なぜ猫はしっぽをふるのか?15種類の振り方で気持ちがわかる?

猫は、言葉を持っていません。コミュニケーションの手段として鳴き声・ジェスチャー・マーキングがあります。その中でも、特にしっぽですね。

なぜ、猫はしっぽをふるのでしょうか。

尻尾を振る理由は何か伝えたいことがあるからです!色々なサインを出しています。

見た目、しっぽの振り方を15種類ご紹介します。

15種類のふりかたで猫の気持ちを探ってみましょう!

人間のように寝る猫

1 しっぽを真っ直ぐ上に立てる

1-1 うれしいな~・甘えたいな~

かまってもらいたい時やご飯がほしい、飼い主さんからいい子いい子としてもらいたい時です。

1-2 「こんにちは」などの挨拶

しっぽを真っ直ぐ上に立てた上で、更にしっぽの先をすこし前向きにしている

「こんにちは」などの挨拶の意味があります。猫って気ままで挨拶とも無縁そうに見えますが、意外と律儀なんですよ。

2 しっぽの毛を膨らませながら逆立てする

2-1 「なにする気!」「触らないで!」「なんだお前は!」

驚き・恐怖を感じています。相手を威嚇、攻撃態勢を見せるために鳴き声をあげることもあります。更に全身の毛も逆立てる事があります。

2-2 私は強いのよ!

強気を見せようとしています。威嚇とは別で体を大きく見せて自分を強く見えるようアピールしていますね。

猫は気まぐれなので怒ったかと思えば、もうかわいい声を出したりします。その差を観察すると面白いですね。

3 しっぽの真ん中を持ち上げ、先を垂れさせる

3-1 今から攻撃するぞ(じりじり近づく雰囲気)

臨戦態勢に入っており、今すぐにでも攻撃するぞといった合図ですね。

この場合はものすごく威嚇してきたり、噛み付かんばかりに前へ出たりと、まさに一触触発ですね。手を出すと噛みつかれる状態なので近づかないようにしましょう。

3-2 「私は強いのよ!さぁ、覚悟しろ!」

しっぽを逆立てさせて、山形の形にして相手よりも大きくしっぽを見せようとします。また、毛も逆立ていっしょに大きく見せます。

襲い掛かってくる寸前の状態なのでこうなったらもう、事が治まるまで見守ります。

4 しっぽを後ろ両足の間に挟んだり、体に密着させる

4-1「攻撃しないで、何もしません!」

ふてぶてしい表情で睨みつける猫

しっぽが下で体の中に入り込んでいるのは弱気になっている状態です。

何かに対して強い恐怖を感じ、萎縮しています。しっぽも含めて、体を丸め小さく見せることによって怖がっている相手に「攻撃しないで」と訴えかけています。

4-2 強気になっている時

しっぽを逆立て、上に上げているならば強気の状態です。

5 しっぽがダラーンとした方へ下がっている

5-1 叱られて「がっかり」している時

何かでしくじりをして、親猫や飼い主さんから叱られた時のしぐさです。人間でいうと「肩を落とす」感じでしょうか?

5-2 「体の具合が悪いよ」

体調がすぐれない時や元気のない時にします。もしかしたら病気の場合があります。おかしいなと思ったら病院へ。常日頃、観察が大事ですね。

6 しっぽをお腹にくっつける

「わぁ!きゃぁ、こわい!なにが起こったの?!」

急に飼い主さんに抱きかかえられた時、知らない人に抱きかかえられた時などに見せるしっぽの状態です。

うれしくて、しっぽを引っ付けるのではありません。恥ずかしさでもありませんよ。あまりにも突然に抱えられたのでびっくりして怖がっているのです。

7 仰向けなった状態でしっぽを早く動かす

「嫌だ、やめて、うっとうしいなー、イライラ」

飼い主さんがふいに抱きかかえようとした時に機嫌が悪かった、そもそも今は触られたくない気分、嫌だといった気持ちがある場合のサインです。猫の様子を見ながら、抱っこしてあげる方がいいですね。

8 立ち止まってしっぽをゆっくりと大きく振る

「あれはなんだろう?」「わぁ!あれは何だ?!」

やや興奮状態です。強い興味と好奇心からでる振り方で、興味のあるものにしか反応していない時です。その猫が、どんなものへ興味をしめしているのか観察できますね。

すぐに、どうこうするわけはないですが、気持ちが高揚しています。

9 寝そべっている状態で大きくしっぽを振る

9-1 「落ち着くなぁ」

猫が横になった時はかなりのリラックスになっている状態です。しっぽをゆったりと揺らし、安心しきった状態です。

9-2 考え中?

