店頭で目にすることも多いアイムスの猫餌。
購入しやすい値段で、スーパーなどでも売っているので実際に与えたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回はアイムス猫餌の価格や安全性はどのようになっているのか、また評判(口コミ)や体験談をまとめてみました。
1 アイムス猫餌の安全性は?
アイムス猫餌の原産国はオランダです。
使われている原材料を確認すると、多く使われている順番は、1位:家禽類(チキン、ターキー、他)、2位:トウモロコシ粉、3位:粗びきコムギ、以下動物性油脂、乾燥ビートパルブ、鶏エキスと続きます。
家禽類との表記は、肉類が入っていることは分かりますが、明確にどの肉が多く入っているのかが分からないため安全性でいうと微妙なところです。
次に書かれているトウモロコシ粉、粗びきコムギは穀物にあたります。
猫の体と穀物は相性が悪く消化を苦手とし、アレルギー源になりやすいため、本来ならなるべく避けたほうがいいでしょう。
動物性油脂は、この表記だけではどの動物の油脂なのかはっきりしません。
酸化劣化が進みやすいため、動物性油脂が入っているフードのほとんどに酸化防止剤、保存料といったものが配合されています。
酸化防止剤の表記が義務ではないため、どれくらい使われているのか曖昧なところが怖いです。
その他に気になるのが、ピートパルプが使われているところです。
ピートパルプは、砂糖大根の絞りカスで食物繊維が豊富でお腹の調子を良くすると言われています。もともと便通が悪い子には便秘が悪化するなどあまり良くありません。
言い過ぎかもしれませんが、キャットフードのかさましのために使われているといってもいいでしょう。本来であれば、ピートパルプはキャットフードに入っていなくてもいい成分といえます。
鶏エキスが配合されていますが、エキスであり肉ではないため、特にキャットフードに必要なものではありません。
タンパク質は32%以上含まれていて、猫のエネルギー源はタンパク質なためタンパク質の配合量は合格といえるでしょう。
総合的にみると栄養バランスが完璧なフードとは言えないのかなと思います。
2 アイムス猫餌の価格
アイムス猫餌の価格は、1.8kgで1,728円と割と購入しやすい価格となっています。
1kgあたりで計算すると960円です。
1日あたりでは62円(1日65g消費すると仮定)とコスパがいいでしょう。
3 アイムスの評判(口コミ)や体験談まとめ
良い評判
・獣医さんから、尿路結石のリスクが低いフードと言われ与えています。(まれですが、アイムスを与えても尿路結石になる子はいるらしいです)
・うちの猫はもりもりとたくさん食べてくれます!
・毛並みや便の状態もいいですし、おいしそうに食べています。
・4匹猫を飼っていて10キロのフードを購入しました。たくさん食べてくれます。
・10歳のシニア猫に与えたところ、子猫のときのように元気いっぱいになりとてもびっくりしました。
・アイムスのフードに切り替えて、便秘がちな猫の便通が良くなりました。
・アイムスより高いフードを与えていたのですが、便の調子は高いフードとアイムスで同じ状態でした。
悪い評判
・1.8kgを購入しましたが、小分けにされていたらいいなと思いました。
・においがきつく感じ、フードが粉っぽかったからなのかうちの猫は気にいりませんでした。
・無香料のはずですが、匂いがきにくわないようで食べません。
・においが臭い・・・。神経質な猫は食べないかもしれません。
・9匹猫を飼っていますが2匹しか食べませんでした。こんなに食べないキャットフードはいままでなかったです。
・シニア猫に与えてみましたが、全然食べませんでした。
・多頭飼いしているのですが、1匹が下痢をよくするようになりました。
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4 まとめ
アイムスは、目にする機会も多く手に入りやすい猫餌です。
良い口コミ、悪い口コミと半々くらいですが、匂いに敏感で神経質な猫にはあまり合わないのかなと感じました。
手ごろな値段なので、たくさん猫を飼われている人には助かりますね。
個人的には安全面を考えると、経済的余裕のある方は、別のキャットフードを試してみてもいいですね。