子猫の下痢が続くのには未発達の体であるためや、病気の影響が考えられます。
病院へ連れていくべき下痢なのかを判断するポイントは何なのか？
子猫の下痢が続く原因、下痢の治療・対策方法、下痢が続く際のミルクや餌は何を選んでいけばよいのか等についてまとめていきたいと思います！
①子猫の下痢が続くとどうなる？
子猫はまだ体力があまりありません。
1日の中で下痢が何度も続くとたちまち脱水症状を引き起こしてしまいかねず危険です。
こういった場合は早めに病院へ連れていきましょう。
それ以外に1回だけ下痢をしたといった場合は、口にした食べ物やストレスの影響を受けている可能性もあります。
下痢をした回数や、子猫の様子をしっかりと観察し病院へ連れていくべきか判断していきましょう。
②子猫が下痢を引き起こす原因はなに？
☆身体的なもの
子猫であるためまだ身体が出来上がっておらず食べた物がしっかりと消化できず下痢になることもあります。
☆ストレスの影響
新しい家に連れて来たばかり、新しい猫と同居することになった等の環境の変化は子猫に大きな負担をかけます。
極度の緊張やストレスで下痢を引き起こすこともあるでしょう。
☆口にした物による影響
添加物が多いキャットフード、人間の食べ物、賞味期限の過ぎたキャットフード、保存状態の悪いキャットフードなどの体質に合わないフードや、食べ物ではない異物(紐、ビニール、洗剤、おもちゃ等)を食べたことが原因になる場合もあります。
☆病気
ウイルス感染、寄生虫の影響によって下痢を引き起こすこともあります。
嘔吐や貧血などその他にも異常が見られる場合、1日中下痢が続く場合は何らかの病気になっている可能性が高いです。
人間や、同居動物への感染の危険性もあるため、なるべく早く動物病院へ連れていきましょう。
③子猫の下痢を治療する方法は？
病気ではない場合は、環境からくるストレスを可能な限り取り除き、粗悪な素材、添加物のないお腹に優しいキャットフードへ見直すことが大切です。
その他に、市販薬として利用できるのが「ビオフェルミン(乳酸菌製剤)」です。
人間用の薬剤ではありますが、整腸作用が期待できます。
ただし、即効性がある下痢止め薬ではなく栄養補助食品として考えて頂くのが良い薬ですね。
少しでも病気の疑いや、気になる点がある場合は病院へ連れていくことが大切です。
体力がない子猫であることを考えると、自分で対処するより病院へ連れていく方が安心ですよね。
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④子猫が下痢になったら考えたい食事(ミルクや餌)
子猫用のミルクや餌を与えることが大切です。
ミルクの濃度が合わないと下痢につながる可能性が高くなります。
また子猫の体温と同じ位のぬるい温度で与えることがお腹へ負担をかけないことに繋がりますよ。
与える餌の保存状態をしっかり管理し衛生面にも気を付けてあげましょう。
下痢によって失われた水分を補うのにウェットフードを使用するのも良いでしょう。
⑤まとめ
下痢が続き、嘔吐や貧血などの体調不良もある場合は病院へ連れていくのが第一です。
元気があり病気の疑いが低くときおり下痢をするといったような場合は、口にする物について見なおしてみることが大切です！
