子猫生後1ヶ月~3ヶ月の育て方は?エサはどうする?

生まれたばかりの子猫はとても愛くるしいですよね。一方、自分で育てるとなると子猫の飼育が初めてという方にとっては不安なこともたくさんあるのではないでしょうか。特に生後1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月あたりについては、わからないことだらけだし、身体が弱いのでちょっとしたことで命を落としかねないので不安はつきません。

「今まで猫を飼ったことがない」「子猫をちゃんと育てられるのか不安」という方でも安心して飼えるよう,飼育環境の準備から子猫の餌についてお伝えしていきます。

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子猫を受け入れる準備はできてる? 何が必要?

必ず必要というものは案外少ないです。最低限準備が必要なものを挙げていきますね。

ペット可の部屋

賃貸物件に住んでいる場合,こちらは絶対条件ですね。

トイレ

基本的には猫砂を使います。

用を足した後に足で砂かきをするので,壁があるタイプのトイレだと部屋も汚れません。

さらには砂取りマットも敷いておけば安心ですね。他に「消臭・除菌スプレー」もあるとトイレ空間も快適です。

エサ入れ

水用とフード用,2つ準備しましょう。食べやすいものであれば大丈夫です。

キャリーバッグ

お出かけ時,主に動物病院に行くときに必要になります。

爪とぎ

部屋の壁などが傷つけられたくない場合はあらかじめ準備しておきましょう。私の実家では子猫段階で準備していなかったために,ふすまでの爪とぎが一生続きました(笑)

保温グッズ

猫は寒くなってくると暖かいところを好みますが,特に生後間もない子猫を迎え入れる時にはカイロや毛布など準備しておきましょう。

これらに追加して,猫ベッドやキャットタワー,おもちゃ,おやつなどを買って猫が喜ぶおうちにしていきましょう。

子猫生後1ヶ月~3ヶ月の育て方と餌について

ミルクの飲ませ方や量は?

子猫はおよそ1か月半まで母乳のみで育ちます。しかし,その成長過程の子猫を受け入れる時には親猫に代わってお世話しないといけません。

次のものを準備しましょう。

「子猫用」ミルク

子猫の体調に影響を及ぼす恐れがあるので,必ず「子猫用」を選びましょう。

哺乳瓶

こちらも「子猫用」を選びましょう。最初,上手く飲めない時はシリンジやスポイトなどでも代用可能です。歯が生えてきたらゴムを噛みちぎる可能性もあるので注意してください。

ミルクの与え方

ミルクは母乳と同じ約38度くらいまで温めて与えます。

量は基本的に子猫が欲しがった時に欲しがる分だけ与えますが,1日の頻度・量の目安は次の通りです。

子猫用ミルクにもそれぞれ目安分量が定められていると思いますので,あくまで参考程度にしてください。

生後1日~生後10日 2gを5~6回

生後11日~生後20日 4gを4~5回

生後20日~生後30日 8gを3~4回

子猫によって排泄してからの方がたくさん飲む子もいます。飲み終わった後は,口元を濡れた脱脂綿などで優しく拭き取ってあげましょう。

離乳食はいつからいつまで?

1か月を過ぎたあたりから徐々に離乳食に切り替えてみましょう。歯が生えてきたあたりが離乳食開始の目安です。

しかし無理は禁物なので,子猫の成長具合など様子を見ながら進めてください。ミルクから子猫用フードと水のみの食事へ切り替えていきましょう。

3か月を終えるまでは栄養をしっかり補給するため子猫用フードを続けます。

まとめ

通常,子猫は親猫のもとで育つため,私たち人間が代わりに育てるとなると丁寧なお世話が必要になりますね。

ミルクを与えているうちは人間の赤ちゃんを育てるのと同じくらいに大変かもしれません。

しかし,猫は長生きすると20年近く一緒に過ごすことになります。

子猫のうちから大切に大切に育てていきましょう。

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