘えん坊が多いのも特徴です。
・三毛猫:猫らしい性格、気まぐれで甘えたり怒ったりのお姫様タイプ。
・サビ猫:マイペースで奥ゆかしい。イタズラ好きでやんちゃなタイプもいます。
・シマ三毛猫:普段は穏やかだが、実は強くて怒ると怖いタイプです。
②雑種猫の飼い方
雑種を飼われる方の猫との出会いは、拾う、里親として引き取る場合が多いのではないでしょうか。
子猫であれば、ペットショップで購入する場合と同じようにお世話してあげましょう。
成猫の場合は猫の性格にあった接し方が必要です。
人を警戒する傾向があるため注意しましょう。
またトイレなど一緒に生活する上で必要なしつけは徐々に行っていきましょう。
食事や生活環境、予防接種など基本的にはほかの猫と同様に行っても大丈夫です。
③高級ブランド猫との違い
☆探す手間はあるが比較的入手しやすい
お金をかけずに譲り受けやすいです。
譲渡会や里親募集などの情報を探してみると常に募集があります。
各保健所や、保護団体などお近くの保護施設を探しても良いですね。
☆遺伝的な病気がほとんどなく病気にかかりにくい・身体が丈夫
雑種猫は多様な猫種の血が混ざっているため、身体が丈夫で病気にかかりにくいのがメリットです。
☆繁殖力が強い
身体が丈夫であるため一度に多くの子猫を産んだり、高齢になっても出産可能な場合もあるため、しっかりと対策をする必要があります。
☆人に懐くのに時間がかかるかも?
引き取るまでにどのような生活をしていたかによって、警戒心が強くなっていることがあります。
その場合は懐くまである程度時間がかかることもあります。
④まとめ
雑種は複数の血筋を引き継いでいるためつかみどころのない性格をしている猫が多い点が猫らしく感じて面白いですね!
種類も豊富で決まったパターンがあってもそれぞれ模様も、性格も異なっているため、オンリーワンの猫ちゃんをみつけるのにはうってつけの種類ではないでしょうか。
雑種猫の良さは高級猫にないランダム性ですね!