猫アレルギーを持っている方って意外に多く見られます。
猫アレルギーだけれど猫を手放さずに飼いたい、または猫アレルギーを持っているが猫を飼ってみたい方にとっては一刻も治したいアレルギーといえるでしょう。
猫アレルギーを治す方法ってあるのでしょうか?
今回は猫アレルギーに効く治療薬や漢方についてお話ししていきます。
また、猫アレルギーによるかやみや咳、頭痛を治す方法もご紹介します。
1 猫アレルギーが起こる原因
猫アレルギーは、猫のフケや唾液、尿、猫の毛が含まれたアレルゲンが、色んな場所に飛び散ることで起こります。
このアレルゲンを体内から追い出そうと免疫機能が働きますがこれが過剰の反応するとアレルギーになります。
そのため、猫アレルギーを発症し、咳やくしゃみ、かゆみ、頭痛といった症状が現れます。
猫アレルギーは、基本的に花粉症やアレルギー性鼻炎といったアレルギーのひとつなので治療薬も兼用できると言われています。
2 猫アレルギーに効く治療薬や漢方って?
2-1ノラタジン
ノラタジンは、抗アレルギー薬の一つです。
ノラタジンは、医師の処方が必要になりますが、比較的安価な薬です。
アレルギー全般に効き、アレルギー性鼻炎やじんましんなどといった症状に特に効果が見られます。
猫アレルギーの症状の鼻水やくしゃみなどに効くでしょう。
抗ヒスタミン作用でアレルギーを抑えることができ、抗ヒスタミン作用の薬によくみられる眠気の副作用が比較的少なくなっています。
副作用としては、腹痛やだるさ、吐き気、便秘、口の渇きがまれにみられるでしょう。
価格は、1錠あたり40.2円となります。
2-2アレグラ
アレグラは、薬局で買えるので手に入りやすい薬です。
花粉症に効く薬で、くしゃみ、鼻水、といった猫アレルギーにも代用できます。
アレルギー薬は効果が出るまで時間がかかることが多いですが、アレグラは即効性があります。
副作用としては、眠気や吐き気、頭痛といった症状が現れることがあります。
市販薬が、28錠入りの場合で@67.4円となっています。
2-3漢方
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)は漢方のひとつでインターネットや薬局で手に入れることができます。
小青竜湯は、くしゃみ、鼻水といった鼻炎症状や咳などに効果があります。
また、目のかゆみにも効き、花粉症に似たような症状の猫アレルギーでお悩みの方にも安心の漢方だといえるでしょう。
体全体の調子を整えて、これらの症状を良くしていくのが特徴となります。
眠くなる成分が入っていないため、運転をよくする方や仕事中も安心して飲むことができます。
ツムラの漢方小青竜湯エキス顆粒は、希望小売価格が4日分で1500円(本体価格)+消費税となっています。
3 猫アレルギーのかゆみ、咳、頭痛の予防法は?
猫アレルギーでかやみや咳、頭痛といった症状を治すにはアレルゲンに接触しないようにすることです。
猫を飼っている場合、猫と関わらないというのは不可能ですが、猫の毛がアレルゲンになっている場合が多い場合は、猫の毛を排除することでアレルギーを抑えることができます。
3-1 掃除機や空気清浄器
フィルターの目が細かいHEPAフィルターを使うと細かい粒子も取り除くことができます。
空気中に漂っている猫の毛やほこりを吸い取り空気をきれいに保ちましょう。
3-2 清潔にする
布団やカーテン、カーペット、ぬいぐるみ、シーツなどは、アレルゲンが多く見つかっています。
長年洗っていないカーテンや日光に当てていないぬいぐるみなどはありませんか?
カーペットも取り外しフローリングにするといいでしょう。
これらを洗濯したり、捨てたりと清潔に保つことでアレルゲンが除去できます。
3-3 猫のシャンプーをする
シャンプーによりアレルゲンがぐんと減ることが分かりました。
猫はシャンプー嫌いなコが多いですが効果は抜群です。
ブラッシングをしてシャンプーを1週間に2回行いましょう。
3-4 アレルゲンを減らすペットフードを与える
猫が毎日食べるキャットフードを替えるのもいいでしょう。
オメガ3脂肪酸が含まれているキャットフードはフケや抜け毛を減らすため、ブラッシングを一緒にすることでアレルゲンを抑えることができます。
かかりつけの動物病院で聞いてみましょう。
3-5 手洗いを徹底する
猫を触った後はちゃんと手洗いをしましょう。
猫は首、顎の下がなでられて嬉しい場所なのですが、その場所にはアレルギーの原因物質がたくさん付いています。
家で飼っていたら毎回手洗いはしない方も多いかもしれませんが忘れずに行いましょう。
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4 まとめ
猫アレルギーは、猫好きには辛いアレルギーです。
治療薬や症状を治す方法もありますので、まずは試してみてください。
部屋の中で漂っているアレルゲンを排除し猫アレルギーを改善しましょう。
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