猫といえば肉球!と思われるほど、肉球のぷにぷにな触り心地、においが好きな人、多いのではないでしょうか?
足を出して寝ている姿を見るとついついイタズラしたくなってしまいますね。
なぜ猫の肉球の色は様々なのでしょうか。
肉球の色が違う理由や役割についてご紹介します。
猫の肉球の色はピンクか黒か?色が違う理由は?
肉球の色はピンクのイメージがありますが、ピンクだけでなく黒~斑模様まで色々なパターンがあります。
肉球の色は主に、体の色と関連性があります。
被毛の色に白味が強く全体的に色が薄い猫は肉球の色が薄く、黒や茶色、色の濃い猫は肉球が濃くなります。
斑模様の猫は肉球の色が2色混ざっていたりと、様々なパターンがあります。
成猫になるにつれて色が変わる猫もいるそうなので、変化を楽しむこともできますね。
肉球で性格診断?
また肉球には人間の手と同じように手相があり、性格診断もできるそう。
触り心地も子猫~成猫で変わります。
子猫の内は歩く頻度が少ないため、成猫より更に柔らかい肉球になっています。
また一般的に猫の指は5本ずつで計20本ですが、中には6本ずつ計24本の指をもつ多指の猫もいます。
「幸運を呼ぶ猫」と呼ばれ大変重宝されていたようです。
キューバにあるフィンカ・ビヒア・ヘミングウェイ博物館で50匹以上大切に保護されています。
肉球のにおい
肉球から芳しいにおいがする!という方もいらっしゃいます。
そんなあなた!猫のフェロモンにメロメロになっていますよ!
人間用の猫のハンドクリームもある程、愛される肉球のにおい。
肉球には臭腺があり臭いを出しています。
ついつい嗅いでしまう、それはフェロモンの仕業もあるかもしれません。
場合によって肉球から嫌なにおいがすることがあるかもしれませんが、そんな時はトイレが汚れていないか確認してみてくださいね。
肉球の役割
足音を消して獲物にそっと近づく
高い所から降りる時の衝撃を緩和するクッション
走って転ばないように滑り止め
安全に歩くための触感センサー
汗をかき体温調整
網戸を登ったり獲物を捕まえる・物を掴む
顔のお手入れなど
体の状態を維持するために大切な機能を多く持っている部分といえるでしょう。
また病気のサインが現れやすい場所である、ということも大切なポイントです。
例えば、熱があると肉球も熱を持ったりします。
貧血になると色が薄くなる・・・なんてことも。
良くかかりやすい病気としては、形質細胞性皮膚炎や肉球炎があります。
むくんだ後に腫れてきます。
酷くなると歩くことに支障をきたすようになるため、兆候がある場合は早めに病院の受診を検討するのがよいでしょう。
また、構造上ケガをするとなかなか治りにくい場所でもあります。
ぷにぷにつまっている肉球の肉(脂肪)はケガにより、簡単に大きく傷が開いてしまいます。
体重がかかる場所のため治療もしにくく、病気やケガになってしまった場合、早めの対処が必要になってきます。
肉球のお手入れ方法
人間と同じように優しく揉むようにマッサージをしたりクリームを塗って保湿したりするといいようです。
マッサージ中に猫が甘噛みしてきたり、爪を立てるような時は「やめてよ!」というサインのため、機嫌のいい時に再チャレンジするか、やり方をかえてみましょう。
まとめ
触って和み、色や形から性格診断をしてみるのも楽しい肉球。
様々な役割のある肉球は可愛らしいだけでなく、猫にとって大切な器官であるということを常に念頭に置いて、大切な猫の健康維持を考えていきたいですね。
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