かわいいけれど見過ごせない子猫の「噛む」行動。
子猫が本気で噛まない内は…大丈夫!そんな考えでいると今後お互いに良くありません。
そんな子猫の「噛む」理由、いつまで続くのか?
といった猫の性質や、治すための対策方法についてまとめていきたいと思います!
①子猫が噛むのはなぜ?
子猫が人や物に噛み付くのにいくつか理由があるのをご存知ですか?
理由として以下のようなことが考えられます。
・遊び足りず遊びを催促している。
・じゃれて遊んでいる。
・遊びに夢中になりテンションが上がり過ぎた。
・ストレスが溜まっている、ストレスのかかる遊び方をした。
(猫じゃらしをいつまでも取らせてあげずイライラさせた等)
・今は構って欲しくない。
・うれしくて気持ちが高ぶった。
・噛み付いたときの飼い主の反応が面白い。
一緒に遊んでいるときにじゃれて噛む、体を撫でている時に突然噛み付くといった行動があるのはこういった理由からなのですね。
一般的に考えれば、成猫になるにつれて「噛む」行動は自然となくなっていくようになります。
成猫になっても治らない場合はしつけによって対策していくことが大切です。
成猫になってからお互いに困ることがないよう、早めの対策をしていきたいですね。
②子猫のしつけコツ
飼い主は、子猫に噛まれることが嫌であることを分かってもらえるようにしましょう。
子猫が噛んできたら遊びを続けない、「ダメ!」と伝える等の行動で、噛んだら飼い主が「嫌だ!」ということを子猫の頃からしっかりと伝えていきましょう!
また一人遊びができる環境、習慣を作ってあげることも大切ですよ。
③子猫が噛む場合の対策方法
☆子猫と遊ぶ時に気をつける
私たち飼い主の手や足が子猫にとって遊び道具であると思わせないようにしたいですね。
一緒に遊ぶときは猫じゃらしなどで遊んであげるといいですよ。
☆おもちゃを用意する
口を傷付けない柔らかい素材のおもちゃを用意しいつでも歯の痒みを解消できる環境を整えてあげましょう。
また、遊び足りなくならないよう一人でも充分遊ぶことができるおもちゃやキャットタワー等を用意するのも良いですね。
☆猫の状態によって接し方を考える
猫にもそっとしておいてほしいときがあります。
しつこく構ってしまうと怒って噛むかもしれないですよ。
ただし、親や兄弟に行う甘噛みでの「噛む」行動もあります。
子猫がなぜ噛むのか、嫌がる接し方・タイミングではなかったか、どんな場合に噛む行動があるのか等の視点をもちよく観察してみましょう。
子猫と良好なコミュケーションを取っていくことが大切ですよ。
☆子猫が噛む問題行動に対処する
一番大事なことは子猫が噛んでも毅然とした態度で接しましょう。
急に叫んだり、怒ったり猫にストレスを与えることはよくありません。
また子猫と一緒に遊んでいる際、子猫に「楽しくない!」と思わせてしまうような遊び方になるとこれまた子猫にストレスをかけてしまうので、問題行動へ繋がります。
一緒に遊んでいるときの様子をよく観察して適度な距離感を保てるようにしたいですね。
長く一緒にいれば自然と分かってくるようになると思います。
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④まとめ
成猫になるにつれて徐々になくなるはずの「噛む」行動ですが、もしなくならない場合はしっかりとした「しつけ」が大切です。
共に楽しく過ごしていけるようきちんとコミュニケーションをとっていきましょう。