猫アレルギーで咳が止まらない場合どうしていますか?
そんなときの対処法や咳を止める市販薬の紹介、咳と喘息についてまとめてみました。
咳が止まらず困っている方は必読してくださいね。
①咳が出る原因
アレルギー反応で咳が出るのは体からアレルゲン(抗原)を出そうとするからです。
猫のアレルギーは8種類ありそれらは花粉の1/10くらいの大きさなのです。
このとても小さなアレルゲン(抗原)が空気中を舞い体内に入ってしまうと咳などのアレルギー反応が起こってしいます。
これには個人差があるので風邪気味程度の咳の人もいれば咳込みすぎて呼吸が苦しくなるような人もいます。
②猫が原因で咳が止まらない場合の対処法
免疫疾患であるアレルギーは自然治癒で治ることはありません。
咳が止まらなくなったときは緩和するための対処法を取りましょう。
くっついているアレルゲンを離す
まずは猫の側からすぐに離れてくださいね。
そして、口内や喉についているアレルゲンをうがいで洗い流します。
そして着衣しているものにもアレルゲンは付いているはずなので綺麗なものに着替えます。
なるべく外の空気を吸いましょう。アレルゲンを吐き出すようなイメージがいいですね。
部屋掃除
自分の対処が完了したら部屋の掃除を行います。
必ずマスク等をつけて掃除中にまたアレルゲンを吸い込んでしまわないようにしましょう。
布団、ぬいぐるみ、カーペット、カーテンと布製品にアレルゲンは付いています。
出来るだけ布製の物を少なくしておくと咳が落ち着くこともあるそうです。
そして一番見落とされがちなのは「壁」です。
壁にもアレルゲンは付着していますので濡らした雑巾などで拭いてから乾拭きを行ってください。
それでも咳が止まらない場合は早めに病院にいきましょう。悪化してからでは動くことすら出来なくなってしまいます。
③咳が止まらない場合の薬
アレルギーで出る咳の症状を抑える薬で「抗アレルギー薬」「抗ヒスタミン剤」などがあります。
市販でも売られているものがありますので紹介していきます。
効果の弱い順番にエリアス、アレグラ、アレジオン、ジルテックがあります。
今はいろいろな種類の薬があるのでどれが自分の体質に効果があるのか確認して飲んでいくようにしましょう。
エリアス
エリアスはクラリチンの追加新薬で市販でも購入できるようになりました。
効果は他の薬に比べて弱いのですが眠気や口渇が少ないお薬です。
アレグラ
アレグラは、久光製薬がアレグラFXという市販薬を販売しています。
今では多くの方が知っていて使っている薬になります。
猫アレルギーに効く薬アレグラの効果と価格は?副作用と注意点は?
アレジオン
アレジオンはエスエス製薬からアレジオン10という市販薬を販売しています。
もともと処方箋のみだったのですがアレジオンの配合量などが変更され市販薬としても販売されるようになったのです。
ジルテック
ジルテックの場合、ストナリニZが市販薬になります。
ジルテックは第1類医薬品に分類され15歳以上の服用になり15歳未満のお子様が服用できるジルテックの市販薬はありません。
抗アレルギー薬、抗ヒスタミン剤はアレルギー症状の咳を緩和してくれます。
④咳と喘息
咳が出るから必ず喘息になるとは言い切れません。ですが咳が悪化すると喘息を誘発してしまうことは確かにあります。
喘息は咳が止まらなくなり呼吸が出来くなり息苦しくなります。
これは猫アレルギーで咳の症状が出ていない人も注意して頂きたい事項です。
突然猫アレルギーで咳が出だして一気に喘息までなってしまう可能性もあるのです。喘息は最悪の場合死に至ります。
甘く見ずにしっかりと対処を行っていきましょう。
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⑤まとめ
猫アレルギーは治るものではありませんが緩和や対処は行うことができます。
咳が止まらない場合放ってはおかずに病院を受診したりお薬を飲んで対処しましょう。
市販薬も充実してきているので自分に合った薬を探したり、長期間の服用が必要な方は少し安めの薬を試したりとできることを一つずつ行っていってください。
猫アレルギーで咳が止まらない時は、病院受診かお薬か掃除か自分で判断し少しでも症状が軽くなるようにしていきましょう。