重度の猫アレルギーを持つ人が猫を飼うのは本当に命がけ、生半可な気持ちで猫を飼おうとするのはやめましょう。
とんでもなく辛くキツイ思いをすることになります。
でも「それでも猫と一緒に居たい!猫と一緒に居るためなら何でもする!」といった猫への愛をもって困難を乗り越える人がいるのも事実。
そのような人達はどうやって猫と一緒に過ごす方法を見つけたのか?
重度のアレルギー病状や対策、治療方法、薬についてまとめていきます。
①重度の猫アルルギーになるとどんな病状が出る?
アレルギー症状が最も重く、身体全体に複数のアレルギー症状(皮膚が赤くなる、湿疹が出る、呼吸困難等)が強く表れた状態をアナフィラキシーと言います。
アナフィラキシーになった患者が数分以内に意識障害や血圧低下を起こして倒れる場合は、アナフィラキシーショックを起こした状態と定義されています。
特に赤ちゃんや子供は要注意で、猫アレルギーの死亡例は?赤ちゃんや子供のアナフィラキシーに注意?で注意点など書きましたので、必ずご確認くださいね。
猫アレルギーを克服した青年の話
ザ!世界仰天ニュースである猫アレルギーの青年について紹介されたことがあります。
彼は猫が大好きで猫カフェに勤めていますが、猫アレルギーがどんどん悪化する恐怖に見舞われます。
危なく命を落としそうになりながらもうまくアレルギーと付き合い、最終的には大好きな猫カフェを運営するまでになりました。
これほどの苦労が必要になることは知っておいた方が良いと思います。
(参考サイト: http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20180306_01.html)
②重度の猫アレルギー対策
<予防>
小まめな掃除、換気を徹底しましょう。必ず加湿機能付きの空気清浄機を設置して置くこと。
アレルギー症状や重症度は早めに病院で検査すると安心感があります。
検査については猫アレルギーの検査方法や費用は?原因や病状など検査結果の見方は?の記事で費用、検査結果の見方など詳細に書いていますので、ご確認くださいね。
<治療>
治療は簡単ではありません。長期間アレルギーと付き合っていく必要があります。
基本的には対処療法にて普段起こる症状を押さえつつ、免疫療法などで根本的な治療を行っていくのが良いのではないかと思います。
<薬>
現れている症状に応じた薬を病院で処方してもらいましょう。
市販薬としてはアレグラが有名です。効果や副作用について猫アレルギーに効く薬アレグラの効果と価格は?副作用と注意点は?書いていますが、重度のアレルギーに対して市販薬を使用するのは危険です。
将来的には新治療薬にも期待したいところですね。
関連記事:猫アレルギーの治し方と克服法や対策商品は?新治療薬が発明?
またかかりつけ医を持つことで万が一の際にも対応できるよう、しっかりと普段から対策しておきましょう。
③まとめ
もしかして「猫アレルギー?」と思ったら、早く病院を受診し症状が悪化する前に対処していきましょう。
猫アレルギーの人が猫を飼う危険性をしっかりと理解し、医師と相談した上でアレルギーと付き合っていく方法を探していきましょう!
重度のアレルギーと付き合っていくことは簡単なことではありませんので、出来ることはすべてやらなければいけません。猫アレルギー対策についての徹底解説を[猫アレルギー対策完全版]病状、治療やおすすめの空気清浄機・マスク・市販薬は?しましたので保存版としてご確認くださいね。