物思いにふけっている状態です。「何しょうかな?」「人生とは?」と考えているかもしれませんね。この状態の時は、そっと見守りましょう。

10 丸くなって小刻みにしっぽを小さく振る

10-1 「なんだか不安だな」

餌を食べるネコ

大きく振れば気持ちは大きく、小さく振れば気持ちは小さく不安定になります。

大なり小なり落ち着かない気持ちがある時です。

引っ越しなどで猫が住んでいた環境が変わると、場に慣れるまで落ち着かないことがあります。不安のサインです。すぐにでも住む場所を決めてあげましょう。

11 立ったまま、左右にしっぽを振り回す

11-1 「強いのだ」とアピールしている

闘争心の現れです。かなりやる気があることをアピールする振り方です。今にも攻撃するぞという合図ですね。

11-2 犬は、うれしいサイン

猫は威嚇のための振り方ですが、犬はうれしいサインなので間違えないようにしましょう。しっぽをよく振っているからといって触ろうとすれば、猫パンチが飛んできたり、シャーっと鳴いて噛み付かれますので気をつけましょう。

12 座ったまま、バタバタと激しく大きい振り方をする

イライラ、不機嫌な状態です。何かしら不満があるということです。どうしてこうなったのか?猫にとって気に入らない行動をしてしまっていないか?一過性のもの(きまぐれ)か?見極めが必要ですね。

そんな時は猫を撫でたり、ご機嫌伺いをしないようにします。

イライラしている時は、取り合わないようにしましょう。そっとしておくことです。けっして撫でたり、ちょっかいを出さないことです。

飼い主さんの優しさが逆効果になります。

13 しっぽの先でちょろちょろと振る

13-1 獲物を見つけた時

獲物を見つけた時の反応でちょっぴり興奮状態です。「なにかいるぞ、あれは何だろう」と確認をしています。どんなものを見つけたのか?気になるところですね。

13-2 無我の境地

獲物を見つけたわけでもなく、考え事やぼんやりとしている状態。しっぽが微妙に動くことがあります。無我の境地でしょうか?

14 睡眠中でのしっぽの振り方

image

「呼ばれた気がする…(ほとんど寝ているような状態でも呼びかけに反応している)」

寝ている時に名前を呼んだり、声をかけるとわずかにピクピクとしっぽが反応します。

「なぁに?(今は眠いんだけどな)」

とても眠くて面倒、だけど「聞いてますよー」としっぽでお返事しています。

寝ている猫は、呼ばれても起きません。眠たいのですから、そっとしてほしいのです。

しかし、飼い主さんには嫌な態度を取るわけにいきません。面倒だけど、とりあえずお返事します。

15 座ってしっぽを上下しながらバタバタと音を出す

15-1 思案中

リラックスをしながら、何かを思案中です。「今から何をしょうかな?」と思いにふけリながらしっぽを振ります。

15-2 次の行動へ

お腹いっぱいになったし、「さて、どうしよう?」寝るか・遊ぶか・と考えながら外を眺め、しっぽをバタバタとさせます。

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その他気になるしっぽの動きと気持ち

1 しっぽを巻き付ける

「おねだり」したい気持ちがあります。

猫が近づきしっぽを巻き付ける動作をしてきたら何かを要求していることでしょう。

この時の理解できると更に猫と仲良くなれますね。

2 しっぽで飼い主をビシビシ叩いてくる

飼い主の気を引きたい時、一緒に遊びたい、遊びに誘っている時です。

3 しっぽをくねくね動かす

「一緒に遊びたい」気持ちがある時、もしくは発情期に入り異性を求めている時にこのような動かし方をします。

気を付けたいしっぽの動き

尻尾をお腹に引き込んでくっつける(怯え)、小刻みに動かす(不機嫌)、大きくバタバタを動かす(イライラ)行動をし始めたら、構いすぎたり、無理やり抱っこするのはやめましょう。

猫の信頼感を損ねたり、最悪の場合猫に嫌われてしまう場合があります。

細心の注意を払って接しましょう。

しっぽは触っても良いもの?

しっぽを動かす神経の根元(要はしっぽの根元)には後ろ足、下腹、陰部など体の大切な器官を動かす神経と繋がっています。

そのため、しっぽ全体のどこかの神経を傷付けるようなことがあればたちまち後ろ足、下腹、陰部に異常を起こしてしまう危険性があるのです。

なんとなく飾りのように感じてしまうしっぽですが、私たち人間の脊椎位に大切な器官であることを理解しながら大切に扱いましょう。

まとめ

暑さでダメになる猫

このように、猫のしっぽの振り方にはいろいろな意味や気持ちがあります。

猫のしっぽの気持ちがわかると楽しくなりますね。

しっぽの振り方の意味を知っておけば猫とよりコミュニケーションができます。

お互いの距離感もわかってきますので、猫とのつながりがよくなっていくでしょう。

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猫が大好き。愛猫の名前はフク、タマ、ゴン、チビ、ミケなど。野良猫を庭で勝手に世話をして家族に怒られることも。わがまま、気まぐれで邪魔ばかりするけど、そんな猫の存在が私の生きがいです。沢山の記事を読んでもらえれば嬉しいです!

